V81.剱岳

1.動 機
剱岳の名前は、カニのタテバイとかヨコバイとかの難しい岩場がある難しい山だと昔から聞いていた。6年前に立山を縦走してから剱沢を仙人池ヒュッテに下ったときに、別山や仙人池から剱岳を眺めて、その急峻な岩稜の重なりに恐れをなし、とても2人ではアタックできそうにもないなと話し合ったものだった。そんな話を仲間としていたら、今年の水戸アルパインの8月例会として計画して貰えたので、大喜びで参加した。
計画は、一日目に一ノ越から別山乗越まで立山を縦走し、二日目に剱岳をアタック、三日目は奥大日岳から大日岳に縦走し、四日目称名滝に下るという贅沢な山行だった。三日目のお天気が良くなくて大日岳縦走はなくなったが、要の剱岳には参加者全員が揃って登頂できて、嬉しい山行になった。



2.データ
a)山域:立山(3003m)、剱岳(2998m)
b)登山日:2008/08/02(土)〜05(火)、前夜発
c)コースタイム:
前日:日立自宅 20:35 = 20:45日立電鉄南営業所 20:50 = 22:30 水戸IC = 22:40 友部SA 22:50 =
1日:= 0:40 上里SA 0:50 = 2:40 小布施SA 2:50 = 4:45 有磯海SA 4:55 = 5:15 立山コンビニ 5:25 = 7:00 室堂 7:50 ---- 8:50 一ノ越 9:05 ---- 10:30 雄山 10:45 ---- 10:55 大汝山分岐 ---- 10:55 富士折立分岐 11:10 ---- 11:50 真砂岳分岐 ---- 13:05 別山分岐 13:15 ---- 13:40 剱沢分岐 14:00 ---- 14:35 剱沢キャンプ場 ---- 15:00 剣山荘(泊)
2日:剣山荘 5:20 ---- 6:00 一服剱 ---- 6:25 武蔵のコル ---- 7:20 前剱 7:25 ---- 8:15 平蔵のコル 8:20 ---- 8:30 タテバイ 8;45 ---- 9:15 剱岳 10:00 ---- 10:20 ヨコバイ 10:35 ---- 11:30 前剱 11:35 ---- 12:15 武蔵のコル 12:25 ---- 12:35 一服剱 ---- 13:00 剣山荘(泊)
3日: 剣山荘 11:00 ---- 12:15 別山乗越 12:20 ---- 13:15 大日岳分岐 13:20 ---- 13:50 雷鳥沢キャンプ場 ---- 14:10 雷鳥荘(泊)
4日:雷鳥荘 8:00 ---- 8:25 みくりが池 8:45 ---- 8:55 室堂 9:55 =(定期バス)= 10:30 美女平 10:40 =(ケーブル)= 10:50 立山駅 11:00 = 11:15 皇子首 ---- 11:40 称名滝見台 11:45 ---- 12:05 皇子首 12:10 = 13:10 アルプスの湯(入浴・昼食)14:50 = 14:55 立山IC = 16:20 新井PA 16:45 = 18:20 横川SA 18:50 = 20:50 守谷SA 21:25 = 22:15 水戸IC = 23:30 日立電鉄南営業所 23:35 = 23:45 日立自宅
d)同行者:水戸アルパイン会員19(男10、女9)、和子
e)地形図:1/25000 「立山」{剱岳」

3.山行記録
(アクセス)
いつものように日立電鉄南営業所を始発するバスに夜9時前に乗って、東海、勝田、水戸と回って仲間21名が全員乗って水戸ICから常磐道に乗った。途中SAで休憩しながら、外環、関越、上信越、北陸道と繋いで、立山ICで一般道に下り、コンビニで弁当を買って一路室堂まで走った。
(1日目)
室堂に7時に到着すると、夏休みのこととて、ターミナル内は観光客などでごった返しており、行列を作ってトイレを使い、ラジオ体操とストレッチをして名水を汲んでから一の越に向かって歩き始めた。家族連れや観光客と一緒にゆっくりと歩く。石畳の道は途中雪渓が残っていたりしたが、路側の原にはチングルマやミヤマキンバイなど色とりどりの花が咲いていて目を楽しませてくれた。
(雄山までのガレ道は大渋滞)

一の越に登りつくと、向かいに後立山連峰などの山々が峰を連ねており、リーダに一つ一つの山の名前を教えてもらう。
ここから雄山までガレバの急坂になり、山頂まで行列がつながっている。登山道は狭いし、周りはゴロ石の重なりで道を外れると落石を起こしそうで、追い越しもままならない。大きな石を越えるところもあって観光客には難関であり、わずか300m登るのに1時間半もかかった。さっき教えてもらった山々を眺めながら登る。
(雄山までのガレ道は大渋滞)

立山の山頂は神社の社のあるところだが、皆さん6年前の縦走時にお参りしているし、風が強くて寒いので、今回は社務所前で展望を楽しんだだけで次に向かった。(2002年の立山−仙人池山行の模様はHP開設前だったので、記録をまとめていない。このときの山行記も書いてそのうち追加しよう)
(賑やかな雄山山頂:吹流しが上を向いている)

雄山山頂からは最高峰大汝山(3015m)、富士の折立、真砂岳とピークが続くが、リーダはいずれも巻き道を選んだ。明日の剱登頂の体力保持を慮ってのことだろう。殆どの観光客や登山者は雄山から室堂に引き返すので、ゆっくり歩いていても追い越されることはなかったが、反対の別山乗越側から立山縦走のツアーの大集団が次々とやってきて、交差が大変だった。
(雄山からの下り、始めは対向者多し)

6年前には剱の鋭鋒を真正面から眺めることが出来た別山まできたが、今日は残念ながら上の方はガスの中に隠れていた。暫く待ったがガスは晴れそうな気配なく、諦めて歩き始めて別山乗越の手前で剱沢に下る急坂を下った。その途中で目を上げると、なんと剱が頭を出していた。みんな大喜びで歓声を上げ、記念写真のシャッタを押した。
(別山から下ると剱が見え始めた)

キャンプ場の脇を通過してクロユリやタテヤマリンドウを愛でながら登り返して、剣山荘に到着したのは午後3時40分だった。庭に流れっぱなしの冷たい水で喉を潤した。
今日は土曜日のこと予約客が多くて、割り当てられた部屋は、男性11名、女性10名ともに2段ベッドの八人部屋だった。混雑時にしてはましな方かと何とか布団を並べ、5時までというシャワーを浴びて汗を流したところで、「キャンセルが出たので、もう一部屋使ってください」と追加に和室一部屋を割り当てられた。男女とも人数を減らすため、夫婦者の我家とTさん夫妻がこの部屋に移って、男性9名女性8名になって定員近くまでにはなった。私達は夫婦2組で一部屋になり、2人で参加したお陰でゆっくりとできた。廊下で荷造りをするほかの仲間には申し訳ないような気もしたが。

(2日目)
夜明けに窓の外を見ると、五竜と鹿島槍のシルエットが朝焼けの空にくっきりと見えていてとても美しかった。日が昇るまで、雲に映る光の饗宴をあきず眺めていた。
今日もいい天気になりそうだ。茨城を出るときの天気予報では今日明日は雨模様とあり、剱登頂は出来ないかもと危ぶんでいたのに、なんとラッキーなことよ。今年の水戸アルパインは雨続きだった去年とは様変わりである。
(朝焼け空に並んだ五竜と鹿島槍のシルエット)

早めに出発するために朝食は山小屋で弁当を作ってもらって部屋で食べ、いつものラジオ体操とストレッチをしてから5時35分に歩き始めた。難所の岩登りに備えて、背負うサブザックの中身は雨具と水、行動食だけ。
登山道は剣山荘の左手から裏に回っていた。始めはハクサンイチゲやシナノキンバイの咲き乱れる草原の中の道だったが、トリカブトやチシマギキョウなどが見え始めるとゴロ石の山道になった。足元に気を使いながら急坂を登っていった。
(剣山荘裏が登山口)
(一服剱への登り)

一服剱の山頂に近付くと、向こうに前剱の岩頭が見えてきた。随分下って登り返すように見えてがっかりする。一服剱に登ってから前剱を見直してみると、なんとも堂々とした山容である。この前剱に登ればもう十分満足できそうだ。それにしてもどこを通って登るのだろう?
一服剱を下った武蔵のコルで全員のストックを道傍にまとめてデポした。前剱からは岩場続きでストックは邪魔になるのだ。前剱に登り返す道は石くれの道なので浮石を踏まないよう、落石を起こさないように気は使ったが、思ったほど急坂でもなく、難しいところもない優しい登山道だった。
(一服剱の向こうに前剱)
(前剱に登る)

前剱の山頂に登りつくと、目の前に剱本峰の鋭鋒がドーンと聳えており、その前に岩山が立ちはだかっている。その岩山の垂直な岩壁には鎖が取り付けてあり、そこへ橋が渡してある。この岩山を乗越えなければならないようだ。その前に、この前剱を下るのだけでも相当に緊張する。
(前剱を越えていよいよ難所の連続)

橋を渡ってトラバースの鎖のところまで下りてみると、足場は狭くてどうしようもないほどではなく、あまり怖い思いはしないで通過できた。
(長い横鎖)

トラバースで向かいに出ると今度は下りの岩場で、ここにも鎖があった。岩場を下ると下山道との合流点になり、もう下山してきた人が待っていた。「前剱の門」という看板があり、下山する人はここから岩山を登って行くらしい。
(前剱の門への下り)

前剱の門を越えれば難所は終わると思ったら早合点、次にまだ一山あった。暫くは気持ちのいい稜線歩きだったが、稜線から大石の重なりの岩場を下って雪渓の残るところで一休みすると、次には鎖もある岩場に次々と出会うことになった。
まずは岩山を登って乗越える。
(剱本峰手前の岩峰へ急登)

乗越えると向かいの急斜面の登山道に下りてトラバース。
(反対側の急斜面をトラバース)

トラバースの突き当りに大岩が立ちはだかり、また反対側に攀じ登らなければならなかった。この岩場を平蔵の頭というらしく、その途中で左上から鎖に掴まって下りてくる登山者に出合った。下山道はこの平蔵の頭の天辺に登ってから垂直なこの大岩を下ってくるのだ。怖いところはタテバイ、ヨコバイだけではなかった。
(また急登。下山道は上から下りてくる、もっと大変だ)

登った以上下らなければならない。鎖を使いながら下って回り込むと、こちらに登ってくる下山者に出合った。ここも登りと下りの分岐点で、下山する人はここから平蔵の頭の天辺まで登って、さっきの鎖場を下るようだ。
(平蔵のコルへの下り)

合流点付近から剱岳方向に目をやると、眼下の平蔵のコルで仲間が下山者と交差している。その上の垂直の岩壁にへばり付いている人の列が2列見えた。右がタテバイ、左がヨコバイに違いない。いよいよやってきてしまった。でも、山頂には動き回る多くの人が蟻のように見え、あれだけの人が無事に登っているのだから、自分にも出来ないはずはなかろうと勇気つけた。
(平蔵のコルの仲間を見下ろす:)
(向かいのタテバイ、ヨコバイ、山頂に人影多々あり)

カニのタテバイの下に着くと、仲間はもう登りはじめていた。リーダが一足一足足場を指定しながらリードしている。あれだけ怖がっていた女性達を引っ張り上げているリーダは大した人格者だ。よっぽど信頼されていないとこうはいかないだろう。
(タテバイ)

自分の番になって岩場に取り付いてみると、足場や手がかりは沢山あり、難しそうなところにはボルトを打ち込んであるし、短く固定されたしっかりとした鎖もあり、それほど難しい岩場ではなかった。
それでもタテバイを登りきるとほっとして一休みした。その上は大岩の谷間のような急斜面になっており、これを攀じ登ると、どこを歩いても良さそうな山頂直下のガレバになった。もう下山してくる人も多い。
(タテバイを登り切る)
(もうすぐ山頂)

ついに山頂到着! 21名全員が1人の落伍者もなく超A級のこの剱岳に登ることが出来たのは何にも増して嬉しいことだ。みんなで握手を交わし、リーダに頭を下げた。そして万歳をして記念撮影をした。
(剱岳登頂! バンザーイ!)

山頂は360度の大展望だった。何度も挑戦して悪天候で途中で引き返したり、山頂に上がっても何も見えなかったという話を多くの人から聞いた。初めての剱でこんな展望が出来るのは何たる幸せだろう。
リーダからまた一つ一つの山の名前を教えてもらう。水戸アルパインのお陰で、ここから見える山でも随分と登った事のある山が多くなってきた。次はあの山に連れて行って欲しいとみんなでおねだりが続く。
(360°の大展望をゆっくり楽しむ)

ゆっくりと展望を楽しんで、社の前で集合写真をとって下山にかかった。下りの難所はまずカニのヨコバイだ。ヨコバイの鎖場に下りるまでが結構な急斜面で、仲間だけで随分と時間がかかった。鎖のあるヨコバイの第一歩が難所だと聞いていたが、あまり悩むことなく横の足場に乗り移っていて印象に残っていない。
それよりも、最後の鎖に取り付いて、左足を足場に乗せて左手で鎖、右手で岩角を掴み、右足を下の足場に移そうとした時にそれは起こった。狙った足場が一つ下過ぎてこの体勢のままでは足が届かず、右手を外して身体ごと足を下げたが、右足が足場に触らず空振りしてしまった。頭が右の岩のぶっつかって左手、左足、頭での三点支持になった。最下端で地面が下に見えたので落ち着いて体勢を持ち直すことができたが、もっと上の方でこんなことをしていたらどうなったことやらとぞっとした。まだ三点確保の基本が出来ていないと反省。
(ヨコバイに向かって下る)
(ヨコバイ)

ヨコバイからすぐのところに垂直に掛けられた長いアルミの梯子があった。梯子と地面との間が大きく開いているので、梯子に手を伸ばすのに勇気が要る。仲間の女性陣はもう姿が見えない。優しい顔をしているが、みんな芯はしっかり者ばかりのようだ。
それでも、次の平蔵の頭を乗越える時には渋滞した。一枚岩を登ってからすぐに鎖場の下りになるが、ここが足場のとり方が難しくて、登りにかかる前から随分と待たされた。
(梯子へ乗り移り)
(平蔵の頭の登り)

平蔵の頭を通過すると、あとは余り難所はなく、足もとに気を使いながらも気持ちよく下っていった。
(平蔵の頭を下る)
(前剱の門を通過してから稜線漫歩)

前剱を下ると、目の前に一服剱の登りが見えてきた。前剱といい、一服剱といい、下山道なのに結構な登りがある。それでも、剱に登った満足感でみんな元気に歩いた。
一服剱を超えると後は下るだけ、道傍の花々を愛でながら剣山荘まで機嫌よく下っていった。山荘に付いてから、先ずはビールで乾杯!!
(向かいに一杯剱と立山連峰)
(これを下ればビールが飲める)


(3日目)
前夜のテレビで、今日は午前中は雨が降るとの予報が流れ、当初の大日岳縦走は中止にしようとの決定がなされ、宿泊場所をコースタイム6時間半の大日小屋から3時間で歩ける雷鳥荘に変更され、出発を出来るだけ遅くすることになった。剱に登って満足しているので、異を唱える人は誰もいない。
今日剱に登る予定の人達も出かけることが出来ず、朝食後も大勢が山荘内に停滞していた。山荘のご主人佐伯友邦さんがみんなを食堂に集めて、立山神社の由来や歴史、山荘再建の苦労話などのを話してくれた。悪天候の時に剱に無理に挑まないように、いつもこんなお話をされているのだろう、人をひきつけるお上手な話し振りだった。
聴衆の中に一際目立つ美人がいた。「渡る世間は鬼ばかり」でおなじみの女優野村真美さんだった。我々と同じく昨日剱に登ったとのこと。山登りをする女優だと知って急に好感が持てるようになった。
そろそろ刻限だと11時になって雨の降る中、雨具を付けて歩き始めた。雪渓が残る登山道を別山乗越まで直登して剱御前小屋前で一休み、このあたりで雨は小止みになってきた。ここから雷鳥坂を下るのは雪渓の状況が悪いとの情報で、新室堂乗越まで奥大日岳方向に歩き、ここから雷鳥沢に下った。視界は利かず山々の展望はなかったが、道すがら、周りのお花畑が綺麗だった。
(雪渓やガレバの連続)
(別山乗越)

雷鳥沢から100m登り返して雷鳥荘に着いた時にはまだ視界は利かなかったが、温泉に入って汗を流して外にでると、立山連峰は綺麗に晴れ渡っていた。奥大日にはまだガスがかかったままだったが。
(夕方には晴れてきた)

ホテル雷鳥荘の夕食は豪華だった。歩く距離も短く、温泉に入り、美味しいご馳走まで頂いて、今日は本当に好い一日でした。
丁度夏休みの真最中、雷鳥平を歩いていると家族ずれや学校の集団登山の団体が多かった。雷鳥荘の中もごった返しており、予約を変更するのにリーダには苦労があったようだった。

(4日目)
最終日は茨城に帰るだけだが、リーダの親心で称名滝だけは見せてもらえることになった。室堂バスセンタから路線バスに乗って美女平まで下り、ケーブルに乗り換えて立山駅に下って、日立電鉄のバスで称名滝近くの皇子首駐車場まで入って貰うことになった。
朝起きると空は晴れており、真砂岳あたりに日が昇った。ビュッフェタイプの朝食を腹いっぱい頂いて、8時に室堂に向かって登り始めた。今日は立山連峰だけでなく大日連峰もすっきりと見えており、展望とお花畑を楽しみながらの快適ハイキングになった。途中、みくりが池のほとりで集合写真を撮り、みくりが池温泉の名物のソフトクリームを全員で味わった。
(みくりが池)
(縦走予定だった大日連峰)

室堂平で名水を汲んだり、バスターミナルでお土産を買ったりコーヒを飲んだりして、10時発の路線バスに乗ってアルペンルートを美女平まで下った。路線バスでは観光案内のビデオと音声が流れて、電鉄バスで上がったときとは違って色々な情報を貰うことが出来た。
美女平からケーブルカーに乗り換えて、材木石など眺めながら立山駅に着くと、茨城から迎えに来た日立電鉄のバスが待っていた。バスに乗り換えて称名滝の登山口の皇子首の駐車場まで入った。
称名滝の展望台はそこから歩いて30分ほど、車止めの先、車の走れる緩やかな道を登っていった。歩くに連れて滝の上部が見えてきて、展望台の下の橋の上では滝のしぶきが飛んできて滝壺まで見えるようになった。その上の展望台まで登ると滝を正面から見る形になるが、足の上からだと右側の細い滝も見えてV字滝に見えて、飛んでくるしぶきと合わせて迫力があるように思えた。雪解けの季節には、右側の滝の水量が増えてもっと豪快になるらしい。
(V字滝の称名滝;橋の上から撮影)

帰途、入浴のため予定の日帰り温泉に立ち寄ったが第1火曜日は休館日だった。次に探し当てたアルプスの湯はそれよりも良さそうな温泉で、露天風呂に入り、昼食を食べて帰途に向かった。バスは満足一杯の和やかな雰囲気を乗せたまま茨城まで帰ってきた。




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