T81 道東三山(羅臼・斜里・雄阿寒)

1.動 機
水戸アルパインの8月例会として、北海道の道東三山(羅臼岳、斜里岳、雄阿寒岳)を4泊5日で集中登山する企画が発表された。北海道には観光ドライブで2度渡ったが、山にはほとんど登っていなかったので、大喜びで参加した。羅臼岳から硫黄山に縦走する計画だったが、北海道に行って聞いてみると、カムイワッカ近くの林道の立入り禁止の規制がきつくなっていることがわかり、縦走は諦めることになった。
(道東周遊ルート)

2.データ
a)山域:羅臼岳(1660m)、斜里岳(1545m)、雄阿寒岳(1371m)
b)登山日:2006/08/3(木)〜 7(月)
c)コースタイム:
8/3(木):羽田空港 = 女満別空港 = 小清水原生花園 = 野付半島 = 知床峠 = 岩尾別温泉(泊)
8/4(金):岩尾別温泉 ---- 羅臼平 ---- 三ツ峰野営場(泊)
8/5(土): 三ツ峰野営場 ---- サシルイ岳 ---- 羅臼平 ---- 羅臼岳 ---- 羅臼平 ---- 岩尾別温泉 = 斜里町(泊)
8/6(日): 斜里町 = 清岳荘 ---- 沢ルート ---- 斜里岳 ---- 新ルート ---- 清岳荘 = 阿寒湖温泉(泊)
8/7(月):阿寒湖温泉 = 滝口 ---- 雄阿寒岳 ---- 滝口 =(入浴)= 釧路空港 = 羽田空港
d)同行者:水戸アルパイン18名(男9、女9)、和子

3.記 録 
8月3日:道東観光ドライブ
日立電鉄南営業所に車を置かせてもらって朝3時発のバスに乗り、東海、那珂、勝田、水戸と廻って仲間を乗せ、水戸ICから常磐道に乗った。羽田に6時に到着して朝食をとり、8時発のJAL1181で北海道に向かう。途中富士山を眺めて歓声を上げ、女満別空港に9時40分に到着、待っていたチャータバスに案内される。コンビニで明日からの水(北海道の山の水はエキノコックスに汚染されている恐れが強い)や食料を調達して、甜菜やジャガイモの広大な畑のパッチワーク模様を楽しみながら小清水原生花園まで走った。

インフォメーションセンタの前の広い駐車場から、ログハウス風の臨時停車駅JR原生花園駅の前を通って、原生花園に入った。知床連山を描いた立派な石碑が立っていたが、残念ながら今日は霞んでいて期待した連山を見ることは出来なかった。オホーツクの海風を受け、北の大地にひろがるハマナスやカワラナデシコなど色とりどりの花々を愛でながらゆっくり散策した。
ハマナス
カワラナデシコ
クサフジ
センダイハギ
オオハナウド
???

次は、斜里岳や海別岳の鋭鋒を遠望しながら、標津町の野付半島まで北海道の真っ直ぐなR244を2時間も走った。半島に入ってもバスは狭い陸地をどんどん先に進んで、ネイチャーセンタ前に着いた。中のレストランでめいめいに好みの北海道海産物の名物料理を注文して舌鼓をうった。食事の準備が出来る間、周りを歩くと目の前に国後島がせまり、可愛いハマフウロやイワツメクサが咲いていた。
ハマフウロ
イワツメクサ
ここからトドワラ周遊地まで歩いて20分だが、お慰みに皆で馬車に乗った。トドワラはトドマツの森が海水におかされて、風化した巨木が乱立する荒涼とした風景が広がっており、一周15分ほどの立派な木道が敷設されている。今日は忙しい、走るように一回りして、帰りもまた馬車を楽しんだ。
楽しい馬車に乗って
荒涼としたトドワラ

明日の羅臼岳への登山口の岩尾別温泉「地の涯ホテル」まで知床峠を越えて走った。峠からは、羅臼岳がはっきりと見えたが、山頂部分の雲の流れが速く、強い風が吹いていることを思わせた。 5時にホテルについて入浴し、ビールを飲み交わしながらゆっくり夕食をとって部屋に入ると、外には雨の音がし始めた。明日は初めてのテント生活、心配になる。
(羅臼岳ルート)

8月4日:三つ峰野営場でテント泊
ホテル6:15 ---- 7:00オホーツク展望台 ---- 7:35 650m岩峰 ---- 極楽平 ---- 8:00弥三吉水8:30 ---- 9:50仙人坂 ---- 10:10銀冷水 ---- 10:40大沢入口 ---- 大沢雪渓 ---- 11:25昼食11:35 ---- 11:40羅臼平分岐 ---- 12:30三つ峰野営場(泊)

今日は20人のテント泊なので、6人用2張、4人用1張、2人用2張を分担して担ぎ上げる。幸い私に指示された共同装備は、鍋とコンロ、それに熊よけのスプレーだけ、今日明日不要な荷物は、ホテルの小屋にデポしておける。これなら元気に歩けそうだ。
夜中中屋根をたたいていた雨は朝まで続いていたが、駐車場にはバスやマイカーが並んでおり、朝のホテルはツアー客などの登山者がごった返してあわただしい。登山口はホテル裏の木下小屋のところにあった。女性が登りで担ぐ水が少なくなるようにα米や携帯の水を作るため、男性陣は先行して弥三吉水で清水を煮沸することになった。

6時15分に全員雨具を付けて出発したが、早速、粗相をする。ザックの肩紐に取り付けておいた「熊除けスプレー」を落として気づかず、後続に拾って貰った。

すぐに結構な急坂になり、汗を搾られる。45分登ったオホーツク展望台で一休み。全体に霞んでいて、岩場に出てみても近くの山々が見えるだけで、海はよく見えなかった。少し尾根の急坂を登ると「ここから650m岩峰までの登山道上には蟻の巣が多く、ヒグマが頻繁に出没する。声を出し、鈴を鳴らして歩行。遭遇しても決して騒がず、静かにゆっくり後退。熊がいなくなるまでは急いで下山するな」の注意看板が立っていた。蟻は多かったが、幸いヒグマには遭遇しないですんだ。

8時に弥三吉水に着くと、沢に設置された塩ビパイプから綺麗な水が流れ出している。幸い雨も止んだので、早速お湯作りにかかる。湯の沸く間に、汗を拭いて沢の水で身体をぬぐってさっぱりする。10分もしないでリーダに連れられた女性陣も到着して賑やかになった。各人、2〜3個のα米にお湯を注いで準備完了。少しα米を味見してからコーヒタイム。30分で元気を取り戻して再出発。

はじめは極楽平という平坦な道で、文字通りの極楽だったが、「仙人坂、山頂まで3.0km」の立札から急坂になり、「あと2.5km」の銀冷水を過ぎ、「あと2.0km」の大沢入口までくると、がらがらの沢登りと雪渓登りになった。雪渓は一部凍っていて気持ち悪いが、冷たい風が吹いていて気持ちよく、脇にはエゾコザクラやエゾツツジが目を慰めてくれる。大沢を登り切った羅臼平の手前で、大休止。チングルマやエゾツガザクラを愛でながら昼食にした。
当初の予定はここから羅臼岳に往復し、二ツ池まで頑張って歩いて野営し、翌日硫黄岳まで行って引き返す予定だった。今日の天気が悪いので、三つ峰の野営場で夜を明かして、硫黄岳は諦めて羅臼岳には明日登ることになった。
羅臼平から三つ峰の鞍部までハイマツのなかを少し登り、野営場まで下ったが、道すがら見事なお花畑だった。黄色いチシマノキンバイソウが目立ち、雨に濡れて花火のようになったチシマツガザクラやピンクのエゾツガザクラが絨毯のように広がっていたりして、展望が楽しめない分をカバーして余りあった。
ヒグマ警告板
賑やかなテント設営作業
昼過ぎに野営場に着くと、物々しいヒグマ注意の看板が立っており、その前にテントを張る。経験者はあまりいないので、みんなものめずらしく、リーダの指示に従って一生懸命に手を出した。テントの設営が出来上がって昼食をとり、誰がどこに寝るかが問題。二人用テントに入ることを申し出たが、初めてのテント泊にチェルトは可愛そうだと6人テントに入れてもらった。なかなか暖かくて具合が良い。夕方まで山談義が続いた。テントの中の話し声はよく響く。10m離れたテントが、すぐ隣にあるようにはっきりと聞こえてくるのにはびっくりした。
夕方になって一時霧が晴れてきて、近くの三つ峰、サシルイ岳がはっきりと見えてきたので、すかさずテント泊の様子をカメラに収めた。就寝前に、食料全部を少し離れたところに備え付けられている鉄製の頑丈なフードロッカに収納してから眠った。

8月5日:羅臼岳登頂
野営場5:50 ---- 6:35サシルイ岳6:50 ---- 7:30 野営場8:30 ---- 9:30羅臼平9:40 ---- 10:05岩清水 ---- 10:50羅臼岳11:00 ---- 12:00羅臼平12:20 ---- 15:20ホテル地の涯15:45 = 17:25斜里駅前(泊)

視界が利いたのは食事前だけで、サシルイ岳に着いた時にはもう厚い霧が立ち込めており、期待した硫黄山や羅臼岳の展望はなかった。野営場に引きかえしてテントを撤収し、フードボックスの食料を回収して羅臼平に引き返した。今朝見るお花畑は、昨日とはまた一味違って見え、楽しい道中だった。
弥三吉の記念碑
岩清水
羅臼平について木下弥三吉の記念碑の周りにザックをデポして、空身で羅臼岳に向かった。途中、岩清水で滴り落ちる清水で喉を潤して、急坂にかかる。今日は土曜日、道内でも人気の山のようで登山者が多く、交差する人が多い。
山頂近くは岩の重なりのような山容になり、岩を縫いながら登って行った。ついに念願の羅臼岳山頂に到着!残念ががら、評判の360°の展望はないが、1661mの山頂標の前で写真を撮って満足した。
山頂近くは岩の重なり
羅臼岳登頂!

多くの登山者と交差しながらホテルまで下山し、荷物を回収し、チャータバスでオシンコシンの滝に立ち寄りながら次の斜里駅前の宿「斜里館」に向かった。途中、車中から見えた斜里岳の眺めがすばらしく、バスを止めて写真タイムもとられた。

羅臼岳は花の山だった。特に羅臼平からサシルイ岳へにかけてのお花畑が素晴らしかった。雨を突いて三つ峰野営場まで歩いてテントを張った甲斐があった。
ウコンウツギ
アオノツガザクラ
朝露の花
アザミ
イワギキョウ
イワヒバ
イワブクロ
エゾイソツツジ
エゾコザクラ
エゾツツジ
エゾノツガザクラ
ゴガネギク
コケモモ
ゴゼンタチバナ
ジムカデ
シャクナゲ
シレトコスミレ
タカネトウウチソウ
チシマクモマグサ
チシマツガザクラ
チシマノキンバイソウ
蝶とハクサンチドリ
メアカンフスマ
チングルマ
チングルマ
ハイオトギリ
ハクサンチドリ
チシマフウロ
マルバシモツケ
ミネズオウ
イブキトラノオ
リンネソウ


8月6日:斜里岳登頂
斜里館7:25 = 8:10清岳荘8:20 ---- 10:00 下二股10:05 ---- 11:10上二股11:30 ---- 12:15馬の背12:30 ---- 12:50斜里岳13:40 ---- 14:00馬の背 ---- 14:25上二股 ---- 15:20熊見峠15:25 ---- 16:20下二股 ---- 17:20清岳荘17:30 = 20:00阿寒温泉(泊)

(斜里岳登山ルート)

6時半の宿の朝食を頂いてから、バスで斜里登山口に向かう。今日は天気が良くて、車中から斜里岳だけでなく、知床連山も綺麗に見えていた。「一日ずれていれば、羅臼も素晴らしかっただろうな」の嘆きも聞こえるが、贅沢というものだろう。

登山口の清岳荘は新築間もない立派な建物だった。1kmほど奥にあった古い清岳荘は、老朽化によりここに建て直されたらしい。前庭からのオホーツク方面の眺めが素晴らしい。自動販売機のビタミン剤飲料を飲んで元気をつけて出発した。

清岳荘の主人に見送られて階段道で山道に入ったが、まもなく林道に下り、林道をどんどん歩いた先に「斜里岳道立自然公園」の大きな案内板のある登山口になった。ここが旧清岳荘跡で、登山道に入って10分も歩くとすぐに渡渉になった。渡渉はこれから次々と現れ、馬の背に上がるまで20回近くあったように思う。渡渉だけでなく、「かにの横ばい」さながらに、岸辺の岩場にへばりついて通過するところもある。女性陣は渡渉やこんな難所が苦手なので、そのたびに渋滞になる。お陰で、周りのミソガワソウやオニシモツケなどの花花や、次々現れる綺麗な滝の写真をゆっくりと撮影できた。
下二股から上二股までは危険なので、今は下りには使用禁止になって登り専用のようになっているが、下ってくる何人かの元気な登山者に出会った。

上二股につくと登山道は沢から離れ、がれたジグザグの道になった。今日は日曜日、馬の背から降りてくる何組もの団体とも行き交いながら登っていった。途中で振り返ると、摩周湖が少し霞み加減だが綺麗に見えていた。「何度も摩周湖に行ったが、いつも霧が出ていて一度も湖面を見たことがないのに、今日はラッキーだ」という人もいた。

馬の背に着くと、いくつもの岩壁をあらわにした斜里岳の鋭鋒が目の前に聳えていた。小休止して、いよいよ斜里岳に向かって登りはじめた。沢筋では渋滞気味だった女性陣も、ハイペースになってきて追いつくのが大変だ。中段に綺麗な小さな祠があり、お参りしてすぐに山頂だった。馬の背から仰いだ時には遠いと思った山頂も、意外と簡単に登ることが出来た。

山頂に着くと、たくさんの登山者と素晴らしい展望が待っていた。摩周湖、屈斜路湖、オホーツク海、知床方向の山々、これから下る熊見峠方向の峰峰、気持ちの良い眺めだった。宿で用意してくれたお湯と弁当でゆっくりと昼食を頂き、食後、残っていたガスを使ってお湯を沸かして、みんなで美味しいコーヒを頂いた。
広い山頂をぐるりと回りながらパノラマ写真を撮り、集合写真を撮って、下山にかかった。
下りは馬の背から上二股まで往路を下り、ここから熊見峠への道に分かれた。樹林帯をトラバース気味にゆるやかに登って尾根に出ると、目の前に熊見峠へのハイマツに覆われた道が見えていた。気持ちの良い尾根道を、時々、登ったばかりの斜里岳の山頂を振り返りながら気持ちよく歩いていった。ところが、熊見峠からは転げ落ちそうな急坂が待っていた。全員にストックを仕舞うよう指示が出て、立ち木や根っこに掴まりながら、汗をかきながら下っていった。足場の悪い下りは苦手にするところで、前の人との間がだんだんと開いていったが、下二股まで降りると、また渡渉が始まってゆっくりペースになったので追いつくことが出来た。
熊見峠への稜線歩き
熊見峠からは急坂の下り
清岳荘に着いたのは既に17時を20分過ぎていた。予定では摩周湖に立ち寄って阿寒温泉のホテルに向かうことになっていたが、下山が1時間以上遅くなったので直接ホテルに向かう。

全山噴煙を上げる硫黄岳を眺めながらホテルに着いたのは20時になっていた。温泉街に出歩くこともなく、水戸アルパインとしては別格の高級ホテルも到着が遅くてはその価値を十分に味わえない。明日も早いので、賑やかに豪華な夕食を頂いて、ホテル内に揃っている温泉の色々な湯船を渡り歩いてから、朝までぐっすりと眠った。
斜里岳にもたくさん花が咲いていて、天候も良かったので綺麗だった。
アザミ
イワギキョウ
ウメバチソウ
エゾレイジンソウ
チシマフウロ
オオハナウド
オニシモツケ
シコタンタンポポ
チシマキンバイ
マルバシモツケ
ミソガワソウ
ムカゴトラノオ

8月7日:雄阿寒岳登頂
(雄阿寒岳周辺)

阿寒温泉7:10 = 7:25滝口7:30 ---- 8:05 一合目 ---- 10:10五合目11:25 ---- 11:45八合目12:00 ---- 12:15雄阿寒岳12:40 ---- 13:20五合目 ---- 15:15次郎湖 ---- 15:45滝口16:20 = 16:30まりもの湯17:15 ---- 宅急便手配 ---- 19:00釧路空港20:10 ---- 21:40羽田空港22:10 = 23:55水戸IC = 1:15日立電鉄南営業所

百名山の阿寒岳は雌阿寒岳のようだが、今は雌阿寒が登山禁止なので、少しきつい山になるが雄阿寒岳に登る。今日は飛行機に乗り遅れると拙いが、渡渉も岩場もなさそうなので問題はなさそう。朝起きるとすぐに身支度を整えて、6時半開場と同時に朝食会場に飛び込んだので、ビュッヘタイプの朝食をてんこ盛りにして腹いっぱい頂戴してもバスは7時10分には出発できた。
滝口登山口
阿寒湖
阿寒湖の滝口でバスを降りて、滝口をまたぐ階段橋を渡って、流れ下る急流を右に見ながら進むと綺麗な太郎湖のほとりにでる。さらに進むと左下に次郎湖が見えてくる。やがて一合目の立札とともに登りが始まり急登になった。すぐに「頂上まであと5000m」の立札も出てきたので、今日の登山は標高差950m距離5000mのきつい急登の山と理解する。二合目から少しづつ急登が現れ、三合目から急登の連続、四合目の立札には「半分以上をクリアしました。五合目までが我慢のしどころ」の表示が書き加えられていて、ジグザグの急登が続いて汗を搾られた。このあたりから、樹間に阿寒湖や雌阿寒岳が見えてきた。

五合目に着くと「ここまで来たら8割クリア、自然をゆっくり楽しもう」の書付があり、登山道もなだらかになった。ここでゆっくり大休止。少し先からは展望が良くなり、阿寒湖と雌阿寒岳、阿寒富士の展望が邪魔するものもなく広がっていた。
(阿寒湖の向こうに阿寒富士、雌阿寒岳、フップン岳)
六合目、七合目と気持ちよく登っていった先がピークになっていて、これが山頂かと思ったら甘かった。登りついてみるとそこは八合目のピークであり、雄阿寒岳山頂はその先で、少し下った先に露岩をあらわにして聳えていた。ここは旧陸軍の気象観測所跡とのことで、雌阿寒岳、阿寒富士の展望が素晴らしい。コンクリートの基礎も残っていて、まわりにイワギキョウやイワブクロが賑やかだった。
簡単な昼食をとって、岩のごつごつした登山道を九合目に下り、ざれた道を登り返したら意外と簡単に山頂に到着した。

山頂はごつごつした岩だらけだったが、向かいの眼下には、パンケトー、ペンケトーが美しい湖面を光らせていた。山頂標の前で集合写真を撮り、証拠写真の取り合いをした。写真を撮ったりして展望を十分に楽しんでから下りにかかった。

往路をひたすら下るのみだったが、途中、後続が遅れる時間をみはらかって、次郎湖まで寄り道してみた。

地味な雄阿寒岳で、可愛く咲いていた花達
イチヤクソウ
イワギキョウ
イワブクロ
クルマユリ
ゴゼンタチバナ
タカネニガナ
16時過ぎに滝口でバスに乗り込み、阿寒温泉の「まりもの湯」で汗を流し、宅急便でテントなどの共同装備の発送手続きをして、釧路空港で美味しい「くしろうしおラーメン」を賞味し、羽田から首都高、常磐道を走って水戸ICで降りて、各地の停車場所を廻って、終点の日立電鉄南営業所に帰り着いたのは翌日になっていた。



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