T28 神峰山から高鈴山周回コース

1.動 機
62会ハイクの2月例会は、本山のあかさわ山荘から神峰山−高鈴山−キャンプ場と周回するコースで案内が出された。本山から神峰山へは薄い踏み跡を辿る直登らしく、下山先生の案内なしでは歩けそうにもないコースのようなので楽しみにして参加した。当初10名の参加予定だったが、天気予報がころころ変わり登山日が直前に決まったので実参加者は5名になった。天気予報がはずれて、一日中太陽が出ずじまいでちょっと寒い一日だったが、少人数でも和やかで楽しい山歩きをしてきた。

2.データ
a)山域:神峰山(599m) 高鈴山(623m)
b)登山日:2006/02/28(火)曇り
c)コースタイム:
森山自宅7:55 = 8:35 あかさわ山荘前9:00 ---- 10:00神峰山10:20 ---- 10:50 旧道トンネル ---- 11:45高鈴山(昼食)12:25 ---- 13:10 キャンプ場13:15 ---- 13:40 あかさわ山荘 14:35 = 16:00森山自宅
d)同行者:下山、安藤、大矢夫人、和子
e)地形図:1/25000「町屋(東部)」

3.記 録 
自宅を8時前に出発して、日立の出勤渋滞を避けて常陸太田に回り、R349を走って無事定刻に本山のあかさわ山荘前の駐車場に到着した。先生からコースの説明を受けて歩き始めた。
(階段を登ってから沢を渡った)
県道を登り、旧道に入って少し歩くと、右手に踏み板がない鉄製の壊れた階段があった。先生はこの階段を登っていく。こんなところから山に入る着想はどこから出てくるのだろうと思いながら、後に続いて何とか階段を登ると、なるほど踏み跡らしきものがあった。この踏み跡をたどって急斜面をトラバースすると、沢を木の橋が渡っていた。沢沿いにも踏み跡が伸びており、こちらを登っても沢沿いで山頂にたどり着けるらしいが、今回は橋を渡った。橋を渡った先の右手には急斜面が立ちはだかっており、先生はここを攀じ登っていく。後を樹木にしがみつきながら攀じ登ったら尾根に出た。私の目には道は見えなかったのだが、「ちゃんと踏み跡があっただろう」とおっしゃる。「ここからは尾根をはずさないように上へ上へと登っていけば神峰山頂なので勝手に歩け」との話。気持ちのいい雑木林の尾根を登っていくと、大煙突のエンブレムのある山頂に到着した。出発してから丁度1時間たっていた。
(神峰山頂)
(気持ちのいいハイキングコース)

山頂は水溜りに氷も張っているほど寒い。一枚防寒着を追加した。エンブレムに描かれた健全な時の大煙突と、眼下に見える1/3になった大煙突との高さの違いが話題になった。集合写真を撮って神社にお参りして下りにかかった。下り道は良く手入れされたハイキングルートなので、快調に歩いて下った。安藤さんの忙しい活動など話が弾んだが、陽が射さないので下りでは身体が温まらなくて寒い。雪山でもめったにはめることのない手袋をつけて歩いた。
  (高鈴山頂の展望台)
(もとやまキャンプ場)
30分ほどで向陽台からの道と合流し、高鈴山へのなだらかな登山道に入った。何度か休憩しながら、アップダウンを繰り返して1時間弱で高鈴山頂に到着した。早速立派な展望台にあがってみると、遠くの雪山は見えなかったが、奥久慈男体山、白木山、生瀬富士、八溝山と近くのお馴染みの山が見え、海岸線は小名浜まで綺麗に見えていた。それぞれに弁当を出して昼食をとり、一人で登ってきたひたちなかの男性に集合写真のシャッタを押してもらって下山にかかった。
諏訪へのコンクリート舗装の道を助川城址との分岐点まで歩いたが、久しぶりに歩くと随分長く感じられた。ここで左折した林道の先が再び分岐点になる。両方がゲートで車止めされており、右側は助川城址への道に合流するらしい。今回はあかさわ山荘へ降りるので左のゲートを通った。コンパスを出して、地形図の上での確認方法の講習を受けて方向確認をした。石灰山バス停への分岐を右に見てどんどん下ってキャンプ場に着いた。キャンプ場は昔の大角矢という社宅の跡地で広々とした贅沢なキャンプ場だった。キャンプ場の先でまた分岐があるが、右手に入って直接あかさわ山荘に降りた。山頂から1時間15分たっていた。



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