Z13.県植物園と県民の森

1.動 機
 同期会の春の山行について打ち合わせようと、シモンさんから大矢さんと私に招集がかかった。集合場所は並みのところではなくて県植物園の熱帯植物館、打ち合わせを要領よく終わらせて、熱帯植物館内の花をゆっくりと愛でてから、隣接の県民の森の最外周の遊歩道を歩きまわってきた。

2.データ
a)山域:森林公園(57m)
b)登山日:2012/1/11(水)曇り
c)コースタイム:日立自宅 9:20 = 9:30 日立南IC = 9:35 那珂IC = 9:40 植物園駐車場 9:50 ---- 10:00 熱帯植物館 11:25 ---- 11:30 ボタニカルアート展 11:55 ---- 12:00 熱帯植物館 12:40 ---- 12:45 県民の森 14:15 ---- 14:20 植物園駐車場 = 14:25 那珂IC = 14:30 日立南IC = 15:00 日立自宅
(県民の森遊歩ルート)
(県民の森遊歩ルートの標高差)

d)同行者: シモンさん、大矢さん
e)地形図:「石塚」

3.山行記録
 高速道を使うのが我家から植物園への最短ルート、震災特例で無料で走らせていただいて時間も20分短縮。間もなく到着した大矢さんと一緒に植物園の入場ゲートに向かうと、茨城県は年寄りを大事にしてくれて、70歳以上は入場無料だ。「有難うございます」とお礼まで言われて入場券を受け取って熱帯植物館に行くと、シモンさんは首を長くして待っていた。
 館内は全館15℃ぐらいに暖房されていて暖かく、テーブルも用意されていて打ち合わせにもってこいだ。ここを打ち合わせ場所に選んだ理由に納得。主題の打ち合わせは予め各自の案を練ったものを持ち寄ったので短時間で終了したが、その後三人とも早く帰る用事もないので、植物園の中を見物することになった。
 まずは熱帯植物館の中を三階から一階までゆっくりと見て回った。カトレアやオンシジウムなどの華やかなランに並んで、アマゾンユリの真っ白な姿が印象的だった。果物もパパイヤやバナナの他に珍しいゴレンシやパッションフルーツが目を惹いた。ゴレンシは食したことがあるが、何処の国でだっただろうか。台湾?
(カトレア)
(アマゾンユリ)

 ゆっくりと熱帯植物館を見て回ってから、ボタニカルアート展を無料で見られるというので資料館に向かった。細かい筆使いで植物の形や色を正確に描いた絵がたくさん展示されていて、写真よりも正確だねと感心しながら見て回った。途中で気が付いたら、小学生の部佳作という字が目にとまった。全部プロが描いたものと思って見ていたのだが、一般に交じって高校生、中学生、なかには小学校低学年の作品まである。こんな細かい筆使いを幼い子供が出来るなんて信じられなかったが、偽りであるはずもない。この老人にはとても真似ができません。
 ボタニカルアート展に圧倒されてから、まだ帰るのは勿体ないので、県民の森も一回りしようということになり、弁当を食べに暖かいところが良いので熱帯植物館に舞い戻った。食事しながら出る話は、飛び入りゴルフコンペで優勝して常陸牛800grをゲットとか、お孫さんとあちこちでスキーをして来たとか羨ましい話ばかり、籔漕ぎの山歩きの話など出る番はなかった。
 食事を終ってから県民の森に向かった。植物公園の方は今時めぼしい花は咲いていないので、シモンさんがいつも歩いている森林公園の最外周の遊歩道を案内してくれるという。
 夢のかけ橋を渡って森林公園に入り、先ずは展望台に上って南方に広がる山並みの同定になった。意外なことに誰も自信を持って山の名前を言い当てることが出来なくて宿題になってしまった。
 そのあと、松見本林など出来るだけ公園の外周を通る遊歩道を歩いて行ったが、案内してくれるシモンさんの足取りは速く、大矢さんと二人必死に追いかける構図が続いた。平坦に見える遊歩道も結構なアップダウンがあり、日当たりがなくて気温は低いのだが、ジャケットの中は汗ばんできた。1時間半、5km程のウオーキングを楽しんで駐車場に戻りお開きとなりました。
(夢のかけ橋)
(最外周を選んで歩く)






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