G241.東京見物バス旅行(1)
(亀戸天神)

1.動 機 
 スーパの日帰りバス旅で東京に出かけて、亀戸天神、浅草寺、東京タワー、皇居外苑と回ってきた。久しぶりの東京なので、嬉しくなってせっせとシャッタを押しまくったので、この報告に付ける写真が多くなって一度にアップするのが無理になり、3部に分けて報告します。これは最初の章・亀戸天神の報告です。

2.データ
a)山域:東京都心
b)登山日:2019/02/21(木)
c)日程: 自宅7:40 = 7:50スーパP8:05 = 8:15日立南IC = 9:10守谷SA9:25 = 9:55平井大橋IC = 10:05亀戸天神10:50 = 11:10雷門前(昼食)11:50 = 12:00浅草寺13:20 = 14:10東京タワー15:05 = 15:30皇居外苑16:15 = 16:30呉服橋IC = 17:10守谷SA17:25 = 18:20日立南IC = 18:30スーパ19:20 =19:30自宅

3.山行記録
 我が家にしては早飯を済ませて和子の車でスーパの駐車場に早めに入ると、もう大勢の同行者が待機していたが、顔見知りの顔は見えなかった。やがて入ってきた指定されていた2号車の席に着くとほぼ満車ですぐに出発、日立南ICから常磐道に乗って守谷SAでトイレ休憩、首都高に入ると大きな工事現場が目に入った。オリンピック会場の建設現場だろう。
(スーパ駐車場)
(オリンピック会場工事中)
3.1 亀戸天神
 平井大橋ICで首都高を降りて、亀戸天神入口近くまで走って参加者を下ろしてくれた。天神様参道入口には「亀戸天神梅まつり」と書いた真っ赤な大きな標柱には、期日が2月9日〜3月10日となっている。今が盛りのようだ。
(亀戸天神社参道)
 亀戸天神については、神社のHPから境内の案内図を入手していた。
(亀戸天神境内図:亀戸天神HPより)
 赤い大鳥居の近くまで来ると、鳥居の向こうに大勢の観光客が渡っている太鼓橋が見えてくる。太鼓橋は2つあって、手前の橋を男橋、奥の本殿前の橋を女橋と言うらしい。その気で前の写真を見ると大鳥居越しに男太鼓橋と本殿がよく見えている。
(大鳥居と@男太鼓橋)
 高い男太鼓橋の上まで上がると、本殿に向かって真っすぐ参道があり、本殿手前には赤い女太鼓橋も確認できたが、参道の両脇には広い藤棚ばかりが目立っていた。期待した梅の花は、右の藤棚の手前に盛りを過ぎた紅梅2本と、その奥に今を盛りの白梅1本が見えるだけだった。
(男橋の上から本殿参道と藤棚)
 白梅の下には心字池という池があり、これをバックにすると白梅が引き立つ。
 この池の亀さんも名物とのことで、池の石の上には甲羅干しをしている亀さんの姿が何匹も見られた。
(白梅と心字池)
(心字池の亀さん)
 参道を進むと、左手に柔らかな感じがする曲線をした脚に支えられた琴柱灯篭があり、右手には石柱で四角に囲まれた赤い弁天社がある。その周りを梅の木が囲んでいるが、今は花はなく淋しい。
(N琴柱灯篭)
(D弁天社)
 近くにスカイツリーが見えているのに気が付いて、その先の赤い女太鼓橋の後ろにスカイツリーと本殿を配して一枚パチリ。なかなかいい絵でしょ。
(A太鼓橋・女橋とB御本殿、後ろにスカイツリー)
 女太鼓橋を渡っていくと、左手に「五歳の菅公」の案内板があり、その後ろに幼い子供の石像が立っていた。この道真公を御祭神として祀り、九州の太宰府天満宮と相対しているとのこと。像の下には菅公が5歳の時に読んだという歌が刻まれていた。
  美しや 紅に色なる 梅の花 あこが顔にも つけたくそある
 その先に丸い石柱に「鷽」の字が刻まれた碑が立っていた。下にはその縁起が刻まれているようだったが読解困難。
(H五歳のの菅公)
(I鷽の碑)
 本殿の左前に牛の像があり、この牛に触ると病が治ると言われ、多くの参拝者に触られたようで、頭や足の辺りの錆が落ちて光っていた。
 その後ろに「亀戸神社縁起」の石碑が立っていた。
(F御神牛)
(亀戸神社縁起脾
 御本殿を振り向くと、その前の絵馬札掛けが鈴なりになっているのが目立って見えた。天神様は菅原道真公を祭神とする学問の神様、この時期、合格祈願にお参りした大勢の受験者たちが、祈願の効果をはらはらしながら待っていることだろう。
(B天満宮御本殿前の合格祈願の絵馬)
 本殿の拝殿前に立つと、紅梅と白梅の古木から見事に花を咲かせている鉢が二鉢並べてあり、「大宰府の梅」の立て札が立っていた。NETを見たら下記の記事が見つかった。
     菅原道真公の伝説にちなみ“飛梅”が春を届ける!
     13日、亀戸天神社(亀戸3)に、福岡県の太宰府天満宮から「梅の使節」が訪れ、同天満宮の巫女2人が、紅白各1鉢の梅を同神社の神職に手渡しました。これは、太宰府天満宮が行う菅原道真公の飛梅(とびうめ)伝説にちなんだ恒例行事で、今年で38回目を迎えます。寒い日が続いている中、梅の鉢を携えた使節が春を届けました。
(御本殿:大宰府の梅の鉢)
 お参りを済ませて本殿右手の社務所前に出ると、御本殿の後ろにスカイツリーが聳え立っていて格好良かった。こちら側の絵馬掛けにも合格祈願の絵馬が鈴なりになっていた。
 社務所の右には社殿内に上がってお祓いを受ける昇段祈願者が並ぶ。時期には、社務所で申し込みして、この前でお祓いを待つ受験生が列をなしていたことだろう。
(御本殿前とスカイツリー)
(社務所と昇段祈願社)
 祈願社から大鳥居方向に引き返すと、すぐ先に立派な鳥居のあるB御嶽神社とその右にL太助灯篭があった。
 その脇に歌川豊国翁之碑があり周りをしだれ梅が囲んでいた。歌川豊国は江戸時代の浮世絵師とのこと。
(L太助灯篭とB御嶽神社)
(しだれ梅と歌川豊国の碑)
 梅の花に交じって、ロウバイやツバキの花も見られた。
(ロウバイ)
(ツバキ)
 反対側には心字池越しに女太鼓橋が見えていた。赤い欄干が思ったよりも丸く高く盛り上がっているのに驚いた。
 その先の池側に、石柱で四角に囲まれたC花園社が立っていた。花園社は、道真公の妻宣来子の方と14人のお子様を祀られていて、安産や子宝、育児の守護神として信仰されているとのこと。道真公左遷の折に、祭祀とも全国別々に流されて苦難の道を歩まれたとのこと。
(A女太鼓橋)
(C花園社)
 その先には女太鼓橋と同じように大きく盛り上がった男太鼓橋を眺めることができた。
 白梅は今が盛り。
(@男太鼓橋)
(白梅)
 桃色のしだれ梅も場所を選ぶと綺麗に見えるところがあった。
 男太鼓橋のところまで引き返すと、黒いショールに黒の毛糸キャップを被ったお爺さんが、テーブルに幸運こづちを並べて商売を始めていた。ここからもスカイツリーは見えていたのだった。
(しだれ梅)
(幸運こづち売りと@男太鼓橋・スカイツリー)
 大鳥居を出た通りにあったくず餅の老舗でお土産を買ってバスに乗り、隅田川を渡って浅草寺に向かった。
(くず餅屋)
(隅田川)


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