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V７１Ｃ．ノルウエーフィヨルドとトレッキングの旅（１２）
（コパンハーゲン観光） １２日目記録 7月7日（月）晴 オスロ港＝9:30コペンハーゲン港10:30＝10:35リトルマーメイド10:40＝10:40オルバニー教会10:45＝11:50王宮12:30＝12:50カールスベアビール工場＝13:20ホテル----市内散策----チボリ公園 朝早く目ざめて外に出てみると、空は晴れて視界も良くなっていた。船の両側に陸地が見えるのだが、このあたりの地形には疎いのでどのあたりを航行しているのだかさっぱり判らなかったが、大きなモニタテレビに現在位置のナビゲーション画像が表示されているので助かった。右がデンマーク、左がスエーデンだが、その間が随分近いのに驚いた。 デンマークのお城のような建物が見え、遠くには大きな橋があって両国をつないでいるように見えた。コペンハーゲンの港に近付くと、30基以上もの風車が並んでいるのが圧巻だった。
港に着いたらまた異変があった。迎えに来ているはずのデンマークのガイドさんの姿がない。ガイドさんが待てど暮らせど現れないのでバス乗場に移動してみると、誰も乗っていないバスがいた。運転手に声をかけてみると「日本からの団体を乗せることになっている。ガイドは別会社なので判らない」とのこと。あとで判ったが、依頼の電話を受けた旦那が奥さんに伝えていなかったらしい。
バスの運転手さんが気の利いた親切な人で、自分でガイドしながら時間まで市内の名所を案内すると言ってくれた。仲間には英語ぺらぺらの人もいて、マイクを持って運転手の話を翻訳して流してくれたので、お陰様で楽しい市内観光が出来た。 衛兵交代式の時間に合わせて移動し、リトルマーメイドと英国式オルバニー教会を回ってから王宮に回り、大勢の観光客に混じって有名な衛兵交代式を見物した。そのあと広大なカールスベアビール工場の周りを走って予定時間にホテルに入った。運転手さんにチップと盛大な拍手が贈られた。
その後は自由時間、皆さんはお土産買いに連れ立って街に出かけていったが、我家は買い物に興味がなく、部屋に入って一休みしてから2人で街に出てみた。
近くの市庁舎に入って見学して街に繰り出したが、今日からデンマークの夏休みの始まりで（学校の夏休みに合わせて全企業が一斉に一週間の休業に入る）大変な人出だった。特に歩行者天国の通りはジャズフェステイバルの人出で賑わっていた。静かだったノルウエーとは様子が随分と違った。
ホテルに戻ると代役のガイドさんが来ていて、希望者があれば夕方からチボリ公園を案内するとのこと、部屋でシャワーで汗を流してから案内してもらった。他の人たちはもうお疲れで、我家だけがガイドさんについて歩いた。
チボリ公園はデイズニーランドのような遊園地で、色々な乗り物、沢山のレストラン、フリーのコンサートホールなど広い敷地に所狭しと立ち並んでいる。
ガイドさんは、園内を一周案内してから「こののイルミネーションが素晴らしいから暗くなる11時ごろまで居るといいよ」と言ってお仕事のコンサートホールに入って行った。高価で有名なレストランを回って一番安い料理で夕食を済ませたが、乗り物は日本のものよりもずっと高速でスリリングな感じがして、とても乗ってみようという気にはなれず、無料のジャズやクラシックの演奏を聴いたりして夕闇を待った。
明日が早いのであまり遅くまでは頑張れないが、ノルウエーよりも夜が早いようで10時頃には大分暗くなってきた。ガイドさんが自慢したように、光の芸術は見応えがあり、綺麗になったイルミネーションに満足してホテルに戻った。
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