V712.ノルウエーフィヨルドとトレッキングの旅(2)

(ベルゲン市内観光)


2日目記録 6月27日(金)曇時々雨のち晴

ホテル10:00=10:25グリークの家11:40=12:00歴史博物館12:45----12:50ハンザ同盟商館街13:05----13:15ケーブルカー麓駅13:20=13:25フローレン山頂14:40----15:30ケーブルカー麓駅----市内散策----16:20ホテル

5時頃目が覚め、朝食前に港の周りを散歩した。港には大型の豪華客船、フィヨルド観光船、貨物船、大形ヨットなどが所狭しと停泊していた。フィヨルド観光船にはもう観光客が列を作って乗り込み始めていた。向かいのブリッケン街の木造建屋群の上にはフローレン山の岩肌がそそり立ち、なかなかのビューポイントだった。
魚市場を見ようと港の奥まで歩くと、目下開店準備中、トレーラで運んできた車付き屋台に果物、海産物、土産用雑貨など忙しく並べていた。
ホテルに戻ってゆっくりと朝食をとって、10時発のバスに乗り込んでベルゲンの市内観光に出発した。今日はガイドさんが付いていて車窓から名所の案内をしながらベルゲンの歴史をひも解いてくれた。
先ずはノルウエーの名作曲家グリークの家に向かい、博物館になっている住居や私設のコンサートホールなど案内された。ここに来るまでは、不明にもグリークの名前に馴染みがなかったが、この国では国家的英雄の扱いである。次々とバスがやってきて多くの見物客で行列が出来ていた。
(広い庭からグリークの家)
(グリーク像)

次はハンザ博物館を見学、主生産物の干しタラを飾ったりしてドイツのハンザ商人の暮らしを再現した建物で、狭いベッドなど目を惹いた。ベルゲンの漁師や商人が、ドイツ商人に迫害され続けた歴史が語られた。
次に近くの世界遺産、ブリッケン地区の木造建物群に案内された。狭い入口を入ると、奥にはどこまでも建物が続き、多くは今も土産物店になっていた。
(ハンザ博物館)
(ブリッケン地区)

その後は、フローレン山の山頂からベルゲン市街を展望する積りでケーブルカーに乗ったが、生憎の雨模様で展望は今ひとつ。山頂のレストランでゆっくりと昼食を取って外に出てみると、ラッキーなことに丁度視界が晴れてきたところだった。街並みから港、外海まで見渡すことが出来た。
展望を楽しんでから、下りは歩いて下ることにした。案内図にはS字に大きく蛇行する車道が街まで続いているが、その道を歩き始めると、随所にもショートカットする歩道が出来ていて、余り遠回りすることもなく、展望を楽しんだり、丁度交差する上下のケーブルカーを眺めたりしながら下った。
(フローレン山からの展望)
(下りのショートカット)

街まで下ってから、魚市場を冷やかしたり、街のあちこちにある記念像など見物しながらホテルに戻った。
今日の夕食は自前、ブリッケン地区のレストランまで出かけて海の幸に舌鼓を打った。
(魚市場)
(随所に記念碑が)



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