D24.偕楽園とヘルスロード001

1.動 機
 いばらきヘルスロードでは、ウオーキングカードに記録した累計距離に応じて景品がもらえる。和子の記録が最初のハードル累計距離100kmを越えたので、県立健康プラザに申請書を提出するために水戸に出掛けることにした。私もあと3.6kmで100kmになるので、水戸千波湖に立寄り湖畔を周回するヘルスロードNo.001を歩いて100kmにしてから県立健康プラザに行くことにした。ところが、千波公園の駐車場で車を降りて歩き始めると、私の足腰に痺れが出てきて別行動、私は一人で偕楽園をゆっくりと散策した。和子が千波湖湖畔を一周してから合流、湖畔に下りて私の累計が100kmになる分だけ歩き足して県立健康プラザに向かい、無事二人揃って100km景品の申請書を出すことができました。

2.データ
a)山域:水戸市千波湖
b)登山日:2016/02/12(金)曇
c)コースタイム:森山自宅10:00 = 10:50千波公園駐車場10:55 ---- 11:05跨線橋 ---- 11:10偕楽園11:40 ---- 11:45常盤神社11:50 ---- 12:00跨線橋 ---- (千波湖湖畔) ---- 12:20引返し点 ---- (千波湖湖畔) ---- 12:35跨線橋 ---- 12:45千波公園駐車場12:50 =13:05県健康プラザ13:20 = 13:40レストラン(昼食)14:20 = 15:10森山
(偕楽園とヘルスロードNo001ウオーク)
(偕楽園とヘルスロードNo001ウオークの高低差)
d)同行者:和子

3.山行記録
 千波公園駐車場に車を入れ桜川沿いの道を歩いて行くと、仙波湖畔の周回遊歩道には、ウオーキングやランニングをする人の姿が見えた。
 桜川沿いの道を跨線橋に出合う。跨線橋は常磐線だけでなく、県道50号や30号、桜川を跨いで偕楽園入口と千波湖遊歩道とを繋いでいる。千波湖に行くにもこの跨線橋に上がらなければならない。
(桜川と千波湖)
(跨線橋へ)
 和子の後を追って桜川沿いを歩いている間に、私の足腰に痺れが出てきて、和子と一緒のペースでは歩けそうになくなった。跨線橋の上に上がったところで別行動にすることにし、和子一人で千波湖畔をマイペースで一周することにし、その間私は偕楽園の梅見物をしながらゆっくり歩いていることにした。
(跨線橋上で和子と別れる)
(我家の庭の梅)
 入口の登り口には咲き初めの白梅や紅梅の花が見られ、今日の偕楽園では梅の花を楽しめそうだと期待させた。
 ところが偕楽園の東門まで来て園内を見ると、咲いている梅の木はちらほら、出てくる観光客からは2分咲き程度との声が聞きえてきた。
(跨線橋降り口の梅の花)
(偕楽園東門)
 園内に入って歩き回ると満開に近い梅の木があり、白や赤に綺麗に咲いている梅の木を探し当ててはシャッタを押していった。スマホを持って写真を撮っているご夫婦もいて、バックが明るいと綺麗に撮れないわねと言い合っていた。
(白梅)
(紅梅)
 見晴し広場の端には恰好のいい好文亭がたっている。中に入っていては、和子の千波湖歩きが終わって催促がきそう、外から眺めるだけにする。
(好文亭)
 見晴らし広場にたっている三本の松の老木は、梅の花が寂しいときでも見事な樹形を見せてくれる。
(松の木)
 見晴らし広場の南端に突き出た仙奕台からは千波湖が見渡せる。昔の趣を感じるのは千波湖を松越しに眺めるのだろうが、今日は梅見物、梅の花越しの千波湖の写真を撮ってみる。
(千波湖)
 和子から「千波湖を一回りして駐車場まで戻ってきたので、今から偕楽園に向かう」と携帯が入った。和子が上がってくるまでの時間つぶし、隣の常盤神社の境内に入って拝殿にお参りし、右脇の稲荷神社、左奥の三木神社などの末社を見、神楽殿(?)に飾られたお雛様などを眺めながら境内を歩き回った。
(常盤神社)
(稲荷神社)
 東門に戻ると、丁度和子が上がってきたところで私を探してきょろきょろしていた。梅はまだ少ないよと告げると「仙波湖畔には白鳥や鴨などの水鳥がたくさん泳いでいて面白いよ」と言って一緒に下っていった。
 跨線橋を下りて千波湖畔に着いたところで、ポケナビの記録ではまだ2kmしか歩いておらず、ここから駐車場に戻っては3.6kmにはならない。水鳥を愛でながら目標達成するところまで歩いて引返すことにした。
 舗装されたウオーキングコースを歩いて行くと、路面に「スタート・ゴール 3000m」と書かれた指標があった。和子が先刻歩いた時にはこれを見つけようと探しながら歩いたのに見つからなかったという。一つ湖岸側の遊歩道を歩いていたらしい。中の遊歩道の方が水鳥を近くで見ることができて面白そう。
(千波湖)
(ヘルススロード指標)
 湖水の向こうに見える水戸市街の手前で、噴水が大きく吹き上げていい景色を作っていた。
 小さな広場になっているところには鳩がたむろして観光客に餌を催促していた。餌を投げると、これを見て離れたところからも鳩が飛んできていた。
(噴水の向こうに水戸市街)
(鳩)
 鴨に混じって黒鳥や白鳥も観光客が休む岸辺近くによって来ていた。我家夫婦が近付くとそっぽを向いてしまうので、餌を持っていないことが分かるらしい。
(黒鳥)
(白鳥)
 鴨が巣を作っているのを見たというところまで歩いていき、岸辺にうずくまっている数羽の水鳥をみた。ここでウオーキングコースに出てみると、路面に600mの表示がしてあった。ここから駐車場まで1km以上あるので、累計距離は100kmを越えるに十分だ。
(引返し点(600m地点)からの千波湖)
 広場の端には水戸黄門様の像があり、反対端には江戸幕府最後の将軍慶喜と水戸藩9代藩主の斉昭との像があった。斉昭が慶喜の実父だったとは知らなかった。
(徳川光圀公像)
(徳川斉昭公・七郎麿呂(慶喜公)像)
 跨線橋で桜川を渡り、その先で長塚節の歌碑を読んで駐車場に戻った。今日の歩行距離は4.3km、100kmを達成できた。
     長塚節 歌碑
    那珂川ニ網曳ク人ノ目モカレズ鮭ヲ待ツ如君待ツ我ハ   長塚節
     左の立っている石碑に下記解説があった。
    那珂川に帰ってくる鮭を、漁師がいまかいまかと川面から目を離さずに待つように、私は君が元気で帰って来るのを待っている。と水戸時代に親しんだ那珂川を詠み込んで、友との再会を願う気持ちを歌っている。
(長塚節歌碑)
(千波公園駐車場)
 駐車場を出たのは13時前、県立健康プラザに向かう途上に昼食をとるレストランがないかと見ながら走ったが見当たらず、そのまま県立健康プラザの駐車場に入った。受付でヘルスロードに付いて教えてほしいと問い合わせると、判る担当者は一人だけですと云って電話してくれ、3階の事務所に行くように指示された。担当の女性はとても親切な方、申請の仕方等を教えてくれて二人のウオーキングカードのコピーをとって申請書も作ってくれ、日立市近隣のウオーキングコースの説明図も手渡されて、これから200km、500kmを目標に頑張るよう励まして頂いた。健康センタを出て我が家に向かい、途中のレストランでやっと昼食にありついて益々機嫌よくなって我が家に帰り着きました。


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