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(風神山の歩経路) |
d)同行者:Fuさん、和子
e)地形図:1/25000 「常陸太田」
3.山行記録
電車でやってくるFさんを大甕駅で乗せて、風神山登山口まで車で行くことも考えられたが、駅から歩いても距離はたいしたことないし、途中に大甕神社などがあって面白いだろうと、我家も駅まで歩いていった。大甕駅に電車が着くと、丁度茨キリ(茨城キリスト学園)の登校時間と重なって学生の列に混じって歩いていくことになった。
学生の列に押されるように歩いて茨キリの近くまで来ると、学生たちは脇道に入っていった。いままで気が付かなかったが、入口に「学生生徒通用口」となっていた。
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(大甕駅前、学生と一緒) | (茨キリ学生入口) |
すぐ先に茨キリの正門があるが、ここは外来者の受付場所で学生は通らない。
ここから大甕神社まではすぐ、タンポポやマーガレットなど野の花が咲き乱れ、Fさんも花が大好きなようで和子と話があってなかなか先に進まない。
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(茨キリ正門) | (大甕神社樹叢へ) |
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(西洋タンポポ) | (マーガレット) |
T字路にある泉川道標の前で私の薀蓄を話したが、Fさんは余り興味なさそうだった。
大甕神社の境内に入って拝殿にお参りして奥ノ院に向かう。鎖のある岩場も二人とも鎖に頼らないで平気で登っていく。やっぱりベテランだ。
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(大甕神社拝殿) | (奥ノ院へ岩場登り) |
奥ノ院まで登って甕星香々背男神社に下り、大鳥居を潜って国道に出て渡り、祖霊殿の参道を登って日研の通勤道路にでた。
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(鳥居の正面に出て) | (祖霊殿を通って) |
通行道路を登って、日研の裏道を歩いて裏門に出て、その先の駐車場入口にある一等基準点を案内する。
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(日研裏の道) | (一等基準点) |
すぐ先の山側道路の橋を渡ると風神山の登山口になる。
ここからの登りが風神山登山の高度差の殆どを占め、速足で歩かれると付いていけないと心配していたが、この道沿いにもコアジサイやナワシロイチゴなどの花がいろいろ咲いていて、二人の足取りはゆっくり、助かった。
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(山側道路渡って登山口) | (登山道) |
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(コアジサイ) | (ナワシロイチゴ) |
風神山自然公園の碑が立つ分岐に登り着いて右に入ると、すぐに展望尾の良い風の広場に着く。
眼下の我が家を紹介したいが、立木が育って見えなくなってしまった。右手に日立港から東海原発、その先に霞んでいるが那珂湊辺りまで見渡せた。ベンチに座ってしばし休憩。
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(風神山自然公園の碑) | (風の広場から東海方面) |
次の241.9mの三角点標石がある風神山山頂では風神雷神の碑に挨拶しただけで、休むことなく次に向かい、つつじ園の手前の山の広場のベンチに陣取って弁当を開いて昼食休憩。風神山山頂では登山者が頻繁にくるので落ち着いておしゃべりして居れないのでここまで来たのだという。
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(風神雷神の碑) | (咲き残りのツツジ) |
ゆっくりとおしゃべりしながら弁当を頂いて次に向かう。常磐道が見えるところでは、Fさん「常磐道はこんなに曲がりくねっているの」と驚いた様子だった。
ヤマザクラの樹が大きく育っているのにも驚いた様子。
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(常磐道) | (ヤマザクラの大木) |
他のところではなかなか見ることができなくなってきたというギンランやキンランがところどころに咲いていて大喜び。
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(ギンラン) | (キンラン) |
みはらし台まで歩いていくと、周りの立木が綺麗に伐採されたようで、眼前の視界が邪魔者なく広くなっていた。
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(みはらし台入口) | (みはらし台) |
生憎の空模様で日光の山は霞んでいたが、太平洋から那珂湊のエレベータ塔、水戸の県庁、筑波山から加波山にかけての山並みが綺麗に見えていた。みはらし台には新しいベンチも整備されていて、またゆっくりおしゃべりを楽しんだ。よくもこんなに話が尽きない物だと感心しながら聞いていた。
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(みはらし台からのパノラマ) |
しばしおしゃべりを楽しんで、今日の山歩きはここまでにして、縦走路に引き返して往路を戻った。
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(縦走路に引き返して) | (山の広場通過) |
風の広場の入口のところから新登山口に下る道に入った。山側道路下を過ぎると花が少なくて二人の足取りが速くなって、私の腰にはきつかった。
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(風の広場から新登山口へ) | (山側道路下通過) |
沢沿いのスギ林の道はFさんも気持がいいと言いながらどんどん歩いていく。すぐに民家脇の新登山口に着いた。
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(沢沿いの道) | (新登山口) |
住宅街に出ると、途中の日輪寺にも立寄ることなく通り過ぎて国道の交差点を渡り、茨キリへの分岐のところで私はFさんとサヨウナラして我家に帰った。和子は大甕駅までおしゃべりを楽しんでから帰ってきた。
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(茨キリ分岐でさようなら) | (帰宅) |
和子は久し振りにおしゃべりが出来て機嫌が良くなり、私もおおいに助かった。