E85.ひまわり迷路

1.動 機
 テレビ放送で那珂町のひまわりフェステイバルが紹介され、フェステイバルは終わったがひまわりの花はまだ見頃だというので早速行ってみることにした。このひまわり畑は以前見たことがあるがずいぶん以前の事で記憶が定かでなく、駐車場とひまわり畑とは予想以上に広いひまわり畑の両端にあり、駐車場からひまわり迷路まで長い道のりを歩るかなければならなかった。お蔭で広いひまわり畑全体を存分に堪能することができ、ひまわりの花はうつむき加減だったがまずまず、初めてのひまわり迷路も迷いながらも面白く歩くことができた。

2.データ
a)山域:那珂市ひまわり畑
b)登山日:2017/8/29(火)曇
c)コースタイム:
    自宅10:40 = 11:20みはらし台駐車場11:25 ---- 11:40ひまわり迷路11:50 ---- 12:20みはらし台駐車場12:25 = 12:50レストラン13:30 = 13:40スーパ14:10 = 14:20自宅
(ひまわり畑・ひまわり迷路歩経路)
d)同行者:和子

3.山行記録
 早朝ベットの中で「ミサイル発射。ミサイル発射。北朝鮮からミサイルが発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難して下さい。」のJアラートを聴いていたが、ミサイルは北海道南部の上を越えていったとの報道に、なんで茨城県にまでJアラートを鳴らすのよブツブツ言っていると、和子に「すぐ飛び起きて避難する用意をしなきゃダメでしょ」と怒られた。
 朝食後、那珂ひまわり畑の情報を調べると、23日に満開になり9月初めまで見頃だという。天気予報はずっと良くないが晴れる日を待っていたらひまわりの花が終わってしまう。今日も朝から天気が良くないが雨は降りそうにないので、10時過ぎになって我家を出発した。私にはまったく道が判らなかったが、和子は覚えているよと言ってナビなしで走り、那珂ICの先に交差点にひまわり畑の道標が立っていて、道標に従って走っていくとひまわりの花が見えてきた。交差点を曲がってすぐのところに駐車場があって車を入れた。天気が良くない所為か車は少なくてすぐに車を停めることができた。
 駐車場にはひまわりの開花時期に合わせて造ったパイプ造りの見晴らし台があり、観光客が上ったり下ったりしている。勿論我家も登ったが、余り人数が多いと心配になりそうな頼りない造りだが、幸か不幸か今日は人が少ない。
(ひまわり畑駐車場)
(見晴らし台)
 見晴らし台の上から下に見えるひまわり畑はものすごく広い。早速撮った写真を合成したパノラマを下に付けたが、上から撮った3枚の写真を合成するとひん曲がっていて、4ヘクタールに25万本のひまわり畑の広さが十分に伝わってこない。
(見晴らし台からの写真パノラマ合成)
 3枚の中の一枚をそのまま付ける。この方がむしろ広く見えるが、生憎のお天気で花はうつむき加減で残念。
(見晴らし台からのひまわり畑)
 ひまわりの花は見晴らし台を下りて下で眺めた方が綺麗に見えた。それでも半分以上の花は盛りを過ぎて年寄り花、お日様が出ても上を向く元気はもうないのかもしれない。
(見晴らし台下からのひまわり畑)
 駐車場入口に立っていた「↑ひまわり迷路」の道標に従ってひまわり畑と車道の間の歩道を歩いて行ったが、歩けど歩けどなかなか迷路には辿りつかない。
 300m以上歩いたところの交差点角にコキアが植えられていて、その緑にひまわりの花の黄色が映えていた。
(車道に出てひまわり迷路へ)
(コキアの緑とひまわり畑の黄色)
 コキア園の一つ先の交差点にやっとひまわり迷路の道標があり、ここを曲がると若いひまわりの花がこちらを向いていてとても綺麗だった。
(ひまわり畑を回って)
 交差点からずいぶん歩いてやっと迷路が見えてきたが、入口が判らない。小さい男の子が「わーい、全部歩いたぞ!」と喜びの声を上げながら歩いてきたが、ここで「入口はどこ?」と聞いたのでは迷路の価値がなくなる。
 行ったり来たりしながら歩いているうちにヒマワリ透しに道らしきものが見えたので、その気で良く見るとひまわりの茂みの中に踏み跡を見付け分け入った。
(その先にひまわり遊歩道)
(ひまわりの間を分け入る)
 すぐに迷路の道に出て、右に行くか左に行くか迷うが直線が長い方に歩いていくと分岐道もある。
(迷路に出た)
(分かれ道)
 突き当りを曲がって行くとT字路に突き当り、右に行くとまた突き当りT字路だろうと思ったらここは行止まり! 意地悪るう!
(T字路)
(行止まり!)
 周りのひまわりにはまだ若い花もあって、迷いながら歩く年寄りに元気を与えてくれた。
(周りのひまわりの花)
 それからあっち向いて、こっち向いて楽しみながら歩いていったが、ひまわりの茂みが密で風を通さないので日は当たらなくても暑くなってきた。
(あっち向いて)
(こっち向いて)
 汗をかきながら歩いた後で迷路から出たところで、二人で機嫌のいい笑顔の写真を撮りあった。
(迷路から出る)
(疲れ顔)
 迷路出た道の先で広い道に出ると元気なご夫婦に追いつかれた。挨拶を交わして後を追うと舗装道に出てさらに脇道に入っていった。一軒の民家への入口道路でその先は細い道になったが、その向うに駐車場にある見晴らし台が見えてきたので安心してゆっくりと歩いていった。、
(ひまわり畑脇の広い道)
(脇道に入る)
 右側にはひまわり畑が続いたが、左には実り始めた陸稲、元気のいい葉っぱの牛蒡畑、むかごをいっぱいつけた山芋畑、大きな実を付けたスイカ畑などの広い畑地が次々と出てきて、ひまわりとは一味違ったいい景色を作っていた。
(稲穂)
(牛蒡畑)
(山芋畑)
(スイカ畑)
 畑地を過ぎると見晴らし台がすぐ近くに見えていて、交差点を右折すれば駐車場はすぐだったが、交差点の先には左にもひまわり畑があったので、直進してヒマワリの花の間を歩いていった。
(左にもひまわり畑)
 ひまわりの花の間を歩いていくと広い舗装道に突き当り、ここでひまわり畑は終わりになった。
 舗装道の畑が終わるところは広い舗装道の向かいにはSonyの工場が建っていて、その前の芝生の公園にパンパスグラスが見えていた。
(舗装車道に出る)
(工場前の公園?)
 久し振りのパンパスグラスを近くで見てみたくなり、車道を渡って公園の外柵を跨いで間近まで入っていった。
 パンパスグラスと工場の間には何も仕切りが見えなかったので、跨いだ外枠は工場の外枠だったのだと思い直して慌てて車道まで引返した。後で地図を調べたら、この敷地は那珂西部工業団地になっていたので公共の場所だったのかと思ったりして胸を撫で下ろした。
 また柵を跨いで車道を交差点まで歩いて、左の横断歩道を渡ってすぐの駐車場に戻った。
(パンパスグラス)
(駐車場に戻る)
 車に乗ってお八つを食べながらしばらく休憩して帰りの出発、途中、東海のレストランのランチでお腹を満たし、スーパで新しい浴室用の小物を買って我家に帰ってきた。暑くて疲れたけど、まずまずのひまわりの花を満喫できて嬉しい一日でした。
 

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