d)同行者:娘、和子
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(北茨城ドライブ) |
3.山行記録
水戸から混んでいるR6を走ってやって来た娘、光力の駐車場が狭いようなので我家の軽自動車に乗換えて光力の前に着いたのは開店時間11時30分の30分前、先客はまだいない。光力の前の駐車場が空いているので停めようかと思ったら、店の人が顔を出して「ここは隣の寿司屋さんのもの、うちの駐車場は向うの角にあるのでそっちに停めて」とのこと。駐車場に車を停めて店の前に着いたのは開店15分前だったが、もう3人がお待ち、5人前限定の海鮮丼を三人揃って味わうのは諦めのよう。開店時間になると並んでいる人は10人近くになっていて、のれんが出されたのを合図に中に入ると、客室は広くはないがカウンター席と座敷とで20人ぐらいは入れそうだった。先客が海鮮丼二つと注文したので、2番手の我家は3人揃って海鮮丼をゲットすることができた。先客は常連の様だったので、もしかしたら初めての我家に一つ譲ってくれたのかもしれない。
カウンター席の前が調理場、主人が一人で調理している。母親と奥さんらしい女性が二人働いていたが、指示は全てこのご主人から出ている。冷蔵庫の何段目に何が入っているか全部頭に入っているようだったので驚き入った。
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(食事処光力) | (御主人) |
海鮮丼はあらかじめ用意されていたようで他の料理よりも早く出てきた。出てきたどんぶりを見てまた驚いた。どんぶりの上には牡蠣とホタテの貝殻が飾られており、その上に色々なお刺身が盛られていて何とも豪華、嬉しくなって写真を撮っていると、ミニサラダ、お新香、あら汁、茶碗蒸しと次々に並べられた。これで¥1050! 評判になるはずだ。
写真を撮り終えて、箸をつけていくとお刺身はプリプリ、生ガキも美味い。下から出てくるご飯もしらす御飯、量もたっぷり、年寄りには多すぎるぐらいの量だが完食。他の料理も美味しそうだから、我家から近いことだしまた来ましょ。
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(海鮮丼) | (メニューの一部) |
食事を終わって「どこか紅葉狩りに行きたいね」と両親思いのご提案、すぐに乗っかって花貫渓谷に行くことにした。娘の運転で二人は後座席に並んで座って楽ちん、高萩から山道のR461に入って花貫ダム脇に車を停めて一休み。大きな「茨城観光百選第二位入選記念
花貫ダムと花貫渓谷」の記念碑が置いてある小広場からは、向かいの山の紅葉が綺麗に見えているが、人っ子一人姿が見えない。
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(茨城観光百選第二位入選記念碑) | (花貫ダム堰堤) |
私はここからは助手席に座って写真撮り、橋を渡ればとシャッタを押し、綺麗な紅葉が現れる度にシャッタを押すで忙しくなった。
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(赤い橋を渡って) | (紅葉の道) |
R6もR461の山道に入ってからも車の数はそれほどでもなく、ダム湖畔のあちこちに綺麗な紅葉を見ながらのドライブだったので、今日はゆっくり紅葉狩りが出来るぞと喜んでいたのだが、花貫渓谷への分れ道まで来てがっくり。駐車場入口でストップされているのか、入口すぐまで車が並んでいて先頭も見えないほど長い車列だ。待っていれば入れるかなと思ったがちっとも進まない。バス優先なのか右側を数台通り過ぎていき、業を煮やして花貫渓谷の紅葉狩りは諦めることにした。土曜日に県下有数の紅葉の名所に来るのが間違っていた。
少し引返して右上に見えた花貫ふるさと自然公園センタに立寄ってトイレを借用し展示物を見せて貰った。土地のそば屋さんのテントも並んでいたが、今日はもう腹いっぱい、おばさんの店でリンゴを買っただけで車に戻り、近くで目にしていた小さな駐車場まで走ると丁度一台がが出ていくところ。ラッキー!
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(花貫渓谷入口の車列) | (花貫ふるさと自然公園センタ) |
駐車場の下は小公園になっていて見覚えのある「名馬里ヶ淵」の名板が立っていた。朽ちて今にも壊れそう。
娘が気を遣って夫婦二人の仲良しツーショット写真を撮ってくれた。
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(名馬里ヶ淵入口) | (仲良し) |
車から綺麗だなあと眺めて通過した紅葉が目の前に見える。場所によって少し色が違うように見えたのでシャッタを押した写真を2枚並べてみた。光の具合で違って見えたのかも。
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(紅葉@) |
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(紅葉A) |
緩やかな清流花貫川がここで岩に狭められて滝となっている。滝の上から覗いて激しく流れ下る上流部をパチリ、下流側に移動して静かな滝壺に落ちる様もパチリ。
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(滝上流部) | (滝壺) |
滝の下流側にはもっと遊歩道が延びているようだったが、ここで引き上げて帰りはNHK朝のドラマ「ひよっこ」のロケ地を見ようと奥に向かいと、花貫渓谷入口にはまだ車列が繋がっていた。その後田舎道に入って道標に従って走っていくと、テレビで見覚えがあるバス停があり、その脇に「奥茨城村Hotニュース」と書いた大きな看板が立っていた。その周辺地図にはここ以外のロケ地も載っていた。架空の村にも村長さんや助役さんがいて、奥茨城の宣伝に努めているらしい。
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(奥茨城村案内板) |
バス停の横には整地された畑地に、ビオラの花で「ひよっこありがとう」と描いてあった。
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(上賀口バス停) | (ビオラの花のひよっこ) |
バス停から入る脇道は、矢田部みね子がいつも走ってきていた道だ。その道の脇には稲わらを燃している煙が立ち込めて雰囲気を出していた。その奥に見えるのがみね子が育った部落かな。
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(観光の焚火?) | (奥の部落) |
R461とは違う道で帰ろうと、十王町に出る道を選んで走ると、この道にもところどころ紅葉が見えて気持ちいいドライブになった。
R6に出て最短距離を走って15時過ぎに我家に到着、娘のお蔭で素晴らしい昼食を食べ、楽ちん紅葉狩りをすることができました。
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(紅葉の道で十王町へ) | (6号バイパス) |