Z71 ペルーの世界遺産巡り11日間(2)

3日目;6月30日 リマ〜マチュピチュ 

リマホテル 8:15 = 8:50 リマ空港 10:50 = 12:05 クスコ空港 12:30 = 12:50 昼食 14:00 = 16:00 オリャンタイタンボ駅 16:35 = 18:10 マチュピチュ駅 = 18:25 マチュピチュホテル(泊)

 6時半モーニングコールに起こされて朝食をとり、8時15分、昨夜のガイドさんとバスに迎えられて空港に向かい、10時50分にクスコに向かって離陸。
(ホテルブリタニア)
(リマ空港)

 リマ空港をクスコ空港まで1時間程のフライト。眼下には砂漠の様な荒地が続くが、クスコに近づくとアンデスの雪山が見えて来た。雪山が見えると嬉しくなってくるのは何故だろう。
(砂漠の町)
(雪山群)

 クスコ空港に到着すると、現地ガイドさんの出迎えで専用バスに乗り、マチュピチュに向かう列車に乗るためオリャンタイタンポ駅に向かう。クスコとはケチュア語 (Quechua) で「へそ」を意味し、インカではここが世界の中心だと考えていた。標高3360mで、現在の人口はおよそ30万人。
(クスコ空港に到着)
(ガイドさん)

 バスの車窓から見えるクスコの街が珍しく、忙しくシャッタを押す。ここは標高は森林限界を越え、山は裸山ばかりだが、山頂に何かモニュメントが立ち民家が立ち並んでいるところが多い。
 街中にも、インカの英雄らしいモニュメントがあちこちに見られた。 
(山にも住宅群)
(モニュメント)

 街中はゴミゴミして雨が殆んど降らないので埃っぽい。車も多く、ペルーの道路は車優先だから、横断歩道でも十分注意するよう特段の注意あり。
 中央広場前のレストランは満席だったが、少し待って日本からのツアー客が出た後で席に着く。民族衣装で奏でる調べを聞きながら、インカコーラを飲み、スープとスパゲテイの昼食を頂く。
(車優先のクスコ市内)
(昼食休憩)

 レストランの窓から目の前に中央広場が広がっており、絶好の撮影ポイントでかわるがわるシャッタを押した。
(クスコ中央広場:カテドラル、ラコンパニーアデヘスス教会)

 食後再出発、山肌に民家が密集するゴミゴミとした郊外を抜けると、見渡す限りの高原の中の道をひた走る。今は乾期で一面茶色一色だが、その向こうの雪山が美しい。
 3600mの最高地点を過ぎると次第に高度を下げて行き、ウルバンバ川沿いの「聖なる谷」の道になり、インカの末裔が今も暮らすのどかな田園風景になり、トウモロコシやジャガイモの段々畑も見られるようになる。
(高原をひた走る)
(石畳みの道も)

 オリャンタイタンボの街に着くと、ここも観光地、びっしりと並んでいる土産物屋の間を歩いて駅舎に入る。
 列車が数台停まっているが、我々の乗るのは違うらしい。しばらく待って指定された席に着く。
(オリャンタイタンボ市街)
(鉄道駅)

 列車はウルバンバ川沿いの狭い峡谷沿いをひた走る。2010年1月にはウルバンバ川氾濫で土砂崩れあり、交通寸断されてヘリで救助されたとのこと。岩山が正面に覆いかぶさるように立ちはだかる様なところもありスリル満点。反対側の窓からは雪を頂いたこの辺りの最高峰ベロニカ山が綺麗に見えているが、こっちからではシャッタを押しにくい。
 途中にマチュピチュ迄3泊4日で徒歩で歩くインカ道の始点駅があり、その先の吊橋から山に登るインカ道が伸びていた。
 谷は益々深くなり、5時には日が陰って暗くなり始め、向かいの山の上に満月が見えるようになってきた。
(ウルバンバ川沿いにインカ道)
(岩山と満月)

 マチュピチュ駅に到着した18時過ぎには日はとっぷりと暮れており、暗い中を土産物店の間を抜け、街中の坂道を登ったところにあるホテルに入った。空には南十字星が綺麗に輝いていた。
 夕食は街中のレストランでペルービールにインカ料理を美味しく頂いた。ここでも民族衣装の音楽が流れて来た。
(駅前のマーケット)
(レストラン)


次の(7/1)へ

6/28-297/2へ7/3へ7/4へ7/5へ7/6-8へ




inserted by FC2 system