OB1.房総の紅葉巡り(関東百名山)
(養老渓谷・粟又滝・大福山・寂光山・高宕山)

1.動 機
 その秋、紅葉を求めてあちこち歩き回っていたが、茨城県や福島県、栃木県の紅葉はもう終わりになってきていた。家から近くて紅葉が一番遅い房総が丁度今盛りになったとの情報があって、今年最後の紅葉を楽しもうと出掛けてみることにした。房総は近い様だが道が遠回りで、福島やt栃木よりも縁遠く情報も少ない。ヤマケイ「千葉県の山」を参考に、一番有名な養老渓谷を第一目標にし、近くの紅葉が綺麗そうなところを選んで歩きまわり、記録では関東百名山の高宕山にも登っていた。
 
2.データ
a)山域:養老渓谷(100m)、粟又の滝(150m)、大福山(292m)、寂光山(246m)、高宕山(330m)
b)登山日:2001/11/26(月)、27(火)
c)日程:26日 自宅 = 養老渓谷 = 粟又の滝 = 大福山 = 国民宿舎清和荘(泊)
     27日 清和荘 = 寂光山 = 高宕山 = 自宅
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000「大多喜」「上総中野」「久留里」「坂畑」

3.山行記録
アクセス 
 森山自宅5:25 = 8:00松尾駅P(朝食)8:20 = 9:50養老渓谷駅P

 一日目に養老渓谷、粟又滝、大福山の三か所を回ろうと欲張った計画をして早朝に我家を出発したのが、ひたすら一般道を走り、R51を南下、松尾駅近くで朝食をとって、目的地の養老渓谷駅の駐車場に車を入れたのは10時に近かった。

3-1)養老渓谷
    養老渓谷駅P10:00 ---- 10:25 観音橋 ---- 10:43弘文洞跡 ---- 11:05共栄橋 ---- 11:30白鳥橋 ---- 11:53宝衛橋 ---- 12:00養老渓谷駅P12:03
(養老渓谷中瀬遊歩道コース:小湊鉄道HPから)

 養老渓谷駅から渓谷まで最短距離の車道を20分ばかり歩くと、赤い太鼓橋の観音橋が見えてきた。出世観音にお参りする時間はないので、観音橋を渡らないで河原に下り、観音橋を下から眺めてから、整然と敷かれたコンクリートの飛び石@を踏んで対岸に渡る。
(観音橋)
(飛び石@)

 S字に蛇行する養老川沿いの道を歩いていくとまた飛び石Aがあり、これを渡ると紅葉が一段と綺麗な遊歩道。
(飛び石A)
(紅葉の渓谷)

 紅葉を楽しみながら歩いて行くと、対岸にく垂直な岩壁に挟まれた絶景峡谷・弘文洞跡が見えてきた。観音橋と共に養老渓谷のシンボルだ。
(弘文洞跡)

 遊歩道を更に進むとまた飛び石Bがあり、向こう岸から団体さんが渡ってきた。今までの飛び石よりも間隔が広くて、みんなが通過するのに随分と時間がかかった。
 その対岸も紅葉が多く、広い遊歩道には人も多かった。
(飛び石B)
(渓谷歩道)

 渓谷の紅葉を楽しみながら共栄橋まで歩いて、橋近くから渓谷を振り返ってから往路を引き返した。
 帰りは観音橋の先で左の道に入ると白鳥橋があった。白鳥橋は吊橋だが頑丈そうで、車でも軽なら通れそう、橋の上からの渓谷もいい眺めだった。
(共栄橋から)
(白鳥橋)

 白鳥橋の先も車道が続いたが、随所に紅葉があって往路で歩いた車道とは大違い、ハイキング気分で歩き、途中のお店に並んでいた立派な自然薯を買い込んで宝衛橋を渡って駐車場に戻った。
(帰り道)
(宝衛橋)


3−2)粟又の滝
    12:14水月寺P(昼食)12:30 ---- 12:40昇竜の滝 ---- 子宝の紅葉 ---- 12:56 万代の滝 ---- 12:58 千代の滝 ---- 13:02粟又の滝13:22 ---- 13:30粟又の滝上13:35 ---- 14:05幻の滝14:52 ---- 15:00水月寺P
(養老渓谷滝巡りコース:小湊鉄道HPから)

 粟又の滝の滝巡りコースの入口である水月寺の駐車場まで車で移動して、昼食をとってから12時半ごろ歩き始めた。
 渓谷沿いまで出てコンクリートを並べた橋を渡ると、ここから粟又の滝までが紅葉の名所の滝巡り遊歩道。遊歩道を遡って行くと、間もなく対岸に岩壁を流れ落ちる最初の滝が見えてきた。昇竜の滝という細い滝だった。
 遊歩道を歩いて行くと、綺麗な紅葉がますます多くなり、どこまでも続く。子宝の紅葉というらしい。
(昇竜の滝)
(子宝の紅葉)

 子宝の紅葉と養老川の清流とのコントラストを楽しみながら歩いて行くと、万代の滝と千代の滝が続いて現れた。
(万代の滝)
(千代の滝)

 千代の滝からちょっとでこの滝巡りコースのメインの粟又の滝が姿を現わした。滝壺の手前の河床には観光客が多く、ツーショットの写真を撮るのに苦労した。
(粟又の滝)

 手前の飛び石を渡って、粟又の滝の脇を登る小道を辿って滝の上まで上がってみた。滝の上の流れは荒々しく波立っていて、紅葉と相まってなかなかの見ものだった。
 ここから車道を歩けば駐車場には近道だが、子宝の紅葉をもう一度眺めたくて往路を引き返した。
(上流の滝)
(帰りの子宝の紅葉)

 渓谷遊歩道から水月寺に引き返す途中に「幻の滝」の立札があったので脇道に入って見た。すぐに展望台のような柵があり、下に二つの滝が見えていて、木の階段で下りられるようになっていた。
 下まで降りてみると、水量の多い方の滝には「一ノ滝」の立札が立っていた。
(展望台から
(幻の滝1)

 細く落差のある方には「二の滝」の立札があった。もう一つ別の滝の写真が残っており、多分「三ノ滝」。
(幻の滝2)
(幻の滝3)


3−3)大福山
    15:26大福山P ---- 白鳥神社(大福山) ---- 16:00大福山P = 17:05清和荘(泊)
(養老渓谷大福山梅が瀬コース:小湊鉄道HPから)

 当初は梅ヶ瀬渓谷も歩きたいと思っていたのだが、粟又の滝から水月寺の駐車場に戻ったのは既に15時、とても梅ヶ瀬渓谷を歩く時間はない。梅ヶ瀬渓谷はまたの機会という事にして、大福山に登るだけにした。(梅ヶ瀬渓谷には2010年に同期会の山行で、千葉在住の仲間の案内で歩くことが出来た)
 女ヶ倉林道を走って大福山展望台下の駐車場に到着した。周りは紅葉でまっかっか。「白鳥神社登り口」の標識を見付けて登って行くと、鳥居、石段の奥に古びた感じの神社があり、境内には御神木らしい立派な杉の大木が立っていた。ここが標高292メートルで、市原市の最高峰の大福山だった。
(林道の紅葉)
(白鳥神社のご神木)

 駐車場に戻って、すぐ脇の立派な展望台に上がって周りを見渡した。視界は広いが、千葉県の山にはなじみがなくて、どれがなんという山だかさっぱりわからなかった。
(大福山展望台から)

 駐車場に戻ってすぐに車を出発させて、予約してあった三島湖湖畔の国民宿舎清和荘に向かい、なんとか暗くならないうちに宿に着くことが出来た。

3−4)寂光山
    清和荘8:40 = 8:50フルーツ村P ---- 9:40笠石9:50 ---- 10:10展望岩 ---- 10:45寂光山 ---- 10:55寂光不動尊 ---- 11:35寂光不動尊入口 ---- 11:45フルーツ村P
(清和県民の森案内図:県民の森HPから)

 国民宿舎の朝食は遅いので、朝食前に三島湖湖畔をお散歩した。早朝には湖面に靄が立ち込めていたが、出発前には晴れ渡ってすっきりとした紅葉が見えるようになっていた。
(早朝の三島湖)
(朝日の三島湖)

 「清和県民の森」の”旅名コース”を歩くため、フルーツ村の駐車場に車を入れた。駐車場の奥が笠石に向かう登山道になっていて、果樹園の中の道を登って行った。尾根に上がると展望が開け、近くに今日午後登る予定の八良塚と高宕山が見えており、その左手前に豊英湖の湖面も見えていた。
(八良塚と高宕山、その左手前に豊英湖)

 見晴らしのいい尾根道を歩いて行くと、鹿防護用のフェンスがあった。フルーツ村にも「高宕山のサルの生息地」のサルが入り込んでくるらしい。
 扉を開け閉めしてフェンスを通過し、岩っぽい痩せ尾根を歩いて行くと間もなく笠石に着いた。大岩の上に平らな岩が乗っかっていて、どうしてこんな形が出来たのか不思議な奇岩だった。上の岩の上に上がってみたかったが、不安定に見えて思いとどまった。
(フルーツ園鹿ゲート)
(笠石)

 笠石で展望を楽しみながら一休みして、尾根筋をさらに歩いて行くと鎖で囲まれた岩のテラスがあり、ここからだと高宕山が豊英湖のすぐ後ろに見えていた。
 その先で旅名林道へ向かう分岐に入った。この先で撮った三角点のような標石がある山の写真が残っているが、地形図にはこのコース上に三角点山はない。どの山だったのだろう。
(展望岩から高宕山)
(寂光山?)

 その先で「寂光不動」道標を見て分岐に入り、石段を登って行くと下に寂光不動が見えていた。寂光不動は覆いかぶさった崖の下に建てられていて、石の不動明王が祀られていた。
 分岐に戻って林道を延々と歩いていくと、寂光不動尊入口の石碑と案内板があった。ここからはその案内板に従って歩き、フルーツ村にすぐに着いた。所要時間3時間。
(寂光不動尊)
(不動尊入口)


3−5)高宕山
    フルーツ園P11:50 = 12:00(昼食)12:33 = 12:45奥畑P12:50 ---- 13:15八良塚分岐 ---- 13:55高宕山14:20 ---- 15:00八良塚分岐 ---- 15:13八良塚15:21 ---- 15:35八良塚分岐 ---- 16:00奥畑P
 豊英ダムの上を通って国道R410へ出て、途中のレストランで昼食をとり、登山口の奥畑バス停近くの駐車場に車を入れたのは12時45分だった。
 奥畑の部落から登山道に入ってジグザグに登って行くと、八良塚まで0.5km、高宕山まで1.7kmの道標があった。
 分岐を見送って緩やかなアップダウンをくり返しながら登って行くと、三角点標石のあるピークがあったが、標高330mの高宕山はその少し先で、階段やロープのある急坂を登ったピークだった。岩の山頂は絶好の展望台、山頂標柱の前でツーショットの証拠写真を撮ってから、東京湾あたりの展望を楽しみながらゆっくりと休んでから下山にかかった。
(奥畑から八良塚)
(高宕山山頂)

 往路を下る途中、分岐から八良塚に登った。八良塚の山頂は樹林の中で展望はなかったが、標高は342mあって高宕山より12m高かった。
(高宕山山頂からの展望)
(八良塚山頂)

 16時に奥畑に下ってからの記録が見つからず、その後どこをどう走って何時に帰宅したかは判らない。
 



inserted by FC2 system