X314.ニュージーランドトレッキング(4/19)
(マウントクック村2日目)

マウントクックでは有名なハーミテージホテルに2連泊して、一般の我々は二人の現地ガイドに案内され、二人のRNZスタッフにサポートされながら日帰りコースを楽しんだ。1日目はタスマンバレーとガバナーズブッシュトラックを歩き、2日目はフッカー氷河湖とケアポイントまでの往復ハイキングを楽しんだ。健脚組の人達はボールパス越えに挑戦予定だったが、初日の悪天候に阻まれて途中撤退し、2日目ミューラハットコースを頑張った。
(マウントクックの日帰りハイキングコース)


4日目(3月2日):フッカーバレーとケアポイント

ハーミテージホテル 10:05 = 10:05 キャンプ場 10:15 ---- 10:45 #1吊橋 ---- 11:05 ミューラ氷河湖展望台 11:15 ---- 11:15 #2吊橋 ---- 11:45 木橋(トイレ) 12:00 ---- 12:30 フッカー湖(昼食) 13:00 ---- 13:20 木橋 13:30 ---- 13:50 #2吊橋 14:40 ---- 14:15 #1吊橋 14:20 ---- 14:35 キャンプ場 14:55 ---- 15:05 ミューラハット分岐 ---- 15:20 ケアポイント 15:30 ---- 15:55 キャンプ場 16:05 = 16:15 ハーミテージホテル

今朝は天気が良くて、朝起きて外を見るとマウントクックに朝日が当っていた。早速シャッタを押す。
(今日は上天気、マウントクックがバッチリ)

昨日の強風と雨とでボールパスから撤退した健脚組のうちの二人は、ハイキングでは物足りないと巌さんと一緒にミューラハットに向かって出発していった。残る16人は同じコースを歩くのだが二グループに分けられ、私達はグラントさんと藍ちゃんに案内された。
登山口の駐車場までの移動はガイド社の小さなバスが使われ、先行グループから20分遅れてホテルを出て、駐車場で準備運動をして先行グループを追いかけた。
木の橋を渡って目の前にマウントクックを仰ぎながら荒れ野の中を歩いて行くと谷間に入り、左手にアルパインメモリアルという三角錐の記念塔が山の上に立っていた。
(登山口で準備運動)
(マウントクックを見ながら歩く)

奥に進んでいくとミューラ氷河湖が見え始めたがマウントクックは雲の中になった(と思った)。、立派なフッカーバレーの展望図がたっていてミューラ氷河と山々の一関係が示されていた。これを見るとマウントクックがここから見えないのは当たり前だった。
少し下ってフッカー川にかかる第一吊橋を渡ったが、ここの吊橋はほとんど揺れなかった。川面は綺麗な灰色の氷河の色をしていた。
(ミューラ氷河湖遠望)
(第一吊橋)

吊橋を渡って川沿いから離れて岩屑の重なるモレーンの上を歩いて行くとミューラ氷河湖のほとりに出た。展望台では女学生の団体さんが格好の良い集合写真を撮っていた。皆半ズボンで元気がいい。我々も真似して同じような写真を撮ってみた。
(しばらくモレーンの上を歩く)
(ミューラ氷河湖展望台)

枯れた花を付けたマウントクックリリーやデージーを眺めながら歩くと、川沿いの絶壁にできた遊歩道になった。ここには丈夫な保護柵が付いていた。
絶壁に咲くサウスアイランドエーデルワイスの花を愛でながら通り過ぎると二つ目のつり橋になり、フッカー川を渡り返した。
(絶壁脇の道)
(第二吊橋)

再び姿を現したマウントクックを目の前にして川沿いを歩いて行くとまた木の橋が現れ、渡ったところに「Stocking Stream}の立札が立っていて、トイレや展望台のある休憩所になっていた。
ここで一休みして歩くと、気持のいい広い草原になった。一部には木道が敷かれていた。
(木橋)
(フッカーバレー)

草原の中にはマウントクックリリーの咲き柄が多くあったが、花の盛りには見事な事だろう。ガイドさんがタソックの草むらの中にホワイトゲンチアナの大株を見つけてくれた。しょっちゅう歩いているので、咲いている場所が分かっているのだろう。みんなでシャッタを押した。
他にもキキョウに似たホワイトハレベルの花が可憐に咲いていた。
(ホワイトゲンチアナ)
(サウスアイランドエーデルワイス)

花を愛でながら広い草原を歩いて行くとフッカー氷河湖の畔に着いた。氷河湖の向こうに氷河があり、その上にマウントクックの山頂が雲間に見え隠れしていた。絶景をバックに記念撮影が忙しかった。
とっくに着いていた先行グループと一緒になって、出発時受け取ったピクニックランチを開いたが、氷河湖を渡ってくる強い風が冷たいので、岩陰に身を隠しながらの昼食だった。
(フッカー氷河湖)

帰りは2グループ一緒に歩いたが、途中、吊橋のところで休憩しながら隊列を整えながら歩いて行った。
駐車場まで引き返すと空模様が怪しくなり、希望者だけがケアポイントまで歩くことになった。ケアポイントまでの間は平らな道だったが、健脚組が歩いて行ったミューラハットへの分岐や、車に乗らないでホテルまで歩いて帰るルートの分岐があった。
(ケアポイントへ)
(ミューラハット分岐点)

ケアポイントまで25分ほどのハイキングだったが、途中でガイドさんに勧められたトサラベリーの真っ赤な身が美味しかった。
ケアポイントに着くと、空模様も持ち直し、目の前に絶景が広がっていた。そこは立派な木の展望台もあり、ガイドさんにボールパスの場所など確認しながら展望を楽しんだ。
(甘いトサラベリー)
(ケアポイント)

(ケアポイントからのパノラマ)

駐車場に戻ってバスの到着を待っていると、一番いのパラダイスダックが近寄ってきて、皆んなで追いかけながらシャッタを押して楽しんだ。
ホテルに帰ってもまだマウントクックの姿が見えていたので、ホテル前のヒラリー卿の像と組み合わせた写真撮影を試みたが、ちょっぴり遅かった。
ホテル内での夕食時、先に帰った人達から、マウントクックの3D映画を見たら迫力があって面白かったよと教えられ、映写場に行ってみた。残念ながら本日の上映は終了だったので、少し忙しいが、翌朝、出発前に見ることにした。
(パラダイスダック)
(ヒラリー卿とマウントック)


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