U61.シロヤシオ三昧八方ケ原(剣が峰・大入道)

1.動 機

久しぶりにツツジのミツモチ山に登りたいと思い、八方ケ原から登る計画を立てた。前夜の予報では雨模様となったので諦めて眠ったが、朝起きて、朝食を済ませてから天気予報を確認すると雨マークが消えていた。急遽出かけることにしたので出発が遅くなり,ミツモチ山に登る時間はなくなった。それでも剣が峰から大入道にかけての満開のシロヤシオを満喫することができ、大満足の山旅だった。
(大入道あたりはシロヤシオが満開でした)

2.データ

a)山域:剣ケ峰(1540m)、大入道(1402m)
b)登山日:2007/06/01(金)曇
c)コースタイム: 
日立自宅9:00 = 11:05学校平11:20 = 11:30大間々台P11:40---- 12:40八海山13:00 = 13:15矢板最高地点 ---- 13:25剣ケ峰13:30 ---- 14:45大入道14:50 ---- 15:35小間々15:40 ---- 16:15大間々P16:30 = 16:50県民の森展望台17:35 = 20:00日立自宅
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「高原山」
(剣ケ峰・大入道の周回ルート)


3.山行記録
ナビで最短距離を指定すると小間々まで108kmとでたが、選ばれたルートは信号が少なく、出勤時間は過ぎていたので渋滞にも合わず、学校平の"山の駅"まで2時間少々で到着した。綺麗なトイレを使ってから少し散策したが、あちこちに咲いているヤマツツジが満開の状態で綺麗だった。レンゲツツジも少し咲いていた。
"山の駅"の話では、「剣が峰から大入道にかけてのシロヤシオが今見頃です」とのこと、まずは大間々から剣が峰〜大入道と歩き、時間と元気があればミツモチ山にも登ることにした。
大間々台に着くと駐車場は満車だった。それでも近くを散策しただけで帰る人が多く、すぐに空きが出来て正規の場所に駐車できた。ここはレンゲツツジの名所だが、「ちょっと早すぎたね」と言いながら帰っていくご夫婦が多かった。
山支度をして剣が峰へのコースに入る。道は手入れが良くて歩きやすい。はじめはアカヤシオなどツツジの木が多いが、すでに終わっている。気持ちのいい雑木林が続き、幹に「シナノキ」「ウラジロモミ」「ミズナラ」など説明板を取り付けてある。20分も歩いた地形図の沢のあたりでシロヤシオの大木に新鮮な花が咲いており、ミツバツツジも咲いていてシャッタが忙しくなった。
やがて丸太の土留め階段が現れて急坂になり、オオカメノキの白い花を眺めながら登り切ると広いガレバの山頂に出た。八海山神社の小さな石の祠があり多くのケルンが積まれていた。地形図ではここの標高は1539mだが、標柱には剣ケ峰の標高1540mが記されていた。ここまでの途中の標柱には、「大間々1.1km、剣が峰1.0km」などと、この八海山までの距離を書いてあった。国土地理院と地元との間に何か行き違いがあるようだ。
(大間々近くのシロヤシオ)
(ガスった八海山神社)

一人の男性がお休み中で、「生憎ですね」のご挨拶。ここは展望がいいはずなのだが、周りはガスに囲まれていて何も見えない。すぐ近くの1590m峰だけが時々姿を現していた。雲を眺めながら弁当を食べて、剣ケ峰に向かう。歩き始めるとすぐに、シロヤシオの群落に出会う。まだ蕾が多くて、とても見頃とは言えないとなとがっかりしながら、咲いているところを選んでシャッタを押していると、剣ケ峰方向から下ってきたご夫婦が「小間々から登ってきたけど、剣ケ峰と大入道の間は満開のシロヤシオがいっぱいで素晴らしいですよ」と教えてくれた。
元気を出して急坂を登り切ったところに、「矢板市の最高地点、1590m」の山名板があり、記念写真を撮った。「土地の人はここを剣ケ峰と呼んでいる」と書いたWEB記録を読んだことがあり、以前、我家がミツモチ山と剣ケ峰に登ったときもここまでだったような気がする。1590m峰の前後にもシロヤシオの木が多いが、まだ全部蕾だった。
1590m峰からだらだらと下ったところが釈迦ケ岳への分岐だが、今日は右の大入道方向へ歩く。すぐに剣ケ峰の山頂で山頂標の前で証拠写真を撮った。シロヤシオはまだだが、オオカメノキが白い花を咲かせていた。
(剣ケ峰山頂での証拠写真)
(オオカメノキも綺麗でした)

剣ケ峰から先は初めて歩くコースだった。最初急坂を少し下ってから、大入道まで何回か小さなこぶを上り下りしながら歩いた。最初のこぶを越したあたりからシロヤシオの花が多くなってきたが、はじめは「去年の奥久慈男体山と同じくらい」とぼやきながら歩いていた。
ところが、1447mのピークあたりから、咲き誇るシロヤシオの花で賑やかになり、丁度青空も顔を出して素晴らしい眺めになってきた。大入道までシロヤシオの花は続いたが、そのうちまたガスが出て来た。ガスに咽ぶシロヤシオも風情ありと言いたいが、やはり太陽に照らされた輝くような白い花にはかなわない。
(シロヤシオのトンネル)
(ミツバツツジも咲いていました)

大入道の山頂で証拠写真を撮って、整備された登山道を先に進むと「小間々へ」の道標があった。地形図を見ると、北東の尾根通しに破線の道が伸びていて、これを辿ると大間々までは随分遠く思われ、引き返したほうが早いかもと心配していたのだが、ずいぶんと近道になって助かった。
大入道から最初の沢まで250m急坂を下る。ごろ石の沢を渡って少し上り返し、もう一度下って二つ目の沢を渡る。水が少ないので問題なかった。ここから小間々までは平坦で、新緑の中の気持ちいい散歩道だった。
(大入道三角点前で証拠写真)
(大入道と小間々の間に沢が二つ)

小間々には広いキャンプ場があり、ヤマツツジが真っ盛りだった。場内の広い道の両側に赤いヤマツツジが咲き乱れて綺麗だった。道標に従って大間々への登山道に入ると、ここにもヤマツツジが多く嬉しくなる。ミツバツツジは散り始めているが、まだ綺麗だった。大間々に近付くと、レンゲツツジが多くなってきた。大間々展望台の下辺りは一面のレンゲツツジの群落で、まだ蕾がやっと赤らみ始めたところだが、これが花開くと凄い景観になりそうだ。一度見に来る価値がありそうだ。
(子間々ではヤマツツジが満開)
(大間々への山道もツツジが賑やか)

大間々台の駐車場に戻ったのはもう16時を回っており、駐車している車も3台だけだった。これからミツモチ山まで歩くのは時間的にも危ないし、天気も良くないので止めにした。
大間々のレンゲツツジを見ることが出来なかったのが残念で、車で県民の森展望台に回ってみた。WEB情報で「県民の森第一、第二展望台付近のレンゲツツジが見頃」とあったのを思い出したのだ。第一展望台まで車で入った。第二展望台まで登山道を歩いてみたが、ツツジ園あたりの花は全部おしまいになっており、レンゲツツジの姿も見えない。和子がぶつぶつ言うのを聞きながら第二展望台まで来ると、やっとオレンジ色の花を咲かせたレンゲツツジが数株が見えてきた。展望台に上がって見渡しても、オレンジ色はちらほらとしか見えない。やはり、もう一度大間々台まで来るしかないなと思いながら、夕日に浮かぶ太田原から矢板の町並みを眺めていた。

(大間々のレンゲツツジはまだでした)

(県民の森のレンゲツツジ)




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