T26 イエローフォール再訪

1.動 機
冬になると娘一家はしげしげとスキー場に通っている。2月の末、「孫たちと雪遊びをしたら」と裏磐梯日帰りスキーの車に乗せてくれた。和子は「もうスキーは怖くて付き合えない」というので、午前中二人でイエローフォールまでスノーシューハイキングをしてきた。滝は去年のような綺麗な色にはなっていなかったが、代わりに暖かい冬晴れのお天気になり、素晴らしい展望を楽しみながら気持ちよく歩くことができた。

2.データ
a)山域:Yellow Fall(1170m)
b)登山日:2006/02/25(土)晴
c)コースタイム:
日立森山5:40 = 8:10 裏磐梯スキー場P(朝食)9:30 ----(リフト×2)= 10:10第2リフト降り場 10:15 ---- 10:20銅沼 ---- 10:50 Yellow Fall 11:10 ---- 11:50 第2リフト降り場 ---- 12:30 第3リフト乗り場 ----レストハウス(昼食)----(雪遊び)---- 裏磐梯スキー場 P 16:30 =(夕食)= 20:30日立森山

d)同行者:和子
e)地形図:1/25000「磐梯山(南東)」

3.記 録 
久しぶりに朝早起きして孫達の車を待つ。約束の5時半に到着、乗り込むと孫達はまだすやすや眠っており、早速出発した。磐越道はスキーを載せた車で混んでいたが、猪苗代から裏磐梯に向かうと、こちらに向かう車はぐっと少なくなった。ここのところの暖かさと雨とで雪は解けてしまっていて、道路は冬タイヤ不要の状態だった。スキー場レストハウス前の駐車場に車を止めて、やっと目覚めた孫達と、和子準備の朝食弁当を食べた。
(孫はすいすい)
一家は持参のスキーをつけて準備を始めたが、1年生と3年生の孫はもう自分で靴をはきスキーをつけている。ジジババは和子用のスノーシューを借り、登り用にリフト券を買った。土曜日でも裏磐梯スキー場は空いている。並んで待つこともなく、スキー隊と一緒にリフトを二つ繋いで第2リフト降り場まで上がる。去年はまだよたよたしていた孫達も、臆することなく滑り降りてゆく。どんどん成長する姿を喜びながら後姿の写真に撮ってスノーシューを着けた。和子はスノーシューをつけるのが始めてなので、文字通り手取り足取り面倒をみた。
(銅沼のうえから裏磐梯の展望)

吾妻連峰や桧原湖の上はるかに白い大朝日の展望を楽しんでから、全面結氷した銅沼の上を横切って、磐梯山に向かって歩き始めた。雲一つない青空の下で、雪で白くなった裏側からの荒涼とした磐梯山の展望はすばらしい。雪も固まっていて、スノーシューはなくても歩けそうだった。初めての和子も元気がよく、団体さんや御夫婦を追い越して歩いた。
イエローフォールが見えてきたが、黄色い滝がない。近づいて見ると、去年(記録S32)よりも大きさが半分、色もかすかに色付いている程度で見ものにならない。三脚を構えて太陽の具合を待っていた男性も、「今年は写真にならないよ。」と嘆いていた。
(今年のイエローフォール)
(去年のイエローフォール)

滝の写真は適当にして、振り返ると飯豊の山並みが真っ白に見えていた。帰りは往路よりも少し東側にずれた踏み跡を辿って第2リフト降り場まで下った。、前や後の大展望は昼になって更に白く輝いて綺麗になっていた。
(雑木林を下る)
リフト近くの掲示板には「ゲレンデの横断は禁止、スノーシューの人はリフトで下れ」とあったが、まだ歩き足りない。係員に教えてもらって、少し引き返してゲレンデ東側の林の中を下った。途中、リフトに乗った孫を見つけて写真をパチリ。降り立ったところは第3リフトの乗り場の下で、レストハウスまでの登りが結構きつかった。
みんな揃ったところで昼食をとり、孫達はスキーを休んで雪合戦をしたり雪だるまを作ったり、ジジババと走り回って雪遊び、その間パパとママはスキーを満喫した。孫達も最後に5回ほどリフトを使ってスキーを楽しんでから帰途についた。



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