1.動 機 
 前日の平和台霊園の桜が今一つだったので、日立の桜の名所を巡ってもっと綺麗な桜を楽しもうと平和通りと熊野神社、神峰公園に出かけた。神峰公園を終わった後、まだ時間があったので新聞に出ていた、日立市との境界にある高萩衛星通信記念公園の桜も楽しんできた。
 
2.データ
a)山域:平和通り、熊野神社・神峰公園・高萩市衛星通信記念公園
(日立の桜見物の場所)

b)撮影日:2023年4月3日(月)
 我家11:10=11:25平和通り11:30=11:40熊野神社12:00=12:00神峰公園(昼食)12:50=14:35衛星通信記念公園15:00=15:20スーパ15:40=16:10我家

3.山行記録
 a)平和通り
 昼前に我家を出発、国道245を北上、旧職場の日立製作所日立工場の手前で左折すると、ビルにはまだ「HITACHI」マークが取り付けてあるのを見、右折して日製正門通りを入って行くと、正門は昔の儘で「株式会社日立製作所」とあり嬉しくなったが、省線門には「三菱重工業株式会社」の名板が付いており、工場の建屋の上には「MITSUBISHI POWER」のマークが付いていてガックリしながら通過、日立駅前の平和通りに出た。
 平和通りは日立駅から国道6号まで伸びる1kmの県道293、広い車道で外側にも側道があり、その間に桜の木が植えられている。駅の近くは古木が倒れてしまったのか、若木が植えられていて桜の花が少し寂しい。
平和通りのさくらについては日立市のHPに
 平和通りは、市民が名づけた名前です。戦災復興の中、昭和26年に開通しました。そのおよそ1キロメートルの道のりにソメイヨシノが約120本植えられています。春にはさくらのトンネルになります。その美しさは、かみね公園とともに日本さくら名所100選に選ばれています。
 4月のさくらまつりには満開の桜の中に、からくり仕掛けの山車「日立風流物」が出ます。高さ15メートル、奥行き8メートル。その5段の上で演じられるあやつり人形。日立風流物は国指定の文化財になっています。先人が桜へ託した願いと代々受け継いできた伝統芸能が花を咲かせます。
 桜の季節、もう一つ魅了するものは夜のライトアップ。ファンタジーな世界へいざなう平和通りです。
(日立製作所日立事業所)11:20
(日立駅前から平和通りへ)13:57
 200mも進んでけやき通り交差点の歩道橋が見えてくると、桜の古木が多くなり、桜の花が青空に映えて綺麗に見えてくる。
(平和通りの桜@)11:27
 歩道橋の下を通過すると、平和通りは少し曲がっている。
(平和通りの桜@)11:28

 始めのカーブを曲がるとしばらく直進、ここからの眺めもいい。その先で反対向きに曲がって、平和通りは最初の方向に戻る。
(平和通りの桜A)11:28
 二つ目のカーブを曲がった後は国道6号まで直進、残りの桜並木が全部見えて見事。
(平和通りの桜B)11:28
    (平和通りの桜C)11:29
(平和通りの桜D)11:30
 次は熊野神社に向かうが、私には場所?和子はナビなしで走って行く。国道6号に出て右折、神峰公園方向に進む。日立市役所前を通過したが、市役所も建て直されて7階建ての巨大なビルになり、その前の広場には出店用などのための大屋根が造られ、桜の若木が何本も植えられている。この若木にも桜の花が咲いていたので慌ててシャッタを押したが、車の速度も速くて余りいいショットにはならなかった。
 市役所前から前方を見ると、国道の向こうに神峰公園が見えていた。
(日立市役所前)11:33
(向かいは神峰公園)11:33

b)熊野神社
 市役所を過ぎたところの交差点で左折して県道36へ入って少し走っていく。
 歩道橋を潜ったところの交差点で、右の日立山手工場手前を通る道があり、入口に「熊野神社」の案内板が立っていた。右折して狭い道を走って行くと、宮田川手前に熊野神社の石の鳥居が立っていた。一の鳥居を潜って参道を車で入って行くと、ところどころ、脇に何台か車が停まっていたが、突当り社務所まで入って裏の狭い駐車場が空いていてラッキー、無事駐車。
(左に曲がって県道36へ)11:33
(熊野神社駐車場)11:37
  石畳の参道を歩いていくと桜の花盛りになっている大木があちこちに。その大木どうしが手をつなぐように繋がって花をさかせていて、賑やかでいい眺め。

 日立市のHPには熊野神社の桜について次の説明がある。
 ソメイヨシノが数多く植えられた境内は「花見の名所」で、本殿・拝殿の周囲、隣接の園内、そして参道の約30本が非常によく手入れされていて、実に素晴らしい眺めです。ここのソメイヨシノの特長は、神社境内であることから日常は人が踏み込まないために、枝垂桜のように地面近くまで枝が垂れていることです。
(熊野神社参道の桜)11:39
(熊野神社本殿前の桜)11:39
(熊野神社広場の桜@)11:39
(熊野神社広場の桜A)11:41
 参道脇の広場に何本もの桜の古木があって花盛り、入って行くと奥で敷物に座って花見中のご家族があり、その横の桜の花に黄緑の葉が混じって一味変わった眺め。近付いて拡大写真も撮ってみた。
(熊野神社広場の桜B)11:42
(熊野神社広場の桜C)11:42
 花盛りということは、散っている花びらもいっぱいあり、古木の根っことの共演が良い味わいになっていた。
(熊野神社広場の桜D)11:43
(熊野神社拝殿の桜@)11:45
(熊野神社拝殿の桜A)11:47
(熊野神社拝殿の桜B拝殿から振り返って)11:51

c)神峰公園
 熊野神社の桜を満喫して、次の神峰公園に向かう。宮田川の橋を渡ってから国道6号に出て、12時に神峰公園の登り道に入った。
 桜の花を見ながら、グルグル蛇行して5分ほど登って山頂駐車場に車を入れた。
(神峰公園山頂へ)12:00
(頂上駐車場)12:04
 駐車場からは桜の花越しに、日立北部の市街が見えていた。
(頂上駐車場から日立北部)12:06
(山頂駐車場から鵜首岬)12:06
 公園山頂部の桜の花と、展望台、バルカン像をいれてワンショット。
(神峰公園山頂展望台)12:07
 山頂展望台への登り道に入ると、外側に桜の老木が2本並んで綺麗な花をつけてナイスショット、間に遊園地のドリームコースターと神峰山山頂も写っている。
(山頂展望台下から桜と遊園地)12:09
 展望台の下の桜の花をバックに、バルカン像が天に向かって矢を向けている。バルカン像については、日立市HPに
 日立市と姉妹都市アメリカのアラバマ州バーミングハム市から送られた像。Vulcanは、ローマ神話に登場する火の神・ギリシャ神話の鍛冶神。
 日立市とアメリカ合衆国アラパマ州バーミングハム市とが昭和57年4月23日に姉妹都市となりました。その友情の証として、昭和60年10月バーミングハム市から友情の証として贈られた物です。このバルカン像と同じ物が、バーミングハム市にもあり、同じ鉱業の歴史を持つ都市としてのシンボルとなっています。c i-hitachi.com.
(展望台とバルカン像像)12:12
 展望台に登って見ると、遊園地のドリームコースター大きく見えていて、その向こうに神峰山山頂が聳えている。その前に日立鉱山の大煙突も見えている。
(展望台から遊園地と大煙突・神峰山)12:15
 周りを見渡すと、神峰山から風神山の山並みに、太平洋の海原の手前に日立市の南端から北端迄見渡すことができる。
(展望台から風神山・助川山・高鈴山・神峰山)12:17
(展望台から滑川町・日立駅前・日立港)12:17
(展望台から滑川海岸・浜の宮・会瀬海岸)12:18
(展望台からいわき市小名浜・小木津浜・浜の宮)12:18
(山頂展望台から外に出る)12:20
 山頂展望台からの展望を楽しんで下におり、ホリゾン神峰のレストランに入って昼食をとった。、
(ホリゾンかみね)12:34(市民プール)12:34
 昼食が終わったのが昼過ぎ、まだたっぷり時間があるので、昨日のテレビに「今桜並木が綺麗です」と出ていた、高萩市衛星通信記念公園に行ってみることにした。

d)高萩市衛星通信記念公園
 高萩市HP
 愛称は「さくら宇宙公園」
 平成22年7月に、公募で集まった95点から愛称として「さくら宇宙公園」が選ばれました。さくら宇宙公園は、我が国初のテレビ衛星中継受信の地を記念した公園です。
 公園内には、茨城大学の宇宙科学教育研究センターである宇宙電波館や、国立天文台のパラボラアンテナがあります。1周800メートルのジョギングコースやグラウンドゴルフ、お散歩や花見などでご利用いただくことができます。ただし、公園を安全にご利用いただくため、キャンプ及びバーベキュー、たき火及び花火等の火気を使用する行為、ゴルフの練習はご遠慮いただいております。
 「高萩市衛星通信記念公園の設置及び管理に関する条例施行規則に基づきます。

 高萩市と云っても、さくら宇宙公園は日立市と敷地を接していてそれほど遠くはない。県道10号を一路北上、県道230と繋いで45分で宇宙センタに到着した。桜並木が始まる入口に案内板があり、今は桜の花の代名詞みたいになっているソメイヨシノは、江戸末期オオシマザクラとエドヒガンからつくりだされたものとのこと。
(さくら宇宙公園の看板)14:39
 車道沿い両側に桜並木が続いたが、途中に「これより先身障者以外、車乗り入れ禁止」となっていた。一寸辛いかもと思ったが、頑張って歩いてみることにした。
 桜並木を眺めながら歩いていくと途中右手に筑波大学宇宙電波館の建物が目立っていた。
 桜並木を眺めながら10分ほど歩くと、休憩舎の先で桜並木はお終い、パラボラアンテナだけになってきた。
(宇宙電波館)14:44
(パラボナアンテナ)14:48
(休憩舎のところで桜並木お終い)14:47
 ここで来し方を振り返ると、桜並木の眺めが見事! 頑張って歩いた甲斐があったというもの。
(車道の桜並木を振り返る)14:49
 宇宙電波館の反対側は芝生の広場になっていて、この中にも桜並木が造られていて、車道沿いよりゆったりとしたいい眺めだった。
(広場の桜並木を振り返る)14:50
 パラボラアンテナも桜並木と組合せるとなかなかいい眺め、駐車場所まで広場を引き返しながら、何回もこの組合せ写真撮っていった。
(引き返しながらパラボラと桜並木の組合せ写真A)14:52
(引き返しながらパラボラと桜並木の組合せ写真B)14:52
 駐車場所まで引き返して、入口方向に向かって広場の桜並木を写真に撮ってみたが、まだまだ桜並木は長かった。
(駐車場脇から公園入口方向の桜並木)14:55
 駐車場所まで引き返すとパラボラアンテナが見えなくなったので、も一つ外側に出てシャッタを押した。
(駐車場脇広場桜並木外側からパノラマアンテナ)14:56
 駐車場に戻って入口まで車中から桜並木を眺めながら日立の桜外に出て、途中久しぶりの日立市街のスーパで買物を楽しんでから我が家に帰った。
 次は、翌日4月20日に娘と行ったひたち海浜公園のネモフィラとチューリップと、4月28日に行った赤羽緑地のクリンソウの報告をします。



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