1.動 機 黄竜は、白や黄色の石灰岩でできた3,000以上の棚田状の池が連なる、大自然が数億年をかけて造り上げた奇観で、「人間瑶池(この世の仙境)」と言われる。標高3,100m〜3,500mの高所にあるが、道は桟道で整備され、その両側に蓮の葉のような形の池が続いている。トラピクスの格安ツアー「四川省3大絶景九賽溝・黄龍・四姑娘山の旅」に参加して、綺麗な景色を満喫してきた。 2.データ a)山域:黄龍寺(3570m) b)登山日:2004/06/29(火)曇 c)コースタイム: 九賽溝発8:05 = 10:05 川主寺10:50 = 11:35雪宝頂峠 = 12:00黄龍山荘(昼食)13:00 ---- 13:05黄龍入口 ---- 13:40 争艶池 ---- 15:00中寺 ---- 15:20黄龍寺 15:25 ---- 15:25五彩池 ---- 15:40黄龍寺 ---- 15:50展望台 ---- 16:00 黄龍寺 ---- 16:30 争艶池 ---- 17:10黄龍入口17:35 = 18:10雪宝頂峠18:35 = 18:55 川主寺 = 19:25 松藩(泊) d)同行者:和子、他24名 3.山行記録
午後は黄龍の観光。普通登り2時間半強、下り1時間半弱ぐらいで観光しながら往復出来るとのこと。入口で既に標高が3100mあり富士山の七合目、黄龍寺までの道のりは階段で約一万段(高度差450m)以上あるとのことだった。登りと下りは一方通行で混雑を避けおり、登りに見所が多くありました。石灰質が龍の鱗のような形に配列されたところに水が流れて、たくさんの棚田のような池を作ったり、さまざまな滝やせせらぎの美しい風景を作っていました。
黄龍寺山門の額が面白い。正面から見ると「黄龍古寺」、右から見ると「飛閣流舟」、左からは「山空水碧」と見る角度によって異なる文字が見える。
登山道では度々駕篭屋さんに出合った。二人一組で一人のお客を乗せて元気良く上り下りしていた。駕篭屋さんは往復とも下山用道しか利用しないようだ。駕篭屋さんは300元とのことだが、辛くて五彩池まで登れなかった人にはあり難いだろう。 下り道での争艶彩池と迎賓彩池の展望台で奇観の見納めをして1時間ほどで入口に戻り、バスに乗って、再び宝頂山峠を通って松藩まで走った。 |