Z63.天神山

1.動 機
 この土日に職場OB会の鬼怒川温泉の旅館下見に出かけて、飲み放題食べ放題、運動なしで過ごしたので、体重2kg増で身体が重くなった。体調調整のために、先日見付けた風神山登山道を登って、近くの三角点峰の天神山を探索してみることにした。和子は「どうせ籔漕ぎでしょ」と言って敬遠、単独で出かけることになった。

2.データ
a)山域:天神山(162m)
b)登山日:2012/6/11(月)晴
c)コースタイム:自宅 13:25 ---- 13:40 登山口 ---- 14:00 風の広場 14:05 ---- 14:20 富士山看板 ---- 14:40 天神山 14:45 ---- 15:00 墓地 ---- 15:05 山側道路出合 ---- 15:20 ゴルフ場 ---- 15:45 自宅
(風神山周回コース)
(風神山周回コースの標高差)

d)同行者: 単独
e)地形図:「常陸太田」

3.山行記録
 昼食を終えて空身の様な格好で出発した。天気のいい午後で普通なら暑くて外を歩くのが嫌な時刻だが、今日は気温20℃ほど、さわやかな風が吹いて気持がいい。それでも風の広場まで登りつめると、少し汗ばんできて静かなベンチで一休み。
 風神山山頂まで足を延ばすのは止めにして、車も通れる研究所裏からの登山道を下って行く。右手に分れる踏跡が何ヶ所もあり、そのたびに少し踏み込んでみるが先が続かない。地形図の破線の道が分れるところに「富士山国有林」という水戸営林署の看板があり、ここにも踏跡があった。
(風の広場で一休み)
(天神山分岐)

 踏み込んでみると意外と立派な山道があり、ところどころ倒木が遮るところがあったが、手入れされた道が続いた。
 始めは尾根を右に見ながら歩いたが、いつの間にか尾根を左に見ながら緩やかに下って行った。地形図を見ると、三角点は破線の道から左に少し外れたところにあるので、適当なところから籔の薄みを狙って尾根筋に上がってみた。尾根はただっ広くて三角点位置を見当付けくい。しばらくうるうろと歩きまわっているうちに、「基本測点」の標柱が見つかり、その下に4等三角点標石があって目的達成!
 早速証拠写真を撮ろうとしたが三脚を持ってきておらず、カメラを立木にぶら下げて、方向の微調整に苦労しながらセルフタイマーでシャッタを押した。
(登山道があった)
(天神山三角点)

 破線の道に戻って西に下っては我家までの車道歩きが長くなりすぎる。南に向かって薄い踏跡を辿ると、やがて手入れのいい松林になり、左手に広い墓地が見えて来た。墓地があればいい道があるだろうと一安心。
(松の植林)
(共同墓地)

 墓地の下端まで下ると、予想通り立派な舗装道が南に下っていたが、左にも舗装道が分れていた。できるだけ左に行った方が我家に近くなると思ってその道を行くと、道が曲がったところに蜜蜂の巣箱を置いてあるのが見えた。その先がどうなっているかと、ぶんぶん飛び交う蜜蜂を気にしながら歩くと、道に沿って巣箱がどこまでも並んでいた。何の事はない、養蜂所を一回りして元の場所に戻ったしまった。
 もとの舗装道を下るとすぐに広い車道に飛び出し、出口には「石名坂天神山共同墓地」の道標があり、左手の橋には「ふじやまはし」の名前が付いていた。このあたりに富士山という名前で呼ばれる山があるのだろうか。
 左手上に研究所の建屋が見え、これが山側道路であることがやっと分った。道路は大工事の進行中で警備員が立っており、ここから民家のある方向に下る細い道には入らせてもらえなかった。この道を右に下って国道6号に出ては車道歩きが長すぎる。左手に見える車道を跨ぐ橋に上がればいつも歩く道に出られると思って歩いて行ったが、横断橋の両側は切り立った崖が登ることを拒んでいた。結局そのまま山側道路を歩いて行って、ゴルフ練習場のところから、朝登ってきた道に舞い戻った。
(養蜂場に迷い込む)
(山側道路は工事中)





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