G612.千葉県での兄弟会(2日目)

1. 動 機
 土曜日の勤務を休めなかった末弟夫人が昨夜ホテルに到着され、今朝からは一層賑やかな兄弟会になった。二日目は外房線の土気駅まで移動してホキ美術館で実写絵画の魅力を体感し、千葉みなと駅に戻って、ポートタワーの高いタワーの展望台に上って四方の展望を楽しんでからホテルに戻り、しばらく幹事室でダべリング、夕食は外に出て料理屋”まあーなべや”で豪華な鍋料理を囲んだ。

2.データ
a)山域:千葉市
b)登山日:2019/6/2(日)
c)行程:ホテル8:50 = 9:00千葉みなと駅9:05 =9:09曽我駅9:16 = 9:30土気駅 ---- 9:40(ホキ美術館・昼食)12:45 = タクシー = 12:50土気駅13:04 = 13:24千葉みなと駅 ---- 13:45船乗り場 ---- 14:10千葉ポートタワー14:55 ---- 15:00千葉県立美術館 ---- 15:30ホテル17:35 ---- 17:45まぁーなべや(夕食)20:50 ----21:05ホテル(泊)
d)同行者:3兄弟2夫人(末弟夫人が昨夜到着)、和子

3.行動記録
 朝食と出発時間を協議で決め、朝食はホテルのレストランでビュッフェタイプだった。色々並んでいていつも悩むが、今朝は日本食と決めてこじんまりと。
 時間通りにロビーに集まって揃って、今日は身軽な格好で千葉みなと駅までてくてく。幹事案では今日はデイズニーランドで遊ぶことになっていたが、昨夜の打ち合わせで、日曜日は人が混んで乗り物には乗れないだろうと計画変更、午前中土気駅近くのホキ美術館で一風変わった絵画を鑑賞し、午後は千葉みなと駅に戻ってホテルの近くを歩くことになっていた。
(ホテルのビュッフェ朝食)
(ホテル出て)
 千葉みなと駅から京葉線の電車に乗って、蘇我駅で外房線に乗換えた。昨日と同じく電車がどこを走っているのかさっぱり分からなかったが、今日の駅名は写真と地図で判断した。
(千葉みなと駅から京葉線)
(蘇我駅で外房線へ)
 途中駅の表示板に「誉田」の漢字に「Honnda」、「土気」に「Toke」、駅名の読み方は難しい。土気駅で電車を降り、駅前でタクシーを拾って「ホキ美術館」まで移動した。 
(誉田駅から土気駅へ)
(土気駅前)
 「この美術館は外観も面白いよ」と言って回りを一回り。曲線の外壁を持った白と黒の二つの矩形断面の細長い建物が向かい合い、一部繋がっている。モダンな設計というのでしょうか。
 特に黒い建物の片側が数十メートルも宙に浮いていて、片方にも柱がない片持ち!
(曲線外壁のホキ美術館)
(長い片持ち建築)
 白壁の建屋の片側がガラス面になっていて中を覗けたが、見えたのは狭い部屋だけ。中には焼き物の壺が数点展示されていたが、変わった形の用途の分からない白い抽象的な造形品も見られた。
 白い建屋に沿って緩やかなスロープを登っていく。内側に並ぶ鉄筋の列も工事中ではなくて、美術的な意味があるのかも。
(一か所だけカラス面)
(緩やかなスロープ)
 登ったところに受付があり、大きなガラス戸から中に入る。
 中に入ると右手はガラス壁になっていてその奥に美術品ショップが見えていた。館内は撮影禁止なので写真はお終い。見たい人はグル旅の「世界初!写実絵画専門の「ホキ美術館」。そのリアルすぎる魅力」を開くと、こんなの写真に撮って公開していいの?と思われるほどの資料を見ることができます。
(ホキ美術館受付前)
(入口右にショップ)
 この美術館のコレクションの特長は実写絵画、被服や肌の感触、毛の生え際や毛先、汗の水玉など、まるで写真を見ているよう。一枚描くのに一か月以上かかるという話、無理ないと思う。企画展「スペインの現代写実絵画」も催行されていた。
 「ホキ美術館」のホキは何の意味かと思っていたら、創設者が実業家の保木将夫氏で、今の館長さんが保木博子さんという女性だった。自分の名前を美術館の名前に付けてあるのは個人経営の美術館のようだが、スケールの大きさに驚き入りました。
 展示室から出て、館内のレストランでイタリアンの昼食を食べてから、タクシーを呼んで土気駅に戻った。
(車で)
(ホキ駅)
 土気駅から快速に乗って千葉みなと駅で降り、駅前に出た。
(千葉みなと駅着)
(歩いて)
 駅前の車道まで出ると、千葉みなと付近の観光案内図が立っていた。立ち寄り点を赤丸で囲みました。
(ちな港駅周辺案内図)
 その向かいにはベイサイドパーク迎賓館の正門があった。写真でも豪華な雰囲気、「迎賓館」の名前もあって次の日の「赤坂迎賓館」とこんがらがって時間記録に手間取ったが、こちらは結婚式場だった。内部も豪華で、割引プランで100万円OFF、割引が100万円!、福祉会館でつつましい披露宴を行ったこの夫婦二人には雲の上の話だ。
 先ずは千葉港めぐり観光船に乗ることになっていたが、券売所に行った幹事さんは「今日は海が荒れているから欠航だって」といって帰ってきた。いつも太平洋を見ている我が家には、こんなに静かな海で運航しないでいつ船を出すんだよっと文句を言いたくなる。
(ベイサイドパーク迎賓館)
(港内観光船はお休み)
 がっかりして臨港プロムナードの道に戻ると、真南にポートタワーの高い塔が見えていた。みんな元気が出て、「あの下まで歩いていきたい」ということになった。
 臨港プロムナードの車道の両側には複線の広い遊歩道が付いている。真っ赤なツツジが咲いていたりして気分良く歩いて行った。
(千葉ポートタワーへ)
(遊歩道のツツジ)
 ポートタワーを正面に見ながら遊歩道を歩いて、タワーの下に着いて真上を見上げながらシャッタを押した。
(遊歩道をどんどん歩いて)
(ポートタワー直下)
 観光船に乗らなかったので、時間があるのでタワーに登ってみることになった。券売所で「遠くは見えないかもしれないですよ」と言われていたが、その通り、富士山や筑波山、東京スカイツリーは雲の中だった。
(西側:タンク群の向こうに富士山見えず)
(スカイツリーも見えず)
 それでも千葉市の港湾工場群を眺め、駅やホテルなどを確認しあってしばらく楽しんだ。
(北方:説明版)
(筑波山もなし)
 下に降りると、ポートパークの真ん中にある円形花壇に、色とりどりのバラの花が咲いていてとても綺麗だった。 周りの広場には、寄せ集めの雑貨を並べて商売をしている人たちがいた。
(円形花園のバラの花)
(円形花園の周りで営業中)
 ポートパークに座り込んで雑談するつもりで降りてきたのだが、少し雨が降ってきそう。そそくさと港湾プロムナードの遊歩道を歩いてホテルに向かう。
(臨港プロムナード道路)
(遊歩道)
 途中、「千葉県立美術館の中を通してもらえるよ」と、常連らしく三男さんが美術館の中の通路を案内してくれて、また美術観賞をした気分になってホテルに戻った。
 一休み後、今日の夕食は外で食べると言ってホテルの外に出た。
(千葉県立美術館)
(夕食会場へ)
 案内されたのは港湾近くの「まあーなべや」という変わった名前の鍋料理屋さん、店内は小部屋に分かれていて、中庭に綺麗な池があり、人の気配がするとおびただしい数の緋鯉が折り重なるように寄ってくる。あまり大きくなっていなくて可愛い。
 担当のまかないさんも可愛い笑顔で、注文のしゃぶしゃぶ鍋をてきぱきと準備してくれる。アンケートにお嬢さんの名前を書いて満点をつけで出したのだが、残念ながら名前が思い出せない。
(まあーなべや)
(可愛いまかない○○ちゃん)
 びっくりしたのは、汁の入った鍋の周りにおいて出されたデッカイ牛肉と豚肉のリング!。リングの周りの肉を剥いでしゃぶしゃぶしていくと、中から野菜が現れてきて、肉のエキスが出た汁に入れて美味しい野菜鍋が出来上がる。
(まあーなべやの名物・しゃぶしゃぶ鍋)
 そのあとに、幅広く薄い平うどんを入れてうどん鍋。
 美味しいしゃぶしゃぶ鍋とお酒を頂きながら会話を楽しんでいる間に、いつの間にか3時間! 大満足して店を出ると外は暗くなっていて、ライトの中に棕櫚の木など立ち並んでいて、何か南洋に来た感じ。
(板うどん)
(南洋公園?)
 ホテルに向かう道の向かいには、建物全体に照明の灯りが輝く大きなビルがあった。「MARUHAN」という文字が浮き出ていて、パチンコなどのゲームセンターだった。
 オークラホテルの入口の植樹、玄関にもデコレーションの照明が点いて7人を迎え入れてくれた。
(マルハン千葉みなと店)
(オークラ千葉ホテル)
 充実した一日、夕食で飲んだお酒でいい気分になって、今日も気持ちよく展望風呂に入った。


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