U91 読売新道

1.動 機
 水戸アルパインクラブから読売新道の案内が出た。計画では、健脚のBグループは、初日扇沢から針の木雪渓を登って針ノ木小屋に泊まり、2日目は蓮華岳、北葛岳、七倉岳に登って船窪小屋に泊まる。3日目は船窪岳、船窪岳松澤岳、不動岳、南沢岳に登って烏帽子小屋に泊まり、高瀬ダムからぶな立て尾根を登ってくるAグループと合流する。4日目空身で烏帽子岳にピストンしてから、三つ岳を通って野口五郎小屋まで一緒に歩き、Aグループは野口五郎岳に登って水晶小屋まで歩く。水晶小屋は10名しか予約が取れないので、Bグループはこの日は野口五郎小屋に泊まり、5日目、水晶小屋まで2時間半余計に歩いてからAグループと合流し、水晶岳、赤牛岳と登って、黒部湖まで長い読売新道を下って奥黒部ヒュッテに泊まる。最終日の6日目は平の渡で黒部湖を横断しながら湖岸を歩いて黒部ダムにゴールイン。私はBグループ、和子はAグループに入って歩いて来た。半分は雨にたたられたが、長い長い超ロングコースを歩ききったという充実感がいっぱい残った山旅だった。

(5泊6日の読売新道山行コース図)

2.データ
a)山域:針ノ木岳(2821)、蓮華岳(2799)、北葛岳(2551)、七倉岳(2509)、船窪山(2300)、船窪松澤岳(2459)、不動岳(2595)、南澤岳(2625)、烏帽子岳(2628)、三ツ岳(2845)、野口五郎岳(2924)、水晶岳(2986)、赤牛岳(2864)

b)登山日:2007/8/29(水)〜 9/3(月)(前夜発)

c)日程:
8/28(火):日立 = 水戸IC=長野IC=(車中泊)
    わくわくしながら出発です
8/29(水):扇沢 ----(針ノ木雪渓)---- 針ノ木小屋---- 針ノ木岳---- 針ノ木小屋(泊)
    2年前にも登った道です(S82針ノ木岳・蓮華岳;この時は好天気)
8/30(木):針ノ木小屋 ----蓮華岳---- 北葛岳---- 七倉岳----船窪小屋(泊)
    蓮華の大下り、北葛と七倉の登りは視界も利かずきつかったが、船窪小屋の人の暖かさに癒された。
8/31(金):船窪小屋 = 船窪岳---- 船窪松澤岳---- 不動岳----南沢岳----烏帽子小屋(泊
    雨の中で何度も繰り返したガレバの上り下り、ひたすら耐えながら歩いた。
9/01(土):烏帽子小屋 ---- 烏帽子岳---- 烏帽子小屋---- 三ツ岳---- 野口五郎小屋---- 野口五郎岳---- 野口五郎小屋(泊)
    賑やかなAグループと合流し、好展望の烏帽子岳を楽しんだ
9/02(日):野口五郎小屋 ---- 野口五郎岳---- 水晶小屋---- 水晶岳---- 赤牛岳---- 奥黒部ヒュッテ(泊)
    またまた雨中行軍、水晶、赤牛の岩場に泣かされる。長くて足場の悪い読売新道を黒部湖まで下る。
9/03(月):奥黒部ヒュッテ ---- 平ノ渡---- 黒部ダム---- 扇沢=薬師の湯=長野IC=横川SA=水戸IC=日立
    黒部湖湖畔の道には高巻が何度も繰り返し現れたが、手入れが行き届いていた。

d)同行者:14名:Aグループ(男性2、女性5、和子)、Bグループ(男性3、女性4、私)

e)地形図:黒部湖、烏帽子岳、薬師岳

3.山行記録 
上の日程表の日付けをクリックすると、それぞれの日の山行記録が現れます。




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