Y94 黄葉のカナデイアンロッキーハイキング(3)
3日目;9月27日 ヤムナスカメドウ
キャンモアホテル 9:00 = 9:50 ヤムナスカ登山口駐車場 10:15 ---- 10:50 第一展望台 11:00 ---- 11:55 第二展望台 12:30 ---- 13:10 第一展望台 13:15 ---- 13:40ヤムナスカ登山口駐車場 13:50 = 13:55 ビーバポンド 14:10 = 14:55 ボウリバー展望所 15:00 = 16:00 レイクルイーズイン(泊)
今日はハイウエーをカルガリー方向に引き返し、1X線でボウ川を渡ってMt.ヤムナスカの麓に入ってハイキングする。昨日のように7時起床、8時朝食、9時出発だ。ただ、宿が変わるのでバスにスーツケースを乗せての出発だ。昨日と同じおむすびを注文する人が多かったが、私は一昨日の中華の弁当が気に入って、途中スーパに立ち寄ってもらった。
駐車場に着くと、ヤムナスカは評判のハイキングコースであるらしく、スクールバスや乗用車が何台も停まっていた。
ヤムナスカの岩壁が見上げられる登山口で石塚さんの説明が始まった。「あの岩峰の麓まで登るのか」と尋ねると、「岩峰下は落石が多く展望も良くないので近寄らない。途中に展望の良いところがあるのでそこまで登って行く」とのことで歩き始めた。
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(ヤムナスカ登山口駐車場) | (岸壁を見上げながらあそこに登るの?) |
歩き始めるとすぐにポプラの黄葉が始まった。朝日を受けて輝くように美しい。みんなカメラを出して盛んにシャッタを押した。
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(黄葉の中を登る) |
道端には赤い実をつけたベリーやインデイアンペイントブラシが赤い花をつけていたり、石塚さんの解説を聞きながら歩いて行くと突然目の前がパッと開けた。眼下一面に黄葉が広がっていた。
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(せっせと登る) | (第一展望台) |
そこは広い岩場で格好の展望台になっていた。せっかくなので数枚シャッタを押してパノラマ合成することにする。
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(第一展望台からの展望) |
「もう少し上るともっと展望が良くなるよ」の声に励まされて、更に150m程登った。上る途中にも黄葉はあるし、下の展望も良く見ることができて嬉しい山登りだ。
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(もう一段登る) |
案内された上の展望台はもっと広い岩場になっていて、集合写真を撮ってから、それぞれに座り込んで展望を楽しみながら弁当を広げた。
展望台のすぐ脇からは山頂の岩壁が間近に見えていて、直下まで行ってみたい誘惑に誘われたが、黙ってみんなと一緒に下りにかかった。
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(第二展望台) | (間近に岸壁) |
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(第二展望台からの展望) |
下る頃からお日さまも陽を射すようになり、第一展望台まで」下って立ち寄って見ると、朝見たよりも黄葉がもっと黄色を増していて、みんな写真の撮り直しをすることになった。
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(満足して下る) | (もう一度第一展望台) |
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(陽が当たってきて一段と綺麗になっていた) |
素晴らしかった黄葉に満足して登山口に下った時のGPSデータは、歩行距離6km、高度差250mだった。
登山口でバスに乗ると、近くにビーバポンドがあるので寄って行こうと案内された。車道から草むらを分けて少し下ると小さな池があった。展望台もできていて、そこから池をよく見ると、池の端は枯れ木の堆積で出来ており、これがビーバの習性で出来たものだと説明された。小学生頃か理科の時間か何かで教わったことがあるが、実物を見るのは初めてだった。
車道わきでビーバがポプラの木をかじって倒した跡を見せられたが、ナタで切ったような鋭い歯跡に驚かされた。
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(ビーバポンド) |
レイクルイーズの街にある今日の宿レイクルイーズインに向かって一路北上する。途中、ボウリバー展望所に立ち寄って一休み、城壁の様なキャッスルマウンテンを眺めた。
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(ボウリバー展望所とキャッスルマウンテン) |
レイクルイーズの街に入ると大きなモール街があり、ホテルの受付をしている間、お酒を買ったり、お土産物を品定めしたりした。
今日の宿のレイクルイーズインは宿泊棟がレストランのある本館とは別棟になっていて、朝食時は少し歩くことになる。宿からは四方にMt.テンプルなどの山々が眺められた。
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(レイクルイーズのモール街) | (Mt.テンプルとレイクルイーズイン) |
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