T14 御前山(下山学校新年登山)

1.動 機
昨年暮れの忘年登山で、2006年の新年登山の計画を和子がおおせつかった。雪が降ってもアクセスできそうな近場で、適度に歩きがいのあるところとして御前山を候補として考えた。御前山はみんな一度は歩いていそうだが、きっと昔のことだろうから、思い出しながら歩くのも良いかと考えて提案した。御前山は関東ふれあいの道の一番端のルートであり、当初は関東ふれあいの道の出発点である那珂川橋を渡った飯野から歩き始める予定だったが、数日前雪が降ったので車道歩きを短縮して岩戸から歩き始めることになった。当日はいいお天気の日を選ばれたので、雪の残った登山道も冬の陽だまりのもとで、参加者8名で和気藹々とゆっくりとハイキングを楽しむことができた。
(御前山ハイキングルート)


2.データ
a)山域:展望台三角点(183m)、御前山(156m)
b)登山日: 2006/01/26(木)晴
c)コースタイム:日立自宅 8:10 = 9:00 桂道の駅 9:10 = 9:25 岩戸馬頭観音前 9:35 ---- 10:50 青少年旅行村入口 ---- 11:10 富士山(昼食)11:55 ---- 13:55地形図御前山山頂 ---- 14:05 東屋 14:10 ---- 14:35桂道の駅 14:40 = 14:55 岩戸馬頭観音前 15:50 =16:05桂道の駅 16:10 = 17:30 日立自宅
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000「野口」

3.記 録 
我家を予定より若干遅れて出発し、集合時間ジャストに道の駅桂に到着すると、皆さん全員集合済みで、とっくにお買い求めされたさわがになど名産品の品評会中だった。早速、小佐野車と川本車に分乗して那珂川大橋を渡ってR293を走り御前山橋を渡り返し、県道212を西走して出発地点の岩戸まで移動した。岩戸には謂れのありそうな2体の馬頭観音があり由緒を書いた説明板がたっていた。
(車道をのんびり歩きました)
出発地点の8人揃っての証拠写真を撮ってから、雪の残っている車道を歩き始めた。右手には御前山ダムが工事進行中で工事車両の案内人が数箇所立っていたが、車道も走る車はほとんどなく、良く晴れた青空のもとを気持ちよく歩いた。15分を歩くと青少年旅行村の大きな立札が立っていて、右に曲がった。大きな御前山村の観光案内板があり、その前で小休止し、雪の車道を進むと青少年旅行村の施設があり、関東ふれあい道の大きな看板が立っていた。トイレを借用したりして、ここから登山道になり階段道を登るとすぐに富士山の山頂に到着した。立派な展望台があり、日光の男体山は見えなかったが、悠々と流れる那珂川の向こうに奥久慈男体山が目立っていた。テーブルとベンチがあり、少し早めだったが揃って弁当を広げた。にぎやかな昼食を終わって、出発間際に思い立って三角点を探したが見つからなかった。
(雪の登山道)
(何度か林道を横切る)

ここからはアップダウンしながらの尾根歩きが続き、時には林道を横切ったりしたが、途中、展望ベンチがあったりして展望を楽しみながらゆっくりと歩いた。日陰の所にはまだたっぷり雪が残っていて、雪をバックに集合写真を撮ったりしながら、冬のハイキング気分も十分に味わった。ハイキングルートには数百米ごとに案内板があり、現在位置と青少年旅行村と那珂川大橋までの距離(合計は6.1km)を書いた立札が各所に立っていた。所によっては、那珂川大橋が御前山になっていて300mほど距離がずれるので混乱し、気分的にもなかなか終点に近づかなかった。
国土地理院の地形図にある御前山の地点についたが、なにも表示がない。土地の人はここを御前山とは認識していないようだった。その先の休憩舎で一休みし、一下りで大橋近くの東登山口に降り立った。桂道の駅について下山車で小佐野と川本の二人の運転者を運んでもらう。今度はR293に出ないで、雪の残った県道を走った。道の駅に戻ると皆さん待っておられ、挨拶して楽しかった年初めハイキングは解散になった。



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