U64.遠藤ケ滝
1.動 機シモンさんのパソコン通信仲間と安達太良山にネマガリのタケノコを採りに出かけ、麓のコテージ「アットホームおおたま」で持ち寄りの料理とお酒がいっぱいの楽しい一夜を過ごした。翌朝、皆さんは安達太良山や和尚山に登ったり新潟の山に出かけたりしたが、我家は実益重視、近くでフキ採りをすることにした。そのついでに、目に付いた道標に従って遠藤ケ滝まで歩いてみたが、思いがけず綺麗な滝に出会えた。あまり知られていない滝と思い、この山行記で紹介することにした。
10分も歩いたところに立派なお寺があった。このお寺は東北三十六不動尊霊場 第三十一番札所の相応寺といい赤不動とも呼ばれる。大玉村HPによれば、「法相宗の高僧・徳一大師が大同二年(807年)眉岳に開基し、永禄三年(1563年)実弁法印の代に現在地へ伽藍を造営したといわれる。遠藤ヶ滝不動尊の名前は平安時代の遠藤武者・盛遠が、若い頃、安達太良山中の瀑布において気を養ったことから冠して、遠藤ヶ滝と称するようになった。」と言う。大師や上人の像のほか、周囲には多くの方から寄進された小さな不動明王の銅像がずらりと並んでいてこれも壮観だった。 今年が開祖1200年にあたり、溝の一行が本堂に集まってお経を聞いていた。
ご夫婦は途中で沢に下りたので、そこから先は案内無しで歩いた。道は整備されており、何人ものカメラマンや老夫婦に出会い、土地では評判のハイキングコースのように思われた。
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