V32.また笠間の低山ピ−クハント
(山内山・愛宕山・高峠山)


1.動 機
今日もお天気は山歩きに上々の予報だったが、まだ遠出するほどの気分にはなれなかった。シモンHPの茨城山リストの未踏峰をつぶそうと、笠間の県道61号沿いにある3つの小さな山を選び出してピークハントして来た。

2.データ
a)山域:山内山(200m)、愛宕山(168m)、高峠山(184m)
b)登山日:2008/03/06(木)晴
c)コースタイム:日立自宅 9.50 = 10:50 滝沢集落P 11:08 ---- 11:22 林道分岐 ---- 11:37 山内山山頂 11:53 ---- 12:03 迷い道分岐 ---- 12:15 石組 ---- 12:30 破線路復帰 ---- 12:40 分岐 12:45 ---- 12:50 愛宕山山頂(昼食)13:20 ---- 13:38 破線路 ---- 13:50 滝沢集落P 14:10 = 14:30 肥料工場P 14:35 ---- 14:56 取付き ---- 15:03 高峠山山頂15:25 ---- 15:45 林道 ---- 16:00 肥料工場P 16:03 = 17:20 日立自宅
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「笠間」
(笠間三山歩行ルート)


3.山行記録
常陸太田から県道61号を笠間に向かい、R50の交差点の手前、産業廃棄物処分場の先で滝沢集落への細い道に入った。一番奥の民家のところでで舗装が切れ、置き場のような狭い広場があった。民家は留守のようなので無断で駐車させてもらって歩き始めた。
手入れの良い植林の中の林道を歩いて行くと、大きくカーブするところで林道が藪っぽくなり右に分かれる山道があった。
(滝沢地区の奥からスタート)
(林道から山道へ)

これが地形図の破線路と思われ、この山道に入って100mばかりトラバース気味に歩くと、また右に踏跡が現れ、これが破線路の分岐と思って入ったがすぐに道が消えた。高みを狙って藪を漕ぐと広い山道に出たので、少し早く右折しすぎたようだ。山道を歩きながら山内山へはどこから入ろうかと思っていると、左の山側にしっかりとした道が分岐していた。これに入るとすぐに道の真ん中に三角点があり、その上に黒と青の2枚の山名板が立ち木に取り付けてあった。先ずは第一の山頂を踏んだと、その前で証拠写真を撮った。
山頂からは反対のゴルフ場側にも山道は続いていたが方向が違う。もとの分岐点に引き返して歩きやすい山道を次の愛宕山に向かった。
(山内山山頂)
(破線路は整備された道)

地形図上で破線路が二つに分岐するあたりで、道が二又に別れた。左が良く踏まれた道だったが、水平に伸びる右のトラバース道に入った。これが間違いで、道は少し先の崖崩れ跡で途切れ、これを通過すると踏跡は谷間に下りだした。ままよとどんどん下ると山道に合流した。これが地形図の破線路で、左に行けば愛宕山に近付くと思って左に曲がった。この道の足元には赤い実をつけたフユイチゴが繁茂しており、その先に石垣を積み上げた大きな構築物があった。どこかで見た砲台跡に似ていないでもないが、こんなところに砲台は不要だろう。
道はこの構築物のところで消えてしまい、その先は立ち木に掴まりながらの急斜面の登りになり一汗かかされた。尾根に上がるともとの山道に戻ったが、25分の迷い道歩きだった。
(フユイチゴ)
(迷い道に大きな石組)

道を間違えたことを和子に責められながら山道を歩いて、峠の破線路の分岐点に来た。ここから少し直進して愛宕山への登り口を探したが見つからず、分岐点まで引き返して篠竹の中の薄い踏跡に踏み込んだ。藪も大したこともなく、5分ほどで社のある愛宕山の山頂に登りついた。山頂は立ち木に囲まれていたが、樹間に仏頂山、鍬柄山、吾国山などが見えていた。社の前の広場の陽だまりで弁当を広げた。
社の正面方向に良い道が下っていたが、我々の方向とは違う。社の前で証拠写真を撮ってから社の後ろに回ると、山内山と同じ造りの黒い山名板が立ち木に取り付けてあり、ここでも証拠写真を撮った。山道がその先に続いていたのでこれを辿ると、すぐに物凄い急坂の下りになった。うっかりするとずるずると滑りそうなので、道から外れてみたり、立ち木に掴まったりしながら慎重に下った。
(愛宕山山頂)
(急坂を下る)

谷底の破線路に出て、手入れの良い植林の中を関内の集落まで歩いた。県道に出る前に集落の中の生活道路を右折して、ネコヤナギやマンサク、サンシュユなど春の花を愛でながら滝沢集落の駐車場所に戻った。
車に戻って次の高峠に向かう道を調べるために、ポケットから地形図を取り出そうとしたが見つからない。しかたなくポケナビと車のナビを操作しながら高峠への道を調べていると、下の家から「何してるの」と言いながらご主人が出てきて、高峠への道を教えてくれた。お礼を言って、広場に置いてあった大きな切り株を褒めると、「使うならいくらでも持って行きな」と言って、車に載せてくれた。庭におくと、風情のある椅子になる。
(手入れの良い植林)
(花咲く里)

少し道を間違えて時間をくったが、地形図もポシェットの中に見付かってなんとか高峠への道に入った。最後の民家の先で舗装がきれたが、かまわずどんどん走って大きな音を立てている工場のところまで来ると、急に道が狭くなり先の見通しが怪しくなった。工場で作業中の人に尋ねると「高峠山に何があるの? これから先は枝が出っ張っていて車を傷つけるよ。歩いたほうが良いよ」とのこと。愛車を大事にしようと工場の車の脇に駐車させてもらって、1kmの林道歩きを始めた。
深く掘れた轍の林道を歩いていくと、伐採のチェーンソーの音が鳴り響き、右の急斜面の植林が間伐中だった。作業者の車がとめてある辺りからは道が良くなり、気持ちよく歩いて行くと目の前に高峠山が見えてきた。
高峠山を巻くように林道を歩いて行って高峠に着くと、左の崖のような急斜面に人が登った跡が見つかった。少し先まで歩いてみたが、ほかに道らしきものが見つからないので、この崖を攀じ登った。
(再び林道歩き)
(高峠山への取付き)

続く急斜面にも踏跡は続いたが、やがて放置されたままになっている枝付きの間伐材が先を遮るようになり、乗越えるのに柔軟運動を余儀なくされることになった。苦労して登りついた山頂には三角点だけがあり、この前で証拠写真を撮ってから、三山制覇を祝ってゆっくりとコーヒタイムにした。
倒木のある往路を引き返すのは面白くないので、地形図にある谷間の破線路めがけて南に下ることにした。はじめは尾根筋に踏跡が続いていて喜ばせてくれたが、やがて斜面が転げ落ちそうな急坂になるあたりから、その踏跡も間伐材に覆われてきて、これを乗越え、滑らない足場を選ぶのに難儀することになった。茨城の低山歩きに多少の藪漕ぎ、倒木は付き物なのだ。
(高峠山山頂)
(倒木の中の下山)

なんとか谷間の道まで下りると、あとは道は良くなり林道はすぐだった。気分良く林道を歩いて肥料工場まで引き返し、悪臭に鼻をつまみながらお礼そこそこに車を発車させ、途中で靴を履き替えて日立に帰ってきた。




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