S43.鷲ノ巣山

1.動 機
水戸アルパインの例会が3月初めと4月末と間が開いたので、中間にこの「鷲ノ巣山」が追加になった。下山リーダがイワウチワの花時期を見て立案し、袋田駅に集合して鷲ノ巣山を越えて上小川駅まで歩く計画だった。鷲ノ巣山から袋田駅までは2日前に下りで歩いたばかりだが、今回は登りでゆっくりとイワウチワを眺めたい。鷲ノ巣山から上小川駅までは3年前に往復したが、もうコースの記憶が定かでない。総勢25名と久しぶりに賑やかに歩けるのも楽しみだった。

2.データ
a)山域:鷲ノ巣山(385m)
b)登山日:2005/04/10(日)晴
c)コースタイム: 
日立自宅7:10 = 8:10 上小川駅8:39 =(電車)= 8:44 袋田駅9:00 ---- 9:25 下津原登山口 ---- 10:30鷲ノ巣山 ---- 10:40(昼食)11:10 ---- 11:20鷲ノ巣山 ---- 12:45 山造13:05 ---- 13:40上小川駅13:50 = 14:10諸沢(ふきのとう) 14:30 = 15:30 日立自宅
d)同行者:水戸アルパイン23名(男性7、女性16)、和子
e)地形図:1/25000 「常陸大沢(北東)」

3.記 録 
車で下山口の上小川まで走って駅駐車場に駐車した。駅の近くの民家にはサクラやコブシが咲いており、今日登る鷲ノ巣山からの稜線が見えていた。同じく車で来た下山夫妻たちと一緒になって、電車に乗って水戸から乗ってきた人達と合流した。貸切状態の電車の中は賑やかで、いつものバスとは変わった雰囲気で良い気分だった。
袋田駅でみんな電車を下りて、準備運動をして歩き始めた。下津原まで車道を歩き、ここから登山道の歩きになった。途中、酒の肴に絶好よとノビルなる野草を教えてもらい、1本の球根を採ってもらって持ち帰った。シュンランが綺麗に咲いている登山道をしばらく歩くと、間もなくイワウチワの花の群落が現れた。お天気も良いので明るくて綺麗に輝いていて、みんな歓声を上げていた。群落は次々と現れ、みんなで賑やかにシャッタを押すので、少々渋滞気味。これ幸いと、群落の下まで下りたりしながら、形の良い花を探してはシャッタを押し捲った。
大勢なので狭い鷲ノ巣山山頂では休憩できず、少し太郎山方向に登ったピークで、みんなそろって弁当を広げた。
鷲ノ巣山への岩場を登るルートを歩いたことがなかったので、我家だけ単独行動で岩場に寄道して、鷲ノ巣山で皆さんと合流した。ここから山造部落への稜線歩きは何度もピークを上り下りしたが、緊張するロープを使う岩場の下りもあった。3年前にこんな厳しいルートがあったとの記憶は殆どなかった。それでも、蛇行する久慈川の眺めが美しく、イワウチワやウグイスカグラも咲いていて嬉しい。崖の上のルートなので「脇見をしていると危ないよ」と注意が飛んできた。

山造まで無事下って、広場で一休み。ここから、民家の庭先を通ったりしながらR118に出て、下小川駅まで長い車道歩きだった。道すがら、民家の庭には花が綺麗に咲いていたし、歩いてきた鷲ノ巣からのでこぼこの稜線が見えていた。
上小川駅には電車の時間よりも30分早く着いたので、電車を待つ皆さんに挨拶して別れ、諸沢の三太の湯近くに寄道してフキノトウを収穫して帰った。



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