Z51.石尊山と金山岳周回(茨城の里山)

1.動 機
茨城県の里山で県北部に残っている山に金山岳という標高459mの山がある。この山は以前山菜採りによく行っていた石尊山の奥にあるので、女坂から石尊山に登ってから金山岳に周り、そのまま金山岳の尾根筋を下って来る周回路をとった。金山岳は三角点があるだけの特色のない山だったが、久しぶりに石尊山の山菜を収穫して満足して帰ってきた。コシアブラにはセシウム濃度が高いとのニュースが流れたが、この時期にだけ春の香りを味わうのに、年間通して食する食品の放射能基準値に惑わされないことにしよう。

2.データ
a)山域:石尊山(412m)、金山岳(459m)
b)登山日:2012/5/1(火)晴後曇
c)コースタイム:日立自宅 10:00 =(一般道)= 11:20 石尊山登山口 11:30 ---- 12:30 石尊山(昼食) 13:10 ---- 13:50 金山岳 14:10 ---- 14:25 発電所分岐 ---- 14:55 林道 ---- 15:05 石尊山登山口 15:10 =(一般道)= 16:30 日立自宅
(石尊山金山岳周回ルート)
(石尊山金山岳周回ルートの標高差)

d)同行者: 和子
e)地形図:「磯原」

3.山行記録
 今日のコースは周回して5kmほど、我家を10時に出発、高速にも乗らないで一般道をゆっくり走って西明寺の登山口に11時20分で到着した。途中から見上げると石尊山の方向の山が伐採されて山肌が荒地の様になっているのが見えた。これでは山菜もなくなっているのかなあと心配になった。
 登山口近くの車道の様子も変わっていて、車も登山口から少し離れたところに停めた。見覚えのある石尊山登山口の道標のところから登って行くと、登山道は綺麗に整備されていて、分岐点には紙に印刷された手製の道標も立ててあった。
(石尊山登山口)
(手製の道標)

 歩き始めて30分で四合目の石柱があり、その先で伐採地に出て太平洋が一望のもとに見渡せた。伐採地には若木の植樹はされていなかったが、後はどうなるのだろうか。自然に雑木林に育っていくのか、荒れ地のままになるのか。
(伐採されて展望抜群)

 伐採地からはロープも張られている急登になった。女坂にこんな急登があったとは私の記憶にはなかったが、和子はちゃんと覚えていた。
 頑張って登り切ると少しなだらかになり、ゼンマイを採りながらゆっくり登って行った。私は男坂との合流点まで歩いてから山頂に向かったが、後ろを歩いていた和子は途中で山頂への「直登コース」の道標を見つけて急登して行った。山頂に着いたのは和子の方が早かった。
(ロープもある急登)
(緩やかになる)

 石尊山の山頂には石の祠が震災にも負けずに建っていたが、強く記憶に残っている「杖を道ずれ老夫婦谷山超えて目指す山頂石尊山、着いたぞばあちゃん山頂だ旨い空気が待っていた。幸せだな?」の歌碑が見当たらなかった。名歌だと思っていたのに、残念! 山頂標の前で証拠写真を撮ってから山頂広場で弁当を広げた。誰もやって来ない静かな山頂だった。
 昼食をすませて、十里上峠への道へ進み、鉄塔を過ぎたあたりから山菜の目になって、斜面を登ったり下ったりしながら歩いて行った。いくらか収穫して満足したころ、道が二股に分かれる。右に行けば十里上峠だが、今日は「石岡第一発電所」の道標が示す左に向かう。金山岳の三角点はそこから5分のところにあった。 
(石尊山山頂)
(分岐点の道標)

 金山岳の三角点のところで、金山岳登頂の証拠写真を撮ったが、「この三角点には以前来たことがある」と珍しく二人の意見一致した。帰宅後過去のデータを調べたら、2003年4月に石尊山に登った時の写真ファイルに、この三角点を前にして撮った写真が見つかった。
(金山岳山頂)
2003年4月

 金山岳から少し下ると鉄塔があり、そのすぐ先に女坂への分岐の道標があった。あまりはっきりとした道は見えなかったし、もう少し下ったところの尾根分岐で左に入った方が登山口に近くなる。
(鉄塔)
(道標)

 女坂分岐からは急降下になり、登山道がヤマサクラの花びらで真っ白になるほどに散り敷いて綺麗だった。
 一旦鞍部になり小さなピークのところに左に分かれる薄い踏跡があった。道標はないがここから左の尾根を下っていければ登山口への最短距離になる。ピークの先で前方の視野が開け、太平洋を展望することができた。海岸近くに見える小さな山群は、今年の1月に歩いた高戸山と万葉の道あたりだろうか。
(サクラの花びらが散り敷く登山道)
(太平洋と万葉の道、高戸山)

 幸い踏跡はその先にも続いていて快調にに下って行ったが、やがて伐採地に出ると、雑草や棘が茂っていて歩きにくくなってきた。少し頑張って籔を突破すると赤土の作業道に出たので、九十九折りの道で少々遠回りになるが我慢して、太平洋の展望を楽しみながら作業道をゆっくりと下って行った。
(伐採地)
(作業道)

 作業道は植林の中の林道に繋がり、その林道を歩くと石尊山登山口はすぐだった。一周3時間半、山菜の収穫もあったし、変化もあってまずまず満足の山行でした。
 
  




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