T11 足慣らし初登山(風神山・真弓山)

1.動 機
新年になって孫のお泊りが続き家の中で楽しく遊んでいたが、やっと山歩きができる自由の身になった。2週間のブランクを考えて、軽く我家の裏山の風神山に登って足慣らしをすることにした。少し足を伸ばして真弓神社の爺杉に挨拶して、ゆっくりと日溜まりハイキングを楽しんできた。

2.データ
a)山域:風神山(242m)、真弓山(280m)
b)登山日: 2006/01/08(日)晴
c)コースタイム: R6電機店P 10:00 ---- 10:10 日研P 10:15 ---- 10:35 風神山風の広場 10:55 ---- 12:05 真弓神社 12:45 ---- 12:50 爺杉 ---- 13:55風神山山の広場 14:05 ---- 14:25 山側道路 ---- 14:50 R6電機店P
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000「常陸太田」

3.記 録 
裏山の風神山には我家の玄関から歩き始めても良いのだが、いつも出歩いていると近所の目をはばかる。国道まで車で走って電機店の駐車場に停めさせてもらって、ここから歩き始めるのが習わしだ。団地を抜けて山道を登ると10分ほどで研究所の駐車場に着く。ここからは筑波山や加波山の眺めが良い。ここから風神山への登山道はまた新たに広く舗装されており、車とも数台出会った。登山者のための整備ではないのだろうが、あまり嬉しくはない。
(風の広場からの太平洋展望)

山頂について最初にある風の広場からは太平洋の大展望が満喫でき、ちっぽけな我家の屋根も確認できる。ここで休憩していた土地の男性数人と一緒する。登山のトレーニング、健康維持、暇つぶしと目的は色々だが、みなさん頻繁に登ってくるとのことだった。展望の話、山桜の話、金山の話など20分ほど情報交換をして真弓山に向かった。
(風神雷神の碑)
風神雷神の像と山の広場を超えたところが南方に開けており、筑波山などの眺めが良いところなのだが、誰が持ち上げたのか道端に椅子が二つ置いてあった。この先の鉄塔を過ぎた急坂を下りるところで単独行の男性に出会い、真弓山の場所を聞かれた。「この先の谷のところで高鈴山の表示が出てきたが、真弓山の表示が出てこないので、通り過ぎたかと思って引き返して来たのだ」と言う。真弓神社に行きたいのだろうと思って、真弓山はもっと先だよと教えてあげたのだが、少々誤解があったことが後で分かった。谷のところは以前はキレット状になっていて雨の後など苦労したこともあったが、巻き道が整備されて歩きやすくなっていた。
真弓神社に着くと、明日の成人式のお参りの準備だろうか、神社の扉が開かれて二人の神官が掃除をしていた。中まで見せていただくのは初めて、有り難くお参りした。くだんの男性もやってきて神社前で一緒に弁当を広げた。話を聞くと、男性は横浜に住んでおり、茨城にも良くやってくるとのことで、男体山、高鈴山、加波山、筑波山などたくさん歩いておられた。今日はハイキングの雑誌に出ていたルートを日帰りで歩くつもりで、青春切符でやってきたとのこと。雑誌を見せてもらうと、大甕駅からスタートして風神山、295.7m三角点(これを真弓山と表示)、真弓神社、表参道を下ってタクシで大甕駅に戻るルートになっていた。「そんなところを真弓山とは呼んでいないよ」とは言ったが、申し訳ないことに、その三角点なら道を聞かれた場所のすぐ傍だった。三角点はすぐ傍を歩いたのだからもう満足、引き返さないで予定通り表参道を下るとおっしゃる。
(爺杉はやはり立派だった)
横浜の男性と別れて、久しぶりに爺杉まで下りて立派な姿を拝んでから往路を引き返した。山の広場まで引き返して小休止し、ここから海側に伸びる尾根道をたどって下ってみた。意外と歩きやすい山道を下ると、工事中断中の日立山側道路に降り立った。分離帯付きの片側2車線の広い道路で、いつまでも使えないままになっているのは勿体無い限り、金沢団地の人たちが大勢walkingを楽しんでいた。そこから南下して石名坂−大沼バイパス道路に出て、研究所への陸橋の手前に海側に入る踏み跡を見つけて入り込んだ。すぐに立派な山道になってそのまま下って浄水場の上に出た。浄水場は結構広いところだなあと実感しながら一回りして、団地の中を下って電機店に戻った。



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