I102 2001年4月の山歩き(1)
盛金富士・土岳・筑波山・静峰公園

1.動 機 
 3月27日から4月8日まで「トルコ・ギリシャ・エジプト13日間の旅」に出かけていたが、花の時期なので4月の茨城県の山歩きは、11日盛金富士、16日土岳、18日筑波山、22日高鈴山、23日花園渓谷、26日二ツ箭山、29日竜神峡と7回出かけている。今回は前半の3日分を報告します。

2.登山日、山域
 2001年4月11日(水)盛金富士、16日(月)土岳、18日(水)筑波山

3.山行記録
3.1 4/11(木)盛金富士イワウチワー外大野ー七反ー泉福寺シダレザクラ
 帰国後の始めは手ごろなハイキングとして、盛金富士にイワウチワの花を眺めに登ることになった。
    我家11:17=下小川駅〜盛金富士〜下小川駅=外大野=七反(昼食)=泉福寺=我家着
 下小川駅駐車場に車を停め、駅の裏山の盛金富士に向け歩き始めた。
和子の日記:隣に停まっている車はシモンさんの車では? ステッキを忘れてきて、登山口の杖を借り、ゆっくりマイペースで登った。
 咲いてた、咲いてる、イワウチワ! でも終わりを告げている。咲き終わっているものもあり、今年は去年より早かったらしい。
(盛金富士のイワウチワ)
 頂上まで登り、二人連れの女性に会う。「蜂がいるので注意して」と告げられ、登り口と反対側より下り、再度イワウチワの斜面を通ってハイキングコースに戻った。下ったところで、花の咲いたフキノトウを採取した。
 駐車場に戻るとシモンさんがいて、採取してきたワラビ、タラボ、シイタケを分けていただいた。春の香りで夕食。
(盛金富士ハイキング)
 和子の日記にはないが、この後、シダレザクラを眺めに外大野、七反、泉福寺へ回っている。その中で、外大野のシダレザクラは盛りでいい眺めだった。
(外大野のシダレザクラ)1
(外大野のシダレザクラ)10:55
 七反のシダレザクラはまだまだ、幹はコンクリートで補強されていて痛々しい姿だった。
(七反のシダレザクラ)11:45
 泉福寺のシダレザクラは一部でチラチラ、他は蕾も見えず。
(千福寺のシダレザクラ)

3.2 4月16日(月)土岳タラボ採り
 春の香りタラボ(タラノメ)採りに土岳に出かけた。
    我家9:40=11:30坂下登山口〜タラボ採り〜12:30土岳山頂(昼食)13:30〜14:00=日鉱記念病院(お見舞い)=我家
 切干大根の煮物を持ち、途中コンビニのおにぎりを買って登山口到着。タラボの群生地に入ったが、前日の日曜日に採られたようで芽はほとんど残っていない。藪の中に入って格闘しながら少々収穫した。山頂まで登っておにぎりを食べて下山。
(土岳山頂)
(土岳山頂三角点)
 帰途、義母のお見舞いに日立鉱山の病院に立ち寄ってから帰宅した。

3.3 4月18日(水)筑波山同期会
 先月に続いて同期会の山登り、今日は下山夫人が下見して下さった筑波山の花巡り。
    我家7:35=常磐道日立南IC=高速水戸IC8:15=R50=R41=9:15裏筑波キャンプ場9:35〜10:00女体山11:00〜11:40出入船入船(昼食)12:30〜14:05裏筑波山キャンプ場(解散)=ユースホステル跡=静峰ふるさと公園=スーパ=我家着
 常磐道を水戸ICで下りて、R50とR41を繋いで集合場所の裏筑波キャンプ場の駐車場に9時15分到着。メンバー9名(下山夫妻・小林夫妻・中島夫妻・川本夫妻・安藤)揃って女体山877mに向かって登り始めたが、前を子供連れのグループが登っていて、ゆっくり登山。
 女体山山頂で景色を眺めながら歓談して記念写真を撮り、少し下って出船入船の脇で昼食をとった。

(山頂で全員揃って記念写真)
(出船入船で昼食)
 下山時はカタクリの群生地をゆっくり散策して、カタクリの花を満喫した。。
(カタクリの花の間を登る)
(カタクリ群生地)
 カタクリの花は近接撮影の写真が見映えがする
(カタクリの花)
(カタクリ)
 ニリンソウの群生地にも案内された。
(ニリンソウ群落)
(ニリンソウ)
 その他にもいろいろな春の野の花が咲いて名前を教えてもらいながら、目を楽しませてもらった。
(キクザキイチゲ)
(ツクバネソウ)
(ミヤマカタバミ)
(ミヤマシキミ)
(ユリワサビ)
(ヒトリシズカ)
 裏筑波キャンプ場の駐車場で解散、ユースホステル跡登山口に回ってみたが、こちらのカタクリは終わっていて、写真に残っているのはヒトリシズカだけ。
 帰途、那珂市の静峰ふるさと公園に立ち寄った。


3.4 静峰ふるさと公園
 「日本のさくら名所100選」の地に選ばれている静峰ふるさと公園。4月下旬から5月上旬にかけて行われる八重桜まつりには多くの観光客が訪れる八重桜の名所。
 
 静峰ふるさと公園にはサクラの他にシバザクラが満開、ピンクの絨毯を堪能できた。
(静峰のシバザクラ公園)
(一面のシバザクラ)
 ピンクの絨毯の中に黄色いチューリップの花がぽつんと咲いているのが目を惹いた。
(シバザクラの中にチューリップ)
 ボタンザクラの名所だが、緑色がかったサクラの花が咲いているのが珍しくて何枚も写真が残っている。緑色のサクラは御衣黄(ギョイコウ)という名前が付いている。
(緑のサクラ)
(緑のサクラ)
 それでも、やはりボタンザクラは圧巻。
(ボタンザクラの園)
(ボタンザクラ)
 マメザクラも白い小さな花をひっそりと咲かせていた。
(マメザクラ)
 下にはミミガタテンナンショウやミヤマスミレの花も咲いていた。
(ミミガタテンナンショウ)
(ミヤマスミレ)
 今回は春の花を満喫した一日でした。
 次は4月の茨城県の山歩きの後半、22日高鈴山、23日花園渓谷、26日二ツ箭山、29日竜神峡の様子を報告します。



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