E73.茨城県植物園

1.動 機
 暑い日が続いて外歩きが出来ていないので、2週間前の月曜日に休園日に気が付かないで空振りになった県植物園に出かけることにした。今日も月曜日だが3連休の最終日、休日なのでお休みではなかった。まだ梅雨明け宣言はないが、お天気が良くてもう夏の始まりのような暑さの中のウオーキングになったが、意外に多くの花に出会え、展示室で行われていた「小さな旅の水彩画展」も見ることができて面白い一日になった。

2.データ
a)山域:茨城県植物園
b)登山日:2017/7/17(月)晴
c)コースタイム:
    自宅12:10 = 12:55県植物園P13:00 ---- 13:10展示室13:20 ---- 13:30岩石園13:40 ---- 13:55熱帯植物館14:15 ---- 14:25あじさいの道14:30 ---- 14:35バラ園 14:40 ---- 14:40沈床園噴水 ---- 14:45県植物園P = 15:10レストラン(昼食)15:50 = 15:55スーパ@16:30 = 16:40スーパA16:55 = 17:00自宅
(県植物園7/17歩経路)
d)同行者:和子

3.山行記録
 午前中和子は庭仕事、昼を過ぎてから我家を出発、前と同じ経路で走って13時前に植物園の駐車場に着いた。休日なのに駐車場はガラガラ、料金所の前に行くと「小さな旅の水彩画展」の案内板が立っていて今日が最終日、ラッキー! 「花だより」のパンフを貰い、身分証明書の運転免許証、運転経歴証明書を提示して高齢者無料で入れていただく。
 料金所前からゲートを通ると目の前が沈床園、花壇にはいろいろな花が咲いていたが噴水は吹きだしていない。ここに噴水がないと何とも淋しい。
(植物園料金所)
(沈床園)
 噴水手前の花壇を眺めながら歩いて沈床園を出て展示室に向かうと、和子が「リョウブの花が咲いているよ」というので近寄ってみると、長い房の変わった形の白い花が咲いていた。
(沈床園の花壇)
(リョウブ)
 展示室の受付では数人が打合せ中、一寸挨拶して中に入る。40点ぐらいの作品が展示されており、白馬三山や長瀞峡など訪れた事のある風景が色々あって、思い出しながらゆっくりと見させて頂いた
(展示室:小さな旅xvの水彩画展)
 展示室を出て遊歩道を歩いていくと、クチナシの花などあってシャッタを押したように思うのだが、カメラに残っているのは長い房に緑色の実が鈴なりになっている木の実だった。netの写真と見比べてみると「ハクウンボク」が一番よく似ていた。
 下にはハギの小さな薄紫の花が見られ、その奥にヤマユリの大きな白い花が目立って見えていた。
(ハクウンボク)
(ハギ)
 岩石園入口付近にはアジサイの木が茂っていて花はもう終わりの様だったが、結構綺麗。
(ヤマユリ)
(アジサイ)
 岩に囲まれたところにギボウシが白い花を咲かせており、岩石園から出た向かいの茂みにはシモツケの薄紫の花が咲いていた。
(ギボウシ)
(シモツケ)
 下に黄色いキンシバイの花が見られ、上に白いモヤモヤの花が咲いており、和子はこれもリョウブの花だという。
(キンシバイ)
(リョウブ)
 鉄パイプの棚に支えられたノウゼンカズラの古木が何本も並んでいて、派手やかな赤い花をいっぱい咲かせていた。この花は民家の庭先に咲いているのが、来る時の車中からも時々見られた。
(ノウゼンカズラ)
 ツクバネウツギの白い可愛い花が見られたが、下には「ハナゾノツクバネウツギ」という長い名前を書いた名板があった。
 ムクゲの木もあったが、綺麗に咲いている花は数輪、殆どの花は萎れていた。
(ハナゾノツクバネウツギ)
(ムクゲ)
 房状に小さな実を付けた木の実があり「クロモジ」の名板があり、その先に「シロモジ」の名板が立っていて、同じ「モジ」の名前なので似た実があるのだろう思って上の木の中を探したがなかなか見つからない。やっと見つけ出したのは緑色の丸い実だが、房になっていないので気づかなかった。葉っぱの形もまるで違うのに何で似た名前が付いているの。
(クロモジ)
(シロモジ)
 熱帯植物館に入ったが、和子は「暑い温室の中には入りたくない」と言いだして、休憩室でおやつを食べて、入口の鉢物を眺めただけで外に出た。
(コチョウラン)
(タイタンビカス)
 中の樹木の中に目立たないが変わった形の花を見付けた。樹の下には「モクゲンジ」の説明板があり、花は黄色でこれは果実、実ると褐色になり、中の実は7mmほどの黒色球形になって数珠が作られるとのこと。
 熱帯植物館前の取付道を出て花のない西洋シャクナゲ園を見ながら右に行くと、休屋の先にあじさいの道が左右に伸びている。花の盛りは過ぎているが、枯れた花は切り取られていて気持ちの良い道になっている。右の橋まで歩いて引返し左に歩いていく。
(モクゲンジ)
(アジサイの道)
 お日様も当って気持ちの良いアジサイの道をゆっくりと歩く。
(アジサイの道)
 アジサイの道を出て中央遊歩道に出ると、バラ園の手前にザクロの木があった。ザクロは実った実は見たことはあるが花は見たことがない。小さなザクロの実があり、まだ頭に花を付けた可愛い赤ちゃんザクロだった。
 まだ実になっていない赤い花があると思ってシャッタを押したが、これは綺麗な花が散った後の萼片だった。
(ザクロの赤ちゃん)
(ザクロ)
 バラ園も盛りは過ぎているようだったが、残っている花に近付いてみると良い色合いにいい香り、何度もシャッタを押した。
(バラの花@)
(バラの花A)
(バラの花B)
 バラ園のすぐ先は沈床園、噴水が水を吹き上げていた!
 沈床園入口の花壇にはカボチャの葉がいっぱいに広がっていた。立札には「ハロウイン用かぼちゃ育成中」とあった。
(バラの花C 向こうに噴水!)
(ハロウィン用かぼちゃ)
 噴水のすぐ前に来ると、青空にく吹き上げる噴水の姿が何とも素晴らしい。
(く吹き上がる噴水)
 花壇を入れた沈床園全体の構図も吹き上がる噴水があると引き締まる。
(噴水のある沈床園)
 思った以上に花が残っていて嬉しいお散歩だった。レストランのランチを美味しく頂いて、スーパで今晩の御馳走の材料を買って気分良く我が家に帰りました。
 

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