S22.筑波山

1.動 機
筑波山にはたくさんのハイキングルートがあって、カタクリを愛でたり、展望を楽しんだり、色々なルートを歩いてきた。今回は、今まで歩いたことのない、p3ルート(筑波山神社からつつじケ丘)、つつじケ丘からのスイス製ロープウエー、m4ルート(自然研究路の第一展望台から林道に下りる)を歩いて、紅梅が見頃だという梅林を散策することにした。天気予報では今日がピッカピカの快晴の予報だったので、前回の太郎山の時に啓ちゃんに声をかけ、久しぶりの夫婦二組の山行が実現した。
2.データ
a)山域:山域:筑波山(875m)
b)登山日:2005/02/09(水)晴後曇
c)コースタイム: 
自宅7:15 = 9:20 第3駐車場9:45 ---- 9:50 筑波山神社 ----(P3ルート)---- 10:50 つつじケ丘 11:00 =(ロープウエー)= 11:06 上駅 ---- 11:15 女体山 11:25 ---- 御幸ケ原 ---- 12:00 男体山 12:35 ---- 12:45 第一展望台12:50 ----(m4ルート)---- 14:00 第3駐車場 ---- 14:10 梅林14:30 ---- 14:45 第3駐車場14:55 = 17:00自宅
d)同行者:小林啓夫妻、和子
e)地形図:1/25000 「筑波(北東)」

3.記 録 
a)登り
市営駐車場に待ち合わせして9時35分に歩き始め、まず神社にお参りする。入口の柿の木(?)にメジロが止まって黄色い実をついばんでいる。写真を撮りに近づいて行ってもついばみ続けていたが、カラスの一声が聞こえると逃げてしまった。ここからつつじケ丘まではなだらかな登り、冬の陽だまりの中を気分良く歩く。お姫様二人は久しぶりの同行で、道すがら明るい話し声が絶えなかった。
ロープウエーの乗車売場で片道切符を頼むと、山頂は凍っているから十分に注意するよう4人を気遣って注意してくれた。20分ごとに発車する新品のゴンドラは同乗者は我々以外に7,8人、視界も広く取ってあってとても気分が良い。名版には2004年2月製造71人乗りとなっている。
ロープウエーを降りて女体山に登たが、階段に積もった雪が凍っていて大変だった。手すりにしがみ付きながら一歩一歩慎重に登る。神社には中国か韓国の家族と思われる数人がたくさんのご馳走をお供えしていた。そういえば今日は旧暦の正月だった。日本と違ってまだまだ信心深い人の多い国も多いのだ。
山頂に岩場まで上ると積雪はほとんど無かったが、やはり歩き方は慎重になる。 女体山自慢の展望は、全体的に霞がかかっており、天気予報を裏切って雲も出始め、残念ながら全く視界が利かない。 近くの加波山や宝鏡山がうっすらと見えているだけだった。風が強くて寒いので証拠写真を撮って早々に下ったが、下りは上り以上に気を遣った。
ロープウエー分岐から御幸ケ原までも雪が結構残っていた。途中、2羽の小鳥は戯れていた。写真を撮って後で調べたらアオジのようだった。御幸ケ原から男体山までの斜面は雪が殆ど消えていて気分良く登った。山頂に着いてもこちらもやはり展望は無かった。神社にお参りして、その前で霞を眺めながら弁当を広げた。
b)下り
神社から立身石方向という指標に従って自然研究路に下り、雪の消えた研究路を展望台のところまで歩いたら、丁度下から展望台に登ってくる意外な人にバッタリと出会った。下山先生が一人で歩いてきたのだった。お互いびっくりして声を掛け合い、向かい合って写真を取り合った。m5ルートを登って、途中の分岐から右に入ってm4の途中に登りついて展望台に上がってきたところだったとのこと。途中、見事に凍りついた滝のツララが綺麗だったとデジカメの写真を見せてくれた。
展望台で一緒に霞の展望を味わった後、先生にm4ルートの道を確認してから下り始め、m3ルートの分岐を通り過ぎ、m4ルートの急坂をどんどん下って475mの標石に着いた。ここで方向を確認しないまま踏み跡を辿り続けたら、いつの間にか駐車場へ直接入るトラバース道に入っていた。
一旦駐車場に戻って、ザックを置いて梅林に向かった。紅梅は丁度見頃で綺麗だったが、白梅はちらほら、筑波梅林は白梅の木が多いので全体的には少々寂しい。園内をゆっくり歩いて、場所を選んで記念撮影をした。ここにも小鳥がいたが、やはりすぐには名前は判らず、写真を見て調べるとツグミだった。



戻る

inserted by FC2 system