U23 鍋足山

1.動 機
前日までの蔵王スノーシューハイクには、寒がりの和子は参加しなかった。しばらく山歩きがなかったのでご不満だろうと気を使っていたら、下山さんから「大矢さんご夫妻と啓ちゃんを鍋足山の新コースの案内をするのだがいかが」とのメールが入っていて、有り難く参加させてもらった。

2.データ
a)山域:鍋足山(529m)、鍋足三角点峰(552m)
b)登山日:2007/02/19(月)晴
c)コースタイム:日立自宅 8:45 = 9:25 里美道の駅 9:40 = 9:45 笹原部落 9:55 ---- 10:20 中の滝 10:25 ---- 11:30 三角点峰(昼食) 12:20 ---- 13:00 分岐点 13:05 ---- 13:20 鍋足本峰 13:40 ---- 14:30 笹原部落14:35 = 15:30 日立自宅
d)同行者:下山、大矢夫妻、和子
e)地形図:1/25000「大中宿北西」

3.山行記録 

(笹原から歩きは始めた)

待合わせ場所の里美道の駅に着くと、大矢さん夫妻は到着済み、下山車も直ぐ後に到着した。定刻になって三台揃って発車し、何回か使ったことのある笹原登山口の駐車場に向かった。身支度を整えて歩き始め、鍋足山への分岐を左に分け、続いて北の入り滝への道を右に分けて中の滝への道標に従った。これから先は我家には初めて歩くルートで、ひたすら下山先生の後に続いて歩いた。

(中の滝)

植林の中を少し歩いて小さな沢を渡ると、その沢の先に小さな滝が落ちていた。「小滝」だという。一応写真に収める。
ここからは先生の後を歩くので道に見えるが、一人で歩いては道があるのかどうか心配になるようなところを歩いているうちに、突然目の前に落差50mぐらいありそうな中の滝が現れた。先生も、今までこれだけの水量の中の滝はなかなか見ることが出来なかったという。ラッキーだ。何とか全体を一枚の写真に入れようと思うが、木の枝が邪魔したり、頭が切れたり尻尾が切れたり、なかなか思うにまかせない。人物を入れた証拠写真を撮ってはと薦められたが、上手く行きそうにもなかった。ゆっくり眺めるだけで満足して次を案内してもらった。
はじめ滝の左の急坂を直登しようとしたが、初心者を連れては危ないと思いなおしてか、一旦下って岩の間を登るルートをとって案内された。岩の上に出てもなおも急坂が続き、地形図の崖マークの近くの尾根に出てやっと一息ついた。

(三角点峰山頂にて)

尾根に出てからやっとなだらかな道になり、左手の樹間に鍋足本峰を見ながら気持ちよく歩いた。やがて猪の鼻峠からの道にある551.7mの鍋足三角点峰に到着した。本峰方向から登ってきた男性がどんな道を歩いてきたのかと訝っていた。 一しきり奥久慈の山々の同定をしてから、ここで昼食になった。先生も大矢さんもバーナを出して暖かい昼食だ。その脇で我家は保温ボトルのお湯で作った味噌汁で弁当を広げた。
急坂を下って、鍋足連峰を目の前に見ながら痩せ尾根を辿り、一旦大きく下って笹原と鍋足の分岐に降り立った。ここで、「このまま笹原に出るか、本峰に登る元気があるか」のご下問あり、揃って「元気あり」の返事で鍋足本峰に登り返した。山頂の木片を組み立てた山名表示は壊れていて、立派な表示板が出来ていた。それでも360度の展望はそのまま残っていた。
(本峰を目指して痩せ尾根を行く)
(本峰山頂にて)
一休みして笹原への急坂の下山にかかり、途中ハッチメの滝の写真をとってから笹原駐車場に戻った。

(ミスミソウ)
(ダンコウバイ)
この途中にあるイワウチワの群落はまだ花開いていなかったが、日当たりの良いところでは、ミスミソウやダンコウバイが可愛い花を開いて、もう春ですよと言っていた。



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