T47 里美の滝めぐり
(水戸アルパイン4月例会)

1.動 機
水戸アルパインの4月例会は奥竜神の沢登りだったが、ここのところの雨続きで水量が多く、リーダが下見をした結果、皆を連れて歩くのは危険と判断された。当日朝になって、行き先を薄葉沢の滝と生田川の滝を里美富士山で繋ぐル−トに変更したと知らされた。我家は前日コシアブラを採取しに里美富士に登ったばかりだったのだが、雨上がりの奥竜神で足を滑らせて沢の中にドボンと落っこちるのを恐れていたので、少しほっとした。薄葉沢の滝と生田川の滝を山で繋ぐルートと、大滝の上にあるノンデンボウの滝までは上がったことがなかったので、これを楽しみに歩いた。

2.データ
a)山域:三角点峰(638m)
b)登山日:2006/04/23(日)曇時々晴
c)コースタイム:
森山自宅 6:50 = 8:15常陸太田 8:35 ---- 9:10 塩の草9:15 ---- 9:30 薄葉沢10:20 ---- 11:15三角点峰(昼食)11:40 ---- 12:10 生田川13:20 ---- 13:30林道始点13:40 = 13:50ぬくもりの湯14:40- = 常陸太田 = 森山自宅
d)同行者:水戸アルパイン15名(男8、女7)、和子
e)地形図:1/25000「里美牧場」

3.記 録 
1予定は奥竜神の沢歩きで、去年歩いた亀ケ淵から武生までの更に奥に、武生から持方まで沢を遡上する計画だった。めったに人が入らない難しいコースで、楽しみな反面、ここのところの雨続きで、滑って流れの速い沢に滑落するのではないかと心配していた。定刻の15分前に常陸太田のリーダ指定の乗車場所富士祭典前に着くと、リーダから「先日奥竜神を下見したら、道路は崩落し水量は多くて危険なので、行き先を薄葉沢の滝巡りと生田滝の滝巡りを里美富士で繋ぐコースに変えた」と知らされた。我家は、前日コシアブラを採りに里美富士に登って薄葉沢を歩いたばかりだったので少々がっかりした。それでも、まだ歩いたことのない里美富士から生田川に降りるコースやノンデンボウの滝あたりは歩いていなかったので、これが楽しみだった。
R349を北上し、生田の部落から生田川沿いの細い道を走って下山口をバス運転手に承知してもらった。引き返して、一つ北の塩の草部落まで走って、ここで身支度を整えて、揃って薄葉沢への林道を歩き始めた。
「塩の草滝・薬研の滝」の立札のところから右岸を歩くことになり、沢を渡った。水量が多いので石から石へ飛ぶのに勇気がいる。サブリーダが先に渡ってもじもじしている女性陣をサポートしてくれた。塩の草滝・薬研の滝の上、薄葉沢の滝のところでまた左岸に渡り返した。いくつもの岩伝いに沢を渡ったが、岩にはコケが生えていていかにも滑りそうで気持ち悪かった。薄葉沢の滝は水量が多くて迫力があった。集合写真を撮ったが、足場を取りにくくて全員揃うことが出来なかった。
(勇気のいる沢渡り)
(水量豊富な薄葉沢の滝)
薄葉沢はここまでにして、林道を少し下って里美富士への登山道に入った。道は結構な急登だが、あちこちに山桜が咲いていたり、コシアブラが芽を出していたり、ワイワイ言っている内に尾根に着き、すぐに638mの三角点に到着した。里美富士はこの先の560mのピークなのだが、そこまで足を延ばすのはやめてここで昼食になった。
昼食後、ここから「生田」の道標に従って南東への尾根の登山道を下った。途中から杉の植林の中のものすごい急坂になった。死んだ植林で、ところどころ枯死した杉が立っているので、これを頼りにすると立ち木もろ共転げ落ちることになり、きわめて危険だ。谷を渡って小滝の上の沢に出た。今年1月にここを奥まで滝巡りしたが、今日はここから下り、見返りの滝、中滝を眺めて大滝の前の橋の上で、豪快な大滝を皆で眺めた。ここで集合写真を撮って、林道を登ってノンテンボウの滝を眺め、更に上の上滝まで登ってから下った。ノンテンボウの滝には大滝の脇を攀じ登っていくものと思い込んでいたのだが、林道を歩くとすぐだった。
(大滝)
(ノンデンボウの滝)



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