V19.袋田の滝と月居山

1.動 機
亀楽会の矢大臣山行の時に、「そろそろ袋田の滝が氷結するころだ」との話がでて、久しぶりに氷結した袋田の滝を見たくなって出かけてきた。それだけでは時間が余るので、ついでに月居山に登ることにした。
完全氷結を期待した袋田の滝はまだ一部水の流れが見えていたが、陽だまりハイクの月居山からは日光から那須までのパノラマを楽しむことが出来た。
(前山と月居山)


2.データ
a)山域:月居山(404m)
b)登山日:2008/01/28(月)晴
c)コースタイム:
日立自宅 9:20 = 10:30 町営駐車場10:40 ---- 11:00 観瀑台 11:10 ---- 11:25 生瀬滝展望台 11:30 ---- 12:00 前山 ---- 12:10 鐘撞堂 ---- 12:25 月居山(昼食)13:10 ---- 13:20 鐘撞堂---- 13:45 観瀑台13:50 ---- 14:15 町営駐車場 14:25 = 15:30 日立自宅
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「袋田」
(月居山歩行ルート)


3.山行記録
R293からR359を北上、猪の鼻峠と月居峠をを越えて袋田に入って、無料の町営駐車場に車を入れた。氷結の滝を見に来たのだろう車で半分埋まっていた。山登りの身支度を整えて袋田の滝に向かうと、「まだ真ん中と両端に水が流れていたよ」と嘆いていた三脚を抱えた男性もいたが、団体の皆さんはみんな満足そうな顔をしていた。
300円の入場券を買ってトンネルに入って観瀑台に出ると、大勢の人が目の前の滝を見入っていた。一部流れが見えるが、これも引き立て役みたいなもので、氷結した四度の滝は美しくて感動的だった。ゆっくり鑑賞してから、カメラに収めようと構えたが大きすぎて一枚には入りきらない。あとでパソコンを使って田の字のパノラマ合成をする積りで撮影した。
(観瀑台からの袋田の滝)

観瀑台から吊橋側に出ると、ここから斜めに見る滝の眺めも綺麗である。何人も三脚を設定したりしてカメラを構えていた。
(吊橋からの袋田の滝)

滝を眺めながら、よく揺れる吊橋を渡ってすぐのところから、右手の崖を登るジグザグの鉄の階段が始まる。、生瀬滝から月居山をめぐる「袋田自然研究路」の始まりである。この鉄板が凍っていたらやばいなと思っていたが、雪も氷もなかった。ただ急な階段がどこまでも続くので、息が切れてきて身体も熱くなってきた。鉄の階段が終わるあたりで、眼下に四度の滝の、凍りついた上の滝が見下ろせる。さらにその上にコンクリートの階段が続く。こちらには雪が残っていて滑らないように気を使った。
(吊橋)
(鉄の階段)

階段を登り切ったところに、生瀬滝と月居山との分岐があり、生瀬富士の展望台まで足を伸ばした。生瀬滝も凍っていて綺麗だった。
生瀬滝のシャッタを押そうとしたら、モニタに花モードのサインが出ている。もしかしたら、四度の滝の写真を接写モードで撮ったかも知れないと愕然となった。モニタで見る限り大丈夫そうだが、念のためもう一度観瀑台に入って再撮影をすることにした。トンネルから出るときに、今日の入場券で再入場が出来ると言っていたっけ。月居山から直接駐車場に下りる積りだったが、滝本側に下りればいいのだ。
(生瀬滝も氷結)

生瀬滝の写真をとってから、さっきの分岐まで引き返して、月居山への急な階段に取り付いた。月居山と双耳をなす前山まで急な階段が続いた。途中には樹木の切れた好展望地が何箇所かあり、近くに生瀬富士、少し離れて八溝山、三鈷室山、鍋足山、里美牧場など見渡せた。
(前山への階段)
(前山から生瀬富士)

前山山頂近くなると、日光連山、高原山塊、塩原山塊、那須連山と連なって見渡せ、那須連山が真っ白に輝いていた。
(前山からのパノラマ:日光−高原−塩原−那須)

前山山頂には数人休んでいる人がいたが、展望ないので素通りして急坂を階段で下ったところの光明寺の観音堂の回廊から展望を楽しんだ。
更に鞍部まで下ると鐘撞堂があり、鐘を鳴らして今年の健康を祈った。
(観音堂)
(鐘撞堂)

鞍部から月居山までも急坂、ここには階段はないので山登り気分を味わえる。10年前に初めてこの山に登った時には、登山道が倒木に遮られて苦労した覚えがあるが、今は男体山からの縦走者も多くなったからか、急坂部分にはロープを張ったりして手入れされていて気持ちよく歩けた。
山頂は月居城の城跡で、その上に図根石があり山名板がぶら下がっていた。立派な城跡の石碑の前で証拠写真を撮って、スープを沸かして昼食をとった。ベンチとテーブルがあるのだが、10年前にも朽ち始めていたのが今もそのままで、今や座るにも不安定で、和子は怖いといって敬遠した。
(月居山への登り
(月居山山頂にて)

ゆっくり食事をしてから鞍部に下り、もう一度観瀑台に入るために、七曲坂への林道を左に別けて滝見茶屋方向に歩き、気持ちよく手入れされた杉林の中の道を下って行った。途中、凍りついた四度の滝の上部が見下ろせる場所があり、絶壁とのコントラストが綺麗だった。
(吊橋への下り)
(下山途中からの袋田の滝)

捨てないで持っていた入場券を見せるだけで入れてもらえ、もう一度写真の取り直しをした。朝よりも心持氷が溶けて、水量も多くなっているように見えた。
(午後の袋田の滝1)
(午後の袋田の滝2)

駐車場に戻って、靴を履き替えたりサポータをとったりしていると、山の会のInさん夫妻にばったり出会った。生瀬滝の上の河原を渡って、生瀬富士に登ってきたとのこと。我家は、今時の生瀬滝の上の河原は凍っていてとても近づけないだろうと思っていたが、「水が少なくて歩きやすかったよ」とこともなげにおっしゃる。やはりベテランは違う。




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