T122 明山
1.動 機 しばらく山から遠ざかっていた和子が、昨日夜になってから「明日どこかに出かけようよ」と言い出した。先日下山さんと弘昌さん御夫妻で歩かれた明山のGPS軌跡が公開されたばかりで、半分は歩いたことがなかったので、このコースを忠実に辿ってみようと話がまとまった。歩いてみると、なかなか変化のあるコースで、紅葉もまだ綺麗なものが残っていて、満足の晩秋ハイキングになった。 2.データ
3.山行記録
大久保の集落への入口のところまで引き返すと、明山がすぐ近くに迫って見えた。それほど時間はかかりそうな距離ではなさそうだが、急坂が続いているようだ。集落の道をどんどん歩いていると、和子が「この道でいいの?」と不安顔。下山さんのGPS軌跡を見直すと、もっと手前から尾根に上がっている。少し引き返したが尾根への取り付き点が見当らない。沢沿いをうろうろしていると、畑の上の笹薮の中に上に伸びている踏跡らしきものが見えた。近付いて見ると、確かに三人が歩いたらしい真新しい足跡が残っていた。確信して踏み込んで笹薮を過ぎると、1本のはっきりとした道になり、部落のアンテナ線がこの道に沿って上がっていた。直登の連続でなかなかきつい。草木に掴まりながら登っていった。
このあたりから、鮮やかな紅葉が多くなり、何度かシャッタを押した。陽が当たればもっと綺麗なことだろう。一つピークを越えて山頂に近付くと急坂になったが、三葉峠からの岩場に比べればたいしたことはない。左右に分岐が分かれていたが、左は三葉峠からの岩場を迂回する道と思われたが、右はどこへ下りるのだろうか。 山頂に到着すると、周りはまさに360°の大展望だった。日光連山−高原山−塩原の山−那須連山と綺麗に見え、その上に会津の白い雪山が丁度陽を受けて光っていた。近くには、篭岩山、奥久慈男体山、白木山、シモン山と連なり、竜神大吊橋の上に神峰山と高鈴山が目立っていた。
駐車場所に戻って軽い昼食を取り、帰りの途中で休屋展望台に立ち寄って、日光那須の山並みをもう一度楽しんだ。ここのカエデはまだとても綺麗だった。 水府、常陸太田で買い物をしながら我家に帰った。 |