Z82.風神山お散歩コース

1.動 機
 悪沢赤石縦走山行から帰ってきて下界の暑さにうんざりしながらだらだらと過ごしていたら、いつの間にか次の聖岳光岳縦走が近付いてきた。このままでは聖光縦走を付いて歩けないのではと心配になり、朝食前に脚力チェックのために風神山までお散歩してみた。コースは以前よく歩いていた一般コースを登り、「Z62.風神山周回」で見付けた新コースを下った。ザックは軽いし標高差は聖光縦走の1/10だったが、朝の空気の中気持よく歩くことができて、聖光縦走への覚悟が出来てきた様な気がする。このコースを時々歩くよう習慣つければ、まだまだ「夫婦二人の山歩き」を続けられるだろうなと話し合っている。

2.データ
a)山域:風神山(242m)
b)登山日:2012/8/22(水)晴
c)コースタイム:自宅 5:35 ---- 5:40 R6 ---- 5:50 団地端 ---- 6:05 山側道路上 ---- 6:20 風の広場 6:30 ---- 6:40 風神山 ---- 6:45 風の広場入口 ---- 7:00 山側道路下 ---- 7:05 新登山口山の広場 ---- 7:10 R6 ---- 7:20 自宅
(風神山周回コース)
(風神山周回コースの標高差)

d)同行者: 和子
e)地形図:「常陸太田」

3.山行記録
 我家としては超早起きして5時半に歩き始める。近所の人にも余り顔を合わせないでR6に出て、R6を横切って住宅街の道に入る。浄水場を過ぎて右折し、登り切った突き当りの民家のところまで来て戸惑った。この道は今は歩かれなくなったのか、脇の登山口の石段を上がったところが籔で完全に塞がれている。和子が前進を渋るので、私が前に出て大籔を漕ぎながら薄い踏跡を探しながら歩いて行った。50m程で籔は薄くなったが、そこまでの籔道は蜘蛛の巣だらけで、払いのけるタオルがまっ黒になってしまった。
 日研とエネ研の間の車道に出ると、もう出勤してくる車が何台もやってくる。現役の人達、毎日朝早くからご苦労様です。山側道路を横断する橋を渡るとすぐに登山口があり、数人のご婦人達や御夫婦がもう下って来るところだった。挨拶を交わして舗装された登山道をゆっくり登って行った。
(浄水場脇の団地端)
(一般登山道を登る)

 途中、天神山三角点への道を左に分けたが、和子は御存じない。すぐに風の広場入口に着くと新登山口からの道が右から上がってきている。風の広場まで上がったが、靄が濃くて展望は今一つ、お日様が照らないのが幸いと、テーブルに陣取ってグレープフルーツとトマトで空腹を補った。
 一休み後、東側の道を歩いて風神山の山頂まで足を伸ばした。
(風の広場)
(風神山山頂)

 風神雷神にお参りしてから西側の道を歩いて引き返していると、茂みから子猫が飛び出してきた。一匹かと思ったらミャーミャーと泣きながら次々と出てきて、結局6匹を数えた。怖がることも知らない様子ですり寄ってくるが、我家は動物を飼う趣味も余裕もない。しばらく後を追われて可哀そうな気にもなったが、どうしようもない。人に慣れているところを見ると、どこかで飼われていたのがつい最近ここに置いて行かれたのだろう。ちゃんと生きていけるのだろうか。
 風の広場入口まで引き返して、新登山口への道に入った。もしかしてこの道も夏の間に籔になっていないかと心配したが、全コースよく踏まれていて、登山口まで気持よく歩くことができた。生活道路に出て我家に着いたのは歩き始めて2時間弱、取付き点だけは変更が必要だったが、普段の足慣らしに格好のお散歩コースだった。
(子猫6匹)
(新登山道を下る)

 



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