W21.天神山
(茨城県の低山ピークハント)
1.動 機
天神山は東海村の村松虚空蔵尊の近くにある山で、地形図では17.4mの三角点を持ち、最高点の標高は22mである。超低山ではあるが、一人前に地形図に山名が載っているのでシモンHPにもリストされている。わざわざ登りに行く気にはならなかったが、東海村に出かける所要ができたので、そのついでに山頂を踏んできた。

2.データ
a)山域:天神山(22)
b)登山日:2009/02/01(日)晴
c)コースタイム: 田圃道P 14:55 ---- 15:00 切り通し ---- 15:05 三角点 15:10 ---- 15:30 天神山山頂 15:35 ---- 15:45 切り通し ---- 15:50 田圃道P
d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「常陸久慈」
(天神山ルート)
(天神山ルート高低差)


3.山行記録
我家を14時半に出発してR245を南下、原研の先、村松虚空蔵尊を過ぎたところの信号を右折して、天神山北面の区画整理された田園の中の直線道路に入った。交差点の道が広くなっているところに駐車して15時前に歩き始めた。
広い道路の南に低いが長い稜線を広げる山が天神山だ。三軒の新しい民家が建っている後ろの刈り払われている辺りが山頂のようだが、今日は標高差10mの登山を軽く見てスニーカで出かけてきたので、その急斜面を登るのはきつそうだし、刈り払い後の踏み抜きも怖い。
取り付き点を探りながら山裾の車道を西に辿ると、山並みの中間辺りに切り通しの道があった。これだけ長い山で遮られていると山の両側の人は何かと不便で、山の両側を繋ぐ切り通しが必要になったのだろう。
(田圃の向うに天神山)
(切り通し)

切り通しの入口、出口近くに左右の山に入る踏跡があった。右に上がれば三角点、左に上がれば最高点だ。地形図にはこの切り通しの表示はなく、三角点から山頂まで尾根通しで歩けるものと思っていた。右に登って行くとすぐに可愛い4等三角点が見つかった。赤白のポールと三角点と書いた白い角柱も立っており、この前で証拠写真を撮った。
三角点にタッチしても最高点も踏まないとピークハントしたことにならない。一旦切り通しまで下りて、向かいの山に分け入った。山頂までなだらかな尾根歩きだと思っていたが、藪の中の薄い踏跡は、途中小さな谷に下ったり急坂を登ったり、スニーカにはきつかった。200mばかり藪っぽいところを歩いて行くと、急に綺麗に切り払われた所に出た。この辺りが最高点のようで、下に民家も見えていた。平坦な地形なのでどこが山頂なのだか定かでなかったが、転がっていた板に用意してきた山名を書いた紙を取り付けて証拠写真を撮った。
(三角点)
(最高地点)

下りは藪漕ぎを短くしようと山頂近くの南面の斜面を下ったら、民家の納屋の所に出た。南面の道にはオドリコソウやイヌノフグリなど早春の花が咲いていた。もう春はそこまでやってきているようだ。
(ヒメオドリコソウ)
(オオイヌノフグリ)





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