T112 62会紅葉狩り宿泊ハイキング

1.動 機
久しぶりに下山先生から62会ハイクの連絡が入った。一日目竜神の尾根を歩いて竜神ふるさと村に一泊して、次の日、持方まで移動して男体山から白木山へと回遊する計画だった。計画があるごとに天気が悪くなって中止になったりして、6月以来の同期の仲間との山歩き、二つ返事で参加の申し込みをした。都合が合わない人が多くて参加者は7名と少なめだったが、竜神と奥久慈男体山の今を盛りの紅葉を楽しみ、ふるさと村コテージでの賑やかな一夜を楽しむことが出来た。

2.データ
a)山域:高久保三角点(410m)、男体山(654m)、白木山(616m)
b)登山日:2006/11/18(土)晴、19(日)曇後小雨
c)日程:
118日/ふるさと村 ---- 竜神尾根 ---- 竜神ダム ---- 亀ケ淵 ---- ふるさと村
     19日/持方 ----大円地越 ----男体山 ----月居山分岐 ----白木山 ----持方
d)同行者:下山夫妻、大矢夫妻、小林啓、和子
e)地形図:1/25000「大中宿」

3.山行記録
18日  

(コースは今年3月(T36)の逆コース)

日立自宅8:20 = 8:55水府JA直販店9:05 = 9:30竜神ふるさと村PA 9:50 ---- 10:00高久保三角点10:05 ---- 11:00展望台(昼食)11:50 ---- 12:10竜神ダム12:20 ---- 13:10明山展望所13:25 ---- 13:40亀ケ淵 ---- 14:20宝剣洞展望台14:30 ---- 14:50竜神ふるさと村15:00 = 15:15竜っちゃんの湯16:45 = 16:00竜神ふるさと村(泊)


(紅葉が綺麗なふるさと村コテージ)

集合場所の水府JA直販所に直行すると、下山夫妻と小林啓ちゃんはすでに到着済みだった。大矢さんは職場のOB会があって、それが終わってから今夕ふるさと村にお出でになる。格安の野菜を買い込んでサービスの甘くて暖かい甘酒を頂戴してからふるさと村に向かった。
R461を北上して、下高倉から上武生林道への細い道に入ってふるさと村の駐車場に着いた。すでに数台の車が入っていた。身支度をして、今夜泊まるコテージの前を歩くと周りの紅葉が綺麗だった。

(大吊橋は超満員)

スライダー脇の階段を上がると展望が開け、奥久慈の山々を確認できた。すぐに410mの高久保三角点、東屋もあり小休止して展望を楽しんだ。ここからの尾根歩きは、前回とは逆方向なので。急坂の下りに緊張した。吊橋展望台に着いて見下ろすと、折から紅葉祭り、吊橋駐車場は満車、吊橋も大勢の人が行列を作っていた。ヤッホーを送って、返事を貰って喜んだ。今日も、展望ヘリの轟音が頭上を響き渡っていた。弁当を食べてから下り始めると、大きな三脚を担いだ御夫婦が上がってきた。穴場も知っている人はいるのだ。

(紅葉と大吊橋)

竜神ダムの遊歩道に下りると、路側は車でいっぱい、係員が続々上がってくる車に駐車場所を指定するのに苦労していた。真っ赤に色づいた紅葉と青い吊橋とのコントラストが綺麗だった。紅葉を愛でたり、メジロや水鳥の探鳥を楽しみながら遊歩道を歩いて行ったが、明山を展望できる東屋で所沢からやってきたというご夫婦と話が合って、ここで長い休みをとることになった。

(気持ち良かった遊歩道)

亀が淵でご夫婦と別れて山道に入り、宝剣洞展望台に登って展望を楽しんでからふるさと村に帰った。管理棟で入村手続きをしてコテージの鍵を預かった。貰った入浴券を持ってR461沿いの竜っちゃんの湯で汗を流してふるさと村に帰ってくると、大矢夫妻が首を長くして待っていた。OB会を早々に引き上げてきたのに申し訳ないことだった。

(賑やかな自炊風景)

必要な食器類を借用してコテージに帰り、早速夕食の準備になったが、今日の料理は奥様方に全部やっていただけるので、男4人は持参したさるなし酒、焼酎、スコッチ、ボージョレヌーボを持ち出して、すぐにちびりちびりと始まった。メインは芋煮鍋、暖かいおつゆに持参の惣菜が次々に出てきて賑やかで美味しい夕餉になった。校長先生が手数をかけて仕上げ中の62会ハイクの写真をスライドにしたものを紹介してくれたが、アルコールに溺れた男どもは早々に寝入ってしまった。

18日  

(男体山から白木山ルート)

竜神ふるさと村8:30 = 8:55持方部落 9:05 ---- 9:25大円地越9:30 ---- 10:00男体山10:20 -0月居山分岐11:40 ---- 12:20白木山12:30 ---- 13:00持方部落13:10 = 15:00日立自宅

朝が明けるまでゆっくりと眠って、昼弁当のおにぎりを作ってから、暖かい味噌汁で朝食を食べ、借りた食器やごみの始末をしてから、全車揃って出発した。武生林道は一部工事部分もあったが無事に通過して持方部落の広場に駐車して歩き始めた。

(持方登山口)

大きな案内板のあるところで広い舗装道から左の小道に入り、その先の滑りやすい鉄板の橋を二つ渡って大円地越への登山道に入った。この道を歩くのは初めてだったが、手入れされた道で気持ちよく歩くことが出来た。

(紅葉の男体山岩稜)

大円地越で小休止して男体山に向かったが、思いがけずもう下ってくる人たちと出会って挨拶を交わした。登山道の途中から右手に男体山の山頂が見えてびっくりした。冬の落葉の季節にこちらから登ったことがなかったのだろう。山頂近くは紅葉の具合が丁度良くて、岩稜とのマッチングが綺麗だった。

(男体山山頂)

新百名山に名前を連ねたこともあって登山者が多くなったのだろうか、山頂には大勢の団体さんがたむろしていた。雲海の上の難台山から加波山の山並みのその更に上に筑波山も見えていたが、今日は午後から雨の予報、群馬からの団体さんに集合写真のシャッタを押してもらって早々に次に向かった。

(紅葉真っ盛り)

男体山山頂から袋田へのルートをとって、山火事の無残な焼け跡と綺麗な紅葉を眺めながら歩いた。Uターンするようなルートなので男体山の姿を常に右手に見ながら歩いたが、白木さんへの尾根分岐までが思ったよりも長かった。途中数組の団体さんと交差し、道を譲りながら歩いたが、白木山への尾根道に入ると、人っ子一人出会うことがなくなり、静かな山歩きになった。数回の登り下りを繰り返したが、最後の白木山への急登はきつかった。

(白木山山頂)

やっと白木山の山頂に登りついたら、袋田方面の雲海が見事だった。水戸ALPの山名板もあってゆっくりしたいところだったが、天気予報どおりに雨がポツリポツリと降り始めたので、集合写真を撮ってすぐに下山にかかった。
高崎山方向に急坂を下り、一つピークを越えたところで破線の道が右手に下っていた。道なりに下るとすぐに持方の集落に降り立ち、駐車場所に戻った。
駐車場所で解散になり、武生林道からの道を引き返し、合流点を過ぎた入合でR461に出て南下し、水府JA直販所でまた暖かい甘酒のもてなしを受けてから我家に帰ってきた。



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