V71B.ノルウエーフィヨルドとトレッキングの旅(11)

(オスロ市内観光とデンマークへの船旅)

11日目記録 7月6日(日)曇後小雨

ホテル10:05=10:20ヴァイキング博物館11:00=11:25ホルメンコーレンジャンプ台11:30=11:50彫刻の森12:25=12:40国立美術館13:15=13:30中華料理店14:30=14:45オスロ港17:05

今日はノルウエーに入国後ずっと面倒を見てもらってきたガイド役のチェルナスさん夫妻との最後の日だ。船で出国する前の時間、オスロ市内をバスで案内してもらった。今日はTさんの娘さんとお孫さんたちも一緒で一段と賑やかだ。
まずはノルウエーの象徴、ヴァイキングの資料を展示してあるヴァイキング博物館だった。館内には掘り出されたヴァイキングの船の実物と復元モデルのほか、発掘の現場写真や手の込んだ工芸品などが展示されていた。大きな展示物が見やすいように、一部階段を登って見ることが出来るようになっていた。
売店でヴァイキング船を刺繍した壁飾りを見つけ、今回の旅の記念に丁度いいなと思ったが、5万円也の値段表を見てやめにした。
(ヴァイキング博物館)
(復元されたヴァイキング船)
(発掘されたヴァイキング船)
(手の込んだ工芸品)

途中、オリンピックのジャンプ台を眺めて国立美術館に入った。入場料は無料なのに、ノルウエーのムンクのほか、モネ、セザンヌ、ピカソなどの名だたる名画が並んでいて驚かされた。ゆっくり鑑賞したいところだが今日は時間がない。
(ホルコンコメンジャンプ台)
(国立美術館)

次は彫刻の森、ヴァーゲラン公園を見学した。園内には数え切れないほどの彫像が並んでいた。一つ一つが素晴らしい彫刻のように思え、ゆっくり眺めていたいが、やはり時間がない。ここは写真を撮ってもいいので、後で鑑賞しようとシャッタを押し捲った。
(ヴィーゲラン彫刻公園)
(怒りん坊)
(輪廻)

中華料理屋で昼食を頂いてから、デンマークのコペンハーゲンに向かう船に乗るためにオスロ港に出港2時間前に入り、客船の脇に駐車した。ここで異変が起こった。
予約してある座席券を受け取るためにチケット売場に向かったチェルナスさんが青くなって帰ってきた。船会社の手配ミスがあり、予約していたはずの席が16名しか部屋が確保できないというのだ。船会社は残りの18名の飛行機やバスでの代替輸送を提案してきたが、隊長や幹事団が一緒になって頑張って何とか全員同じ船に乗ることが出来るようになった。
豪華客船での優雅な船旅を夢見ていたのだが、出港時間より遅れて乗船して指定された部屋は二等船室で、2段ベッド2組の窓無しの4人部屋だった。シャワー室は付いているが、2所帯では使いにくい。外は雨模様で甲板に出るわけにも行かず、同室のS三夫妻としばらく山談義をし、夕食をとってから売店で土産物を漁った後は、早々にベッドに潜り込んで寝るしかなかった。
チェルナスさんは確認不足だったと平謝りに謝っていたが、初日から今日まで付きっ切りで面倒を見てきてくれた一生懸命さが素晴らしかっただけに、最後に船会社のミスで味噌がついたのが気の毒だった。こちらは「どうせ街には住めないからに」です。
この日はこれで済んだ。
(豪華客船 PAEZRT OF SCANDINAVIA)






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