S103.二百名山・守門岳
1.動 機
2.データ a)山域:守門岳(1543m)、青雲岳(1435m)、大岳(1432m)
c)コースタイム: 小西屋7:20 = 7:50猿倉橋駐車場 8:10 ---- 8:40護人清水 8:45 ---- 9:50オカバミ滝 10:00 ---- 10:55大岳分岐 ---- 11:10青雲岳11:15 ---- 11:35守門岳12:30 ---- 12:45青雲岳12:50 ---- 13:05大岳分岐 ---- 13:45大岳13:50 ---- 14:10展望台14:15 ---- 15:10保久礼小屋 ---- 15:35林道 = 15:40猿倉橋駐車場 15:50 = 16:50小出IC = 18:00伊勢崎IC =(一般道・夕食)= 22:30自宅 d)同行者:和子 e)地形図:1/25000 「「守門岳(北西)」、「穴沢(北東)」 3.記 録 一般より30分早く用意してもらった大西屋の朝食を腹いっぱいいただいて、猿倉橋の駐車場に向かった。途中、守門岳の好展望地でシャッターを押して30分で駐車場に着いた。登山道を点検する4人のグループが丁度揃ったところで、はるばる茨城からやってきた老夫婦をねぎらってくれ、登山道は木道を整備したばかりだから歩きやすいよと自慢された。地元の男性2人組もやってきて、なんでこんな遠くにまで山登りに来るのよと言いながらも、しょっちゅう守門岳に登っているとのことで、登山道についていろいろコメントしてくれた。我家の計画では緩い保久礼ルートを登り二口コースを下る積りだったが、二口コースの方から登った方が展望もあってお勧めだよとおっしゃる。
ブナ林を30分登ると見晴らしのいい地点に出て、八海山や越後駒が望めた。足元には道の両側にイワカガミの葉が群落を作っていた。この群落は稜線まで続き、こんな大きな群落は見たこともなく、春先には見事になるだろうと思われた。さらに登ると、紅葉の向こうに守門岳や大岳が見渡せるようになり、左下に中の高地沢のすばらしい滝が見下ろせた。標高1000m地点には中間点の指標があって展望所になっており、オカガミ沢の滝が見下ろせた。この先に「長ーい長ーいのぼりです。ガンバ」の看板があり、本当に長いきつい急登が続いた。途中で休憩中の2人組を追い越して、みかんを食べながら一息入れた。
ワンピッチで守門岳山頂に登りつくと360°の大展望が待っていて、立派な山名方向盤も立っていた。先客は整備の4人組と、御久礼コースを登ってきたという桐生の御夫婦、二口コースで私達を猛スピードで追い越していった山好きらしい単独行の男性が賑やかに山談義をしていた。もう一人物静かな老登山家がひとり静かにコンロで食事を作っていた。 4人組が周りの山々の説明をしてくれたが、目立つのは近くに浅草岳、荒沢岳、中の岳、越後駒、八海山、少し離れて燧ケ岳、会津駒ケ岳、那須連山、二股山、磐梯山などなど。
展望を楽しみながら、小西屋特製のコシヒカリ弁当をゆっくりいただいてから、山名標識の前と二等三角点の前で証拠写真を撮った。皆さんが下ってから下山にかかったが、草紅葉の青雲岳で例の二人組の男性が休んでいた。足が攣ってここから引き返すとのこと。青雲岳の山名標識の前で証拠写真の撮りあいをした。
直ぐに下山にかかったが、小石がごろごろしていて少し歩きにくい。20分下ると日本海の展望がいいところがあり、春登ったばかりの花の山弥彦山や角田山が見えていた。ここでも二人連れの土地の人に出会ったが、やはり「茨城には筑波山といういい山があるのにどうしてここまで来るのか」と不思議がられた。守門は土地では日立の高鈴山のようなものなのかもしれない。 保久礼小屋を過ぎてクルミ沢に下りると、林道には一年前の中越地震の爪あとの亀裂があちこちにそのまま残っていた。車道に出たところで桐生の御夫婦が車の中で待っていてくれた。二口コースを下って車道をこの駐車場まで登ってきて、「茨城の人ももう直ぐ下ってくるだろう」と言い合って待っていたとおっしゃる。有難い!車道は歩くと30分はかかる。 帰りは小出ICで高速に乗ったが、高速料金節約のため高崎JCTで曲がって伊勢崎ICで一般道に下りて夕食をとり、和子の運転でR50をゆっくり走って、22時半に我家に着いた。 |