V631.鳥屋山

1.動 機
鳥屋山は「福島の山」ではカタクリの名所として紹介されており、4月下旬が良いと薦められている。以前から登りたい山だったが、山菜取りの忙しい時期だし、カタクリなら近くでも見られるしでなかなか登れないでいた。
この度「福島の山」完登を決めたので、飯森山に登るのに合わせて登ることにした。

2.データ
a)山域:鳥屋山(581m)
b)登山日:2008/06/17(火)晴
c)日程:
森山自宅発7:05 = 8:00日立北IC = 8:50小野IC = 9:30 磐梯山SA9:40 =10:00会津坂下IC = 10:20漆窪登山口10:40 ---- 11:20第一見晴台11:25 ---- 11:45第二見晴台11:50 ---- 12:05鳥屋山(昼食)12:55 ---- 13:15第二見晴台13:20 ---- 13:55第一見晴台14:05 ---- 14:55漆窪登山口15:00 = 15:25美坂高原
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「野沢」
(鳥屋山の荻野ルート)


3.山行記録
我家を7時過ぎに出発して日立北ICに向かうと、日立市内は既に通勤渋滞が始まっていた。暇人が交通渋滞に加担して現役の人に迷惑を掛けては拙い。7時以降に出発する時は、日立南ICから乗ることを考えなければと反省した。1時間かかって8時に日立北ICに入ったが、小野ICには9時前に到着できて、その先の会津坂下ICまでの通勤割引にも間に合った。
会津坂下ICから車のナビに従って鳥屋山登山口に向かい、荻野駅近くを通過して橋を渡ると、漆窪集落の手前に鳥屋山登山口と書いた広い駐車場があった。カタクリの時期でなければこの先の登山口近くにでも駐車可能だろうと車を進め、「一等三角点の山鳥屋山登山口」の看板近くの路側に駐車して歩き始めた。
カタクリの季節が終わっても登山道の下草刈りなど整備が行き届いていて歩きやすい道が続いた。やがてカタクリ群生地らしい雰囲気のところを通ったが、もうカタクリの片鱗も見えなかった。
(登山口)
(カタクリ群生地)


2度林道を横断するあたりから道は急登になってきて、急勾配のところは階段道にしてあった。この階段道は第一見晴台を過ぎるまで断続的に続き、またか、またかと見上げながら長い階段道を登っていった。
(登山道は階段で整備)

第一見晴台に上がると、磐梯山から吾妻連峰、明日登る飯森山まで連なって見えており、少し樹木に邪魔されるが、白い飯豊の山々も白く見えていた。
(飯森山−吾妻連峰−磐梯山−川桁山)

一度大きく下って上り返し、ここからは階段無しの登山道をなだらかに歩いていくと第二見晴台に到着した。ここは太夫岳とも呼ぶらしく、何本も山名板が立っていた。
ここから飯豊連峰が遮るものなく見えていて、嬉しい展望台だった。
(第二見晴台)
(第二見晴台は好展望)

第二見晴台を下りてアップダウンを繰り返しながら鳥屋山山頂に上がると、ここは300度ぐらいの大展望だった。山の形と名前を書いた説明板が何枚も立っていて、山名同定がやりやすかった。磐梯山や飯豊山のほかにも御神楽山から越後の山まで見えていた。弁当を広げて、展望を楽しみながら昼食にした。
(鳥屋山山頂)
(鳥屋山山頂から南西方向展望)

予想以上に素晴らしい展望が出来て満足して下山にかかったが、途中、ワラビなど採っていたら駐車場に戻ったのは午後3時になろうとしていた。予定よりも大分遅くなったが、日も長くなってきたので三坂山に登っても大丈夫と決めて、三坂山登山口の美坂高原に向かって車を走らせた。





inserted by FC2 system