I816 ヨーロッパアルプス横断ハイク14日間(6)

6.ゴルナグラート〜フィンデルン〜チェルマット8月22日(日)
 6時15分の日の出だというので5時30分に起き出して、防寒具に身を固めて展望台に上がり、寒風に耐えながら日の出を待った。マッターホルンのテッペンからだんだんと赤く燃えてきた。これもこのホテルに泊まらないと見ることが出来ない光景だ。時間を置いて何回もシャッターを押した。
 隣のブライトホルンの白い頂が赤くなってくるのも美しかった。ヴァイスホルンの三角形の輪郭もも燃えてきた。これらの山は4500m、3100mのゴルナグラートから朝日が見えてきたのは7時を回っていた。ホテルの下には、長い角を持った野生の山羊アイベックスがたむろして朝日を浴びて綺麗だった。時間を決めて塩を与えているとのことだった。

 8時15分にゴルナグラート氷河の方向に下りていった。朝日に輝く氷河にどんどん近づいていくのも嬉しく、ジグザグのコースを元気に歩いていった。ここにもたくさんの花達が咲いていた。なかでもアルプス3大名花エーデルワイスに出合った時には、女性陣から歓声が上がった。



 山腹を巻いてモンテローザやブライトホルンを見上げ氷河を足下に見ながら歩いて行くと、またマッターホルンの鋭鋒が姿を現してくる。

 リッフェルゼーまで下りてローデンボーデンで登山電車に乗って、一駅先のリッフェルベルグで下りて昼食をとった。このときブライトホルンの山頂に列をなして歩く登山者の姿が見え、早朝に出発して、みんなと別行動で登って行った3人の仲間もいるのではと話し合った。


 また電車に乗ってリッフェルアルプで下り、白い教会の村フィンデルンまで1時間半歩いた。ビールを飲んだりアイスクリームを食べたり銘々ゆっくり休んだが、白い小さな教会や鼠返しの古びた小屋にマッターホルンを入れて盛んにシャッターを押す人も多かった。





 30分遊んで、50分歩いてから、またフィンデルンバッハ駅で電車に乗り、チェルマットに下りた。

(ローズマリーフォスター)
(アキレアエルバロッタ)

(フラシアアルビナ)
(セダムリフレクサム)

(カルリナアカウリス)
(エリゲロンアルピネス)

(エルポルビアアキュパリッシアス)
(???)

(???)
(センペルビブムアラクノイデウム)

(アネモネバルデンシス)
(ゲンチアナクルシイ)

(アステルアルピヌス)
(デンアントウスアルピヌス)

(アチレアミネフォリウム)
(プランタゴメデイア)

(ジャーマンカミツレ)
(クロクスサテイブス)





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