S14.一等三角点の山・高田山
(ついでにピークハント高取山)
1.動 機
国土地理院のHPを調べると、茨城県には一等三角点が21点あり、そのうち14点は平地にあって、山のてっぺんにあるのは八溝山、栄蔵室、男体山、高鈴山、吾国山、高田山、筑波山の7点だけである。高田山は常北町と七会村の境界にあり、地形図にも山名表示がないので名前も知らなかった。ここだけはまだ登ったことがなかったので、茨城一等三角点の山を完登する意味で、今回高田山に登ってみることにした。ついでに、その近くにある山でまだ登ったことのない高取山に登って、冬の陽だまりハイクの一日を楽しんできた。

2.データ
a)山域:高田山(255m)、高取山(356m)
b)登山日:2005/01/25(火)晴
c)コースタイム: 
自宅9:00 = 10:10 新道路側P10:15 ---- 10:30 車止め ---- 10:40 高田山10:50 ---- 11:20 脇道展望所11:30 ---- 12:00 新道路側P12:05 ---- 12:25 仏国寺13:10 ---- 13:45高取山13:55 ---- 14:30 仏国寺14:35 = 16:30自宅
(高田山歩行ルート)
(高取山歩行ルート)
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000「徳蔵(北西)」、「野口(南西)」

3.記 録 
a)高田山
我家をゆっくり出発して、県道61を走って古内小前で県道51に右折し、七会村に入ってすぐの信号で左折した。 この道は私の車のナビには無い道で、地形図でも途中で切れているが、今は笠間まで貫通している。ポケナビで見当をつけて、林道入口近くに路側駐車した。
林道の入口には「土砂崩れのため全面通行禁止」の立札が立っていてクサリを張ってあったが、かまわず入る。林道を気持ちよく歩くとT分岐に出合い、車止めを越えて更に林道を歩くと直ぐに山頂のNTT中継所だった。目当ての一等三角点はそのすぐ脇の高みにあった。早速証拠写真を撮る。
展望は無いのですぐに引き返し、下りは車止めの手前から破線の道を歩いた。日当たりのいい陽だまりハイクにぴったりの気持ちの良い道だった。途中、左側の尾根筋に立派な道が分かれていて、駐車場所に直接下りられそうなので、これ幸いと左折した。伐採場所に出て道は消えたが、目の前に赤沢富士から花香月山、鶏足山、仏頂山辺りまでの展望が開けており、今日一番の展望をしばらく楽しんだ。 ポケナビでもそのまま強引に下りれば駐車場所はすぐだったが、本日は藪漕ぎは止めようと破線の道に引き返した。破線の道が新道に出るところは高い法面の上になっていて、踏み跡を辿って右におりた。車道を歩いて駐車場所はすぐだった。
b)高取山
車で35分走って仏国寺の駐車場に車を止め、200段の石段を登って県重要文化財の仏国寺にお参りした。大きな梅ノ木もほころびていて気持ちの良い境内だったが、鐘楼には重要文化財につき鐘を突いてはいけないと立札があった。
そのまま登山道方向に進むと両側に大きな崖が覆いかぶさった広場があり、たくさんの石仏や有名そうな上人様のお墓などが岩場のあちこちに立ち並んでいて、おどおどしい感じを醸し出していた。風も無く日当たりも良いので、ここでお弁当を広げた。
ここで道は二股に分かれ、地形図の破線の道は左と判断して進んだが、右の道が広い林道に繋がっていて、杉林の先で合流した。尾根に出ると広場状になっていて、昼食以後動作しなかったポケナビがここでやっと作動を始めた。手前に高取山への分岐があり、雑木林の中の気持ちの良い登山道を歩き、左の分岐に入るとすぐに高取山山頂だった。山頂からは御前山の山波が眼前に広がっていたが、今日は暖かくて霞がかかり、奥久慈の山や高鈴山などは見ることが出来なかった。
証拠写真を撮って下山にかかり、登りとは少しずつルートを変えながら下って、25分で駐車場に着いた。帰りは御前山に出てR293を走り、常陸太田で買物をして夕方我家に帰り着いた。



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