U41 アンナプルナ・ダウラギリ展望の12日間
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(朝焼けのパノラマ、アンナプルナサウス、ヒウンチュリ、アンナプルナV、マチャプチャレ、アンナプルナU) |
左図:出発前にロッジ前でシェルパ達と 後が評判の悪かったロッジ、その後ろににアンナプルナサウスが薄く見えている。 部屋に戻って、シュラフを片付け、用意されたお湯で洗面したり髭を剃ったりしてから朝食を頂いた。食後も、雪山は朝日に輝くことはなかった。 8時過ぎに出発して、シャクナゲの古木とサルガセオのジャングルの中の急坂を下った。周りの断崖にもシャクナゲの古木がへばりつくように生えていた。300m下ると沢に出会い、飛び石を踏んで沢を渡ると、しばらくはトラバース気味のなだらかな道だったが、やがて今度は急な登りが待っていた。九十九折の急坂を400m登り返したところにバンタンテイヒルのロッジがあってここで休憩した。 |
(ゴレバニからシャクナゲのジャングルの急坂を下る) |
(沢まで下ってから今度は急坂を登り返す) |
登り返したバンタンテイヒルからの展望はなかなか良かった。 近くにシャクナゲの大木があり、もしその向こうの雪山が見えていれば素晴らしい被写体になっただろう。向かいの山には真っ赤なシャクナゲの花が点々と見えていた。眼下には深く切れ込んだ谷間が延びており、一本のシャクナゲの木に満開の赤い花をつけているのが印象的だった。谷間の向こうに見える集落が、下りに通過するウレリの集落だと言う。 バンタンテイヒルからは、なだらかにのぼり、やがて断崖絶壁が見えてくると、その下にバンタンテイのロッジがありました。目の前の断崖に白い頬髭の猿が数匹餌を漁っていました。 |
(崖に3匹の猿がいるのが見えますか) |
(バンタンテイからは登りになりました) |
左:登る途中にあった小さな水力発電所。 4インチほどのゴムホースで導水した水で発電している。ここに導水するのでその上の名物の滝は水枯れで見ものにならなくなっていた。 登りついたデウラリのラリグランスロッジ前には、満開のシャクナゲの大木が一面に広がっていた。 |
(3000m近くなると、登山道脇にはまだ満開のシャクナゲの大木がたくさんありました) |
(昼食をとったデウラリのグリーンビューロッジ) | (ダウラギリが見えるはずの展望台) |