狭間峠を甦らせる会 再開通の記録

「狭間峠を甦らせる会」(会長五十嵐勝美)は5月23日日曜日、過去に西山地域の生活主要道路であった狭間街道峠道の復元作業を行った。狭間峠はかつて柳津町西山地区、特に東川村にとっては生命線といわれる主要生活道路で旧会津高田町、古くは尾岐村の経済圏に位置し大沼郡に属していた。この街道が使われなくなってからはや数十年が経過して、九々明集落も廃村となって四ッ谷地区の住民がたまに訪れる程度の街道となったが、後生に歴史を残そうと「狭間峠を甦らせる会」が中心となって、四ッ谷地区の区長はじめ地区民の協力を得てこの日再開通が実現した。午前九時に四ッ谷公民館に集合、九々明集落まで移動してそれぞれ草刈り機械やチェンソーなどで午前中かかって明神ケ岳登山道との合流点まで見事に復元した。一行は会津盆地が見渡せる場所で昼食をとり下山後四ッ谷公民館で地区婦人や参加者で懇親をはかって再開通を喜び合った。今後多くのハイカーが利用してくれることを期待している。なお、作業及び懇親会には柳津史談会会長や山楽会のメンバー、柳津中央公民館館長が参加した。
峠の頂上にある馬頭観音石碑の前で

参加者公民館の前で

整備された峠道


付録 2009年秋(9/31)最初の整備時の写真

(整備前の狭間峠への道)

(整備後:秋には真っ黄色な道になります)




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