Q101.武尊山と笠ケ岳

1.動 機
百名山の伝説と信仰の山武尊山と尾瀬西端の山笠ケ岳とを組み合わせて登る計画が、水戸アルパインの10月例会として計画された。


2.データ
a)山域:武尊山(2158m)、笠ケ岳(2058m)
b)登山日:2003/10/18(土)晴、10/19(日)晴、前夜発
c)コースタイム: 
10月17日:計算センタ前 18:40 =勝田西口 19:30 =24:00 戸倉山の家「えびやん」(泊)
10月18日: 「えびやん」6:30=7:10 草倉沢登山口P7:20 ---- 7:35 分岐点---- 8:50 避難小屋 ---- 11:05 前武尊分岐 ---- 11:55 武尊山山頂(昼食)12:25 ---- 12:55 前武尊分岐 ---- 13:40 家の串 ---- 14:05 剣ケ峰---- 14:40 前武尊14:50---- 15:15 スキー場上 ---- 16:20 スキー場P---- 日帰り温泉---- 18:30 「えびやん」(泊)
10月19日:「えびやん」 6:05 ---- 6:40 鳩待峠7:00 ---- 8:25 オヤマ沢湿原---- 8:45 分岐---- 9:50 小笠ーー---- 10:20 湯の小屋分岐 ---- 10:30 笠ケ岳山頂(昼食)11:00 ---- 12:40 オヤマ沢湿原 ---- 13:40 鳩待峠=「えびやん」=入浴= 24:30 日立自宅
d)同行者:水戸アルパイン(男10、女16)、和子
e)地形図:1/25000 「鎌田」「至仏山」
(武尊山登山ルート)
(笠ケ岳登山ルート)


3.山行記録
茨城を前夜に出発して、戸倉の「えびやん」に半泊して、翌朝宿の車で武尊山の草倉沢登山口まで運んでもらった。準備運動をしてから紅葉した白樺林の中を歩き始めて1時間半で、三角の可愛い武尊山避難小屋に到着した。途中、道がぬかるんだところが多くて苦労もした。
(草倉沢登山口」)
(紅葉の登山道)
(どろんこ道)
(武尊避難小屋)

避難小屋を過ぎると視界が開けてきて、お天気がいいので尾瀬から日光の山が良く見えていた。
(尾瀬の山−日光の山)

セビオス山を通過して、岩山の中の岳中腹を巻いて歩く途中に前武尊への分岐があった。
(中の岳を巻く)
(前武尊分岐)

分岐を左に見送って笹原を歩くと、左手に家串山から川場剣ケ峰、前武尊につながる下山道の尾根筋、右に剣ケ峰から西岳につながる高手新道の尾根筋がつながり、その間には赤城の山々も見えていた。
(高手新道方面を見ながら)
(家串−赤城−剣ケ峰)

日本武尊の銅像にご挨拶して沖武尊に登頂した。
(日本武尊命)
(証拠写真)

山頂からは谷川連峰−越後の山々−日光連山−桐生の山々と360°の大展望を満喫できました。
(谷川岳−巻機山−八海山)
(越後の山)
(越後の山−尾瀬の山)
(家串−川場剣ケ峰−前武尊、上に足尾の山)

下山は前武尊分岐まで戻り、痩せ尾根と岩場の続く家串山を越え、険しい剣の峰を巻いて前武尊の分岐まで歩いた。
(家串山を越える)
(川場剣ケ峰を巻く)

前武尊山にも大和武尊像があり、ここで一休みして、オグナ武尊スキー場の大駐車場まで歩きました。スキー場近くでは、日差しに輝く紅葉がとても綺麗でした。
スキー場で宿のバスに乗り、宿に着く前に日帰り温泉で汗を流した。
(前武尊証拠写真)
(紅葉の武尊スキー場)


二日目は鳩待峠からオヤマ沢田代を通って笠ケ岳に登りました。尾瀬が大好きな4人の男性が尾瀬ケ原に下り、残りの24名は至仏山への登山道に入った。
(鳩待峠/尾瀬大好きの4人)
(残りは笠ケ岳へ)

ガスが晴れてきて、登山道からは至仏山から尾瀬ヶ原が見渡せ、燧ケ岳も見えるようになってきた。
(尾瀬け原)
(燧ケ岳)

木道が敷かれたオヤマ田代湿原に入り、小至仏への分岐を過ぎると、昨日と同じように泥濘るんで歩きにくいところになった。悪沢岳を越えると目の前の展望が開け、小笠、笠ケ岳の向こうに武尊山も見えてきた。
(オヤマ田代の木道)
(武尊山と笠ケ岳・小笠)

ガレバを登った山頂には樹氷が美しく輝いていた。
(ガレ場を登る)
(笠ケ岳山頂)
(樹氷と燧ケ岳)

展望も武尊山と同じように素晴らしかった。
(谷川−越後−尾瀬)
(尾瀬−日光−足尾)
(足尾−赤城−武尊)

復路も往路と同じ道を引き返したが、晴れ間が広がり、展望は登る時よりももっと良くなっていました。
(下山開始:眼下に片藤沼)
(トラバース:至仏、小至仏、燧)

鳩待峠から「えびやん」のバスに乗って宿に帰り、迎えに来ていた日立電鉄のバスに乗り換えて日帰り温泉で汗を流した。茨城へは関越道R50を繋いで帰ったが、帰途、車窓から武尊連峰、榛名山、赤城山の山々を眺めることができた。
(バスからの武尊連峰)




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