T21 行石と里川の滝めぐり

1.動 機
先月、薄葉沢のひとつ南の生田川の滝めぐりをした時出合ったボランテアさんから、「薄葉沢の北の沢にも綺麗な滝があるよ」と教わっていた。前日は一日雨が降ったので里美の滝も水量が増えて見ごたえがあるだろうと出かけることにした。今回はこの沢を遡って七つの滝を探して歩きまわり、あまった時間で、もひとつ北の里川沿いにある二つの滝を眺めてきた。

2.データ
a)山域:里川
b)登山日: 2006/02/02(木)晴
c)コースタイム:日立自宅 9:55 = 11:20 県道245P 11:25 ---- 行石の滝めぐり ---- 12:45 県道245P(昼食)13:05 = 13:40熊穴沢橋 = 13:45 熊穴沢の滝 13:50 ---- 13:55 熊穴沢橋 = 14:00猿喰のケヤキ分岐 ---- 14:10藤屋敷の滝14:15 ---- 14:30猿喰のケヤキ分岐14:35 = 16:00 日立自宅
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000袋田(北東)(南東)」

3.記 録 
常陸太田からR349 を北上し、猪鼻峠分岐をさらに北上したところを右折して里美屋外活動センタの看板を見ながら車を進めた。行石(なめいし)の集落からは思いがけず雪道になった。昨日日立では雨だったが、ここでは雪だったようだ。冬タイヤに代えておいてよかった。数年前に妙見山に登ったり、里美牧場に行ったときに走ったことのある道だが、雪の積もった狭い道を対向車が来ないことを祈りながらどんどん進む。生田川でボランテアさんからもらったコースガイドによれば妙見山への分岐の手前に滝群があるはずだ。駐車場所をあたりながら妙見山分岐まで入ってから引き返し、沢が急になったあたりの路側に駐車した。この奥の植林が伐採中のようで、木材運搬用のトラックが時々行き来する。この道でこんな車に出会ったら100m近く下手なバック運転をしなければならないはめになる。




(行石の七滝)
車道の沢側は急な崖になっておりガードレールがついている。沢筋を見ながら車道を下って行くと、ところどころガードレールが切れたところから沢にかすかな踏み跡らしきものが見える。急流が終わったところまで下って、雪の残った急坂を立ち木に掴まりながら沢筋まで降りてみると、上下に小さな滝が流れていた。小さいながら流れは綺麗だ。ポイントまで飛び石を伝わりながら移動してシャッタを押した。この沢筋は滝の規模が小さいからか、あまり人が入ってこないようで、滝と滝の間は藪漕ぎに近い状態だった。沢筋を登ることは無理になって一度は車道まで上がって沢に下りなおした。7つの滝の写真を撮って車に戻って車中で弁当を広げた。
昼食を終わってまだ時間があったので、ひとつ北の県道22沿いの里川まで行って、里美村HPにあった滝を眺めに行くことにした。対向車に出会わないように材木運搬のトラックが行ったすぐ後を追ってR245を下り、R349に出てやっと安心、北上して県道22を七反のしだれ桜方向に曲がって、猿喰のケヤキ分岐を通り過ぎた先の橋のところに駐車した。少し上の左手に鳥居があり、この鳥居と橋との間に何の道標もないが植林の中にはっきりとした踏み跡があり、踏み込んで登っていくと樹間に綺麗な滝が見えてきた。踏み跡は沢を飛び石で渡っており、その先で滝の下に出た。これが熊穴沢の滝で、結構規模の大きな見ごたえのある滝だった。昨日の雨が幸いした。
(熊穴沢の滝)
(藤屋敷の滝)



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