V18.矢大臣山

1.動 機
亀楽会の一月例会・いわき市の最高峰・矢大臣山登山に参加してきた。この山には、花の時期に鬼ケ城山と一緒に登ったことがあるが、その時は小白井側から林道を歩いた。今回は湯沢側から登り、寒風の中、雪の積もった登山道を登った。

2.データ
a)山域:矢大臣山(965m)
b)登山日:2008/01/26(土)晴後曇
c)コースタイム:
日立自宅 7:30 = 7:55 日立駅前 8:05 = 8:15 日立中央IC = 9:05 小野IC = 9:30 湯沢登山口 9:55 ---- 10:10 展望所 10:15 ---- 10:25 分岐 ---- 10:50 長持石 10:55 ---- 11:10 矢大臣山(昼食)11:50 ---- 12:05 長持石 ---- 12:15 分岐 ---- 12:35 湯沢登山口 12:55 = 13:15 小野IC = 14:10 日立中央IC = 14:35 日立自宅
d)同行者:亀楽会会員10名(男性8名、女性2名)和子
e)地形図:1/25000 「小野新町」



3.山行記録
我家の愛車で日立駅前に着くと、2台の車が先着していた。今日は参加者が増えて12名になったとのこと、初顔合わせの挨拶をして、我家の車には2名の女性会員が同乗して出発した。日立中央ICで常磐道に乗り、磐越道小野IC出口で再集合した。ここからは我家のナビの先導でR349や県道41を南下して「湯沢山荘、矢大臣山」への道標を見て地方道に入り、湯沢温泉の分岐から少し北に走ったところで「矢大臣山ガイドマップ」の表示板を見て、右の林道のような細い道に入った。だんだんと雪が増えてきてゆっくり走った先に、少し広くなった場所を見つけて駐車した。
気温が低くて風も吹いてきて寒いので、フリースやヤッケなど色々着込んで雪の積もった林道を歩き始めた。
(ここに駐車)
(雪の林道を歩き始める)

15分も歩いたところに駐車が出来そうな広場があり、身体も温まってきたのでここで衣服調整をしながら、振り返ると格好のいい蓬田岳が見えていた。
ここを過ぎるとすこし急坂になったがすぐになだらかになり、やがて左に分かれ道があり、「こっちが矢大臣山だよ」の小学生の書いた道標があった。左に曲がると目の前に矢大臣のなだらかな山容が見えてきた。
(展望所から蓬田岳)
(登山道から矢大臣山)

小学生の集団登山のコースになっているのか、樹木には氏名を書き入れた樹木の名板が取り付けてあった。名盤の数は30枚近くあり、木の名前に弱い我家には有難い情報だ。
(たくさんの樹木名板が取り付けてあった)

全体的になだらかな登山道だったが、一箇所だけ10mほどの急登があり、階段とロープがつけてあった。これを登ったところに長持石があり、展望もいいので一休みした。
(急登に階段とロープ)
(その先に長持石)

長持石から少し登ると道がなだらかになり、その先に「水飲場」と「山頂まで420m」の看板があり、小学生の「美味しい水が飲めるよ」の案内もあった。
水場には寄らないでそのまま通り過ぎ、少し登るとすぐに山頂の一角だった。芝生の草原になっており、周りがヤマツツジの群落で囲まれており、花の時期には見事だろうと思われた。左手に立派な展望台が見え、たくさんのアンテナ塔が林立していた。
(水飲場)
(山頂展望台)

展望を楽しもうと思って展望台の上に上がったが、風が強くて寒い。Koさんに集合写真を撮ってもらって周りを見渡すと、下の雑木に樹氷が凍りついて綺麗に光っていた。北西方向が鉄塔などで少し遮られていたが、360°の展望が開けていた。
(展望台上での集合写真)
(南面に樹氷と大滝根山)

生憎と天気は下り坂になり、遠くの雪山は見ることができなかったが、南東に水石山、湯ノ岳、三大明神山、東に蓬田岳、宇津峰、一盃山、高柴山、北に大滝根山、などと登った山が見えていて嬉しい。
(東方面の展望:蓬田岳−宇津峰−日影山−一盃山−高柴山)

展望台の下で昼食をとったが、ここでも冷たい風が吹いて寒かった。寒くて山頂の三角点を踏むことも怠って下山にかかった。下りはアイゼンを付けて歩き始めたが、トップはどんどんと引っ張って行く。林道に出てからも休むことなく、蓬田岳を眺めながら快調に歩いて、45分で駐車場に着いた。
(下りは雪道を快調に)
(林道もどんどん下った)

帰途、身体を温めようと小町温泉に立ち寄ったがお休みだった。あまり汗もかかなかったので、そのまま小野ICに向かい日立に帰ってきた。




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