k31 日立スタンプラリー

1.動 機 
 和子のスマホに入っていた日立ナビに「日立南部スタンプラリー」の話が出てきたが、スマホの使い方が判らなくて困っていたところに、2月18日土曜日、水戸から娘がやってきて、早速一緒に出掛けてスマホでの日立スタンプのゲット方法を教わりながら4ヶ所の地点のスタンプをゲットした。

 「日立」の「観光」を開くと、10ヶ所の地点でスマホを操作するとスタンプがゲットできる地点が下記10ヶ所あり、5ヶ所以上のスタンプを集めると景品がもらえるとのこと。
 スタンプラリースポットの場所
(1)道の駅日立おさかなセンター
(2)大甕神社
(3)泉神社
(4)イトヨの里 泉が森公園
(5)古房地公園
(6)久慈川サイクリングコース自転車貸出所
(7)風神山自然公園
(8)大甕駅東口駅前広場「oniwa(オニワ)」
(9)マイクロクリエイションオフィス「micakel(ミカケル)」
  ※受付に設置してある、QRコードを読み取ってスタンプゲット
  ※定休日:土、日、祝日
(10)日立オリジンパーク
  ※受付に設置してある、QRコードを読み取ってスタンプゲット
  ※定休日:水、祝日
期間は2月18日(土)〜3月19日(日)

2.データ
a)山域:日立市南部
b)撮影日:2023年2月18日(土)=11:15日立オリジンパーク12:35---12:40大甕神社12:45=13:00おさかなセンタ(昼食)13:45=14:20古房地公園14:40=、2月20日(月)---14:30泉神社14:40---イトヨの里14:50---、2月22日(水)---大甕駅オニワ14:20---14:25ミカケル---、3月1日(水)11:50風神山自然公園12:35=13:05おさかなセンタ(昼食)=久慈川サイクリングコース自転車貸出所
(日立南部スタンプラリーMAP)

3.山行記録
2023年2月18日(土)
a)10.日立オリジンパーク
 先ずは我家に近い日立オリジンパークの広場に車は入った。 
(日立オリジンパークの案内図)
 オリジンパーク駐車場入口近く、小平記念館ホール前に車を停め、向かいの大甕クラブを見ながらアネックスの入口に向かった。
(大甕クラブ)
(小平記念館アネックス入口へ)
 入口近くの葉小平記念館の石碑があった。もしかして小平台から移設されたもの?
 入口を入ると、カラス越しに再建された創業小屋が見えていた。
(小平記念館の石碑)
(玄関先のガラス越しの創業小屋)
 記念館展示ホール入口正面にはスクリーンがあり、日立製作所創業まで色々と協力、尽力されてきた人たちの映像、人名が出て来て懐かしく見入ってしまった。
 和を以って尊しとなすの初代社長小平浪平の顔が大きく映し出された。
(日立創業の貢献者)
(初代社長小平浪平)
 高尾直三郎と馬場粂夫は同年齢で、工科大学電気卒。高尾は経営面から、馬場は技術、研究開発面から共に40年間小平浪平を支えてきたとのこと。
 小平浪平と東大同期の渋沢元治(渋沢栄一の甥)との友情についても語られた。
(高尾直三郎と馬場粂夫)
(小平浪平と渋沢元治)
 展示場には創業当時に作られた325馬力ペルトン水車ランナーと1万馬力フランシス水車ランナーが展示されていて、同業として嬉しくなった。
 その脇には水車発電機の回転子と誘導電動機も置かれていた。
(325馬力ペルトン水車と1万馬力フランシス水車)
(250kVA水車発電機の回転子と275馬力誘導電動機)
 展示ホールの入口脇からは外に出られる扉があって、創業小屋が立つ裏庭に出ることができた。創業小屋は現役時代小平台で見た古びた小屋より綺麗になっていた。
 創業小屋の中に入ると、100kWモータに繋がった75kW直流発電機、この創業小屋で最初に造られた5馬力モータなどがおかれていた。
(創業小屋)
(100kW交流誘導電動機と75kW直流発電機)
 5馬力モータが実際に作動してベルトを回す様子も見ることができた。。
 創業小屋から出てアネックスに入ると、目の前に日立創業社長・小平浪平翁の胸像が展示されていた。日立鉱山の工作課長として外国産の電気機械の修理を担当していたが、国産で電気機械を作りたいとの執念から、創業小屋の中で国産初めての5馬力モータを完成させた。これが日立鉱山社長久原房之介に認められて、新工場が新設されて日立製作所となり、初代社長に就任した。戦災からも会社を立ち上げ、日立の街の復興、社宅や社員寮、野球場、体育館、病院、供給所など福祉施設の整備も行った大人物だ。
(創業当時の5馬力誘導電動機:見学者が駆動できる)
(小平浪平翁乃像)
 記念館の受付でスタンプラリーのスタンプを貰って広場に出ると、目の前に風神山の3本の鉄塔が見えていた。
 脇に立っている樹は日立創業100周年を記念して植えられたゴヨウマツの樹で、立札には、6代社長金井務はじめ7代庄山悦彦、8代古川一夫、9代川村隆、10代中西宏明と寄進者の名前があり、2010年7月16日植え付けとあった。多分、日立工場小平台から委嘱されたものでしょう。
(オリジンパーク広場から風神山)
(創業100周年記念樹・ゴヨウマツ)
b)2.大甕神社
 オリジンパークに車を置いたまま歩いて車道に出て、すぐ近くの大甕神社に向かった。
(オリジンパークから大みか神社の森)
 石段を登って拝殿にお参りして、その前でスマホを取り出してスタンプをゲットした。
(大甕倭分神宮入口)(大甕倭分神宮儀式殿)
c) 1.道の駅日立おさかなセンター
 次はR245沿いに出ておさかなセンターへ。
 日立港のすぐそばにある『道の駅 日立おさかなセンター』は、久慈町漁協が運営する直販施設。広い駐車場があり、レストランや売店・食堂なども併設しています。各店舗に並ぶ鮮魚は常陸沖の底引き網で獲れた近海魚が中心。直販ならではのリーズナブルな価格で買い物や食事を楽しめることが大きな魅力です。
(道の駅おさかなセンタ)
(本棟の商店街)
(本棟前広場の食堂街)
 駐車場でスタンプをゲットして、本館2階のレストランに入って海鮮丼を頂いた。最近は二人で外食することはなく、娘のお陰で久しぶりの外食、見映えの良い美味しいお魚料理を頂くことができました。
(お刺身御膳)
(海鮮丼)
d) 5.古房地公園
 次は海岸線まで出て古房地公園へ、広い公園の中をお散歩して、公園のシンボル白い灯台の近くでスタンプをゲットした。
(古房地公園の灯台)
 古房地公園からは展望が広く、真っ青で波打ち寄せる太平洋の海面を北の  から日立港、その向こう那珂湊辺りまで見渡せた。後でパノラマ合成しようと思ったが、波形が刻々変化しているので繋ぐことができなかった。
(古房地公園から太平洋)
(古房地公園から日立港)
 古房地公園まで連れ歩いてくれて我家に帰り、娘は洗濯物を干してあるんだと云って水戸に帰って行った。今日ゲットしたスタンプは4ヶ所だったが、やり方を教わったので、残りの6ヶ所のスタンプはスマホの案内図を見ながら二人ででもゲットできるでしょう。

2023年2月20日(月)
 娘にスタンプラリー4ヶ所を連れ歩いてもらった二日後、二人で我家近くの泉神社と泉が森公園の2つのポイントでスタンプをゲットしようと歩いて出かけた。

e )(3)泉神社 
 泉神社拝殿にお参りし、境内の泉でスタンプをゲットした。
 泉神社(いずみじんじゃ)は茨城県日立市にある神社である。『延喜式神名帳』の「天速玉姫命神社」に比定されており、境内にある湧泉は『常陸国風土記』に「密筑の里の大井」として記述がある。椎や松から成る境内の泉ヶ森は茨城県の史跡に指定されている。
(泉神社大鳥居)
(泉神社参道)
(泉神社拝殿)
f ) (4)イトヨの里 泉が森公園
 泉神社と道を挟んで反対側に、泉神社の泉から水が流れ込む池のある泉が森公園があり、公園内の東屋でスタンプをゲットした。
 古くは常陸風土記に「村の中に湧水あり……湧き流れて川となれり」「男女会い集いて……楽しめり」と記された泉が森湧水、こんこんと湧き出る清水の下流に全国的にも数か所の湧水にしか生息していないイトヨ(糸魚)という淡水魚が昔から棲んでおり、地域の皆様にあたたかく見守られてきました。この地に住宅造成計画が起こった時に地元の市民運動推進会がイトヨの保護と自然環境を守るため、市に親水公園化の請願書を提出し、市が受け入れ公園化されました。公園名は地元の小学生が名付け親となってます。泉が森湧水と公園は茨城県内で唯一「平成の名水百選」にも選ばれています。
(泉が森公園イトヨの里)
(イトヨの里)
(イトヨの里)

2023年2月22日(水)
 その二日後、今度も歩いて行けそうな大甕駅前広場の「oniwa(オニワ)」と大甕駅前通りの「micakel(ミカケル)」に出かけることにした。
g ) 8.大甕駅東口駅前広場「oniwa(オニワ)」
 歩いて大甕駅東口広場に着くと変わった形のオブジェが見つかり、その前まで行くと、後ろにoniwaのマークが付いていた。周りにテーブルがあって、食事をしている家族も見られ、オブジェの近くでスタンプをゲットすることができた。
 NETで調べると、2022年10月22日オープンの宣伝インスタグラムが見つかった。
 oniwaとは 
 JR東日本と、日立市で複数の施設を運営するCANVAS合同会社がタッグを組み、地域のイベントスペースとして整備した場所です。民間の公園として、地域の人や大みかに通勤通学する人々が、思い思いの過ごし方のできる憩いの場所としてオープンしました。キッチンカーが3台入るスペースと、イベントスペースがあります。イベント出店、キッチンカーの出店など問い合わせをお待ちしております。定期的にマルシェも開催予定。 
(大甕駅前のniwa)

h) (9)マイクロクリエイションオフィス「micakel(ミカケル)」
 MAPを参考にして、大甕駅前から降りてタクシー駐車場広場の周りを歩いて吹き上げ通りを渡って、県道大みか停車場線二入ってすぐ辺りで、写真のビルを探す。当たりを付けて中に入ったが一回には誰もおらず、階段を上がって所にいた女性に尋ねると「一回の受付にあるマークを写すとスタンプが貰えますよ。」とのこと。一階の受付前に置いてあったQRコードをスマホで読み取ったらスタンプがゲットできました。写真を撮るゆとりがなかったので、ミカケルHPの写真を借用しました。
 コロナ禍による新しい働き方の実現や、首都圏からの移住促進を主たる目的として、日立市最南端の駅である大甕駅前にオフィスを整備しました。乳幼児の見守りサービスなど、幼児教育学科を有する近隣大学との連携サービスを検討しており、子育て世帯にも利用しやすい施設を目指しています。
 子育て中や 開業したて、転職、転勤、休業明け、進路や将来の岐路に立つ時。変容するライフスタイルの中で自分はひとりなのだと思ってしまいそうな時に。ひとりじゃない繋がりの中で、安心してひとりになれる場所。みんなと育んでいける場所。私たちはmicakelを通してそっと人や地域に寄り添っていきたいと思っています。
(マイクロクリエイションオフィス「micakel(ミカケル)」)
(スタンプ受付できた案内所)

2023年3月1日(水) 
 3月に入ったところでスタンプラリーの残り2ヶ所を回ることにした。
i ) (7)風神山自然公園
 風神山は軽いハイキングの山だが、足腰の弱った私にはきつい。幸いにも車道が登っているので、山頂公園まで車で登ってもらった。和子はスタンプポイントを探してあちこち歩き回って行ったが、私は案内図を見て、駐車場近くの風の広場の展望台でトライして見事スタンプをゲットできた。
 風神山は高鈴県立自然公園の一部で多賀山地の南端に位置し、南北からの風の接点で大変風が強いのが地名の由来。植物の豊庫で図鑑片手に季節の野の花を探しての散策に最適です。また、公園からは日立港や市内の街並み、太平洋が一望できます。
(風神山風の広場の展望台)
(風神山から河原子海岸)
j )(6)久慈川サイクリングコース自転車貸出所
 風神山から下って山側道路に入って南下、日立港線でR245に出て久慈川方向に走って手前で左折して広い公園内を回ってR245の下を潜ると、すぐ右手に広い墓地がみえたが自転車貸出所は分からない。行きあった人に教えてもらって、やっと自転車貸出所前に到着、そのそばでスタンプをゲットした。
日立市の久慈大橋(くじおおはし)から常陸太田市の常井橋(ときいばし)まで 16.2km
所要時間 片道 約2時間 ※コース内にトイレはありません。(自転車貸出所わきにトイレ有り。)
久慈川沿いのサイクリングコースで、春夏秋冬それぞれに自然の優雅な風景が望めるコースです。
(久慈川サイクリングコースとJR久慈川鉄橋)
(自転車貸出所)
 これでスタンプラリーは10件全完、帰りに日立おさかなセンタ2階の物産課に行って、景品の鵜来来の湯の入場券を頂戴しました。スタンプ5個でいいのに、10個ゲットはご苦労様でした、と褒めてもらいました。
 確定申告書作成でごたごたして、この報告がすっかり遅くなってしまいましたが、次は3月5日に見に行って綺麗だった久慈サンピア日立脇の川沿いの紅寒桜並木の様子を報告します。



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