B23.茨城県植物園と県民の森

1.動 機
 2月も末になると福寿草の花が開いたという情報があちこちから流れてきて、手軽なハイキングをしながら福寿草を見ることができる県植物園に出かけることにした。福寿草の外にもいろいろな早春の花を眺めることができ、県民の森にも入って5kmほどの軽いリハビリウオーキングを楽しむことが出来た。

2.データ
a)山域:茨城県植物園、県民の森
b)登山日:2014/02/25(火)
c)日程:自宅9:30 = 10:20植物公園駐車場 ---- 10:35展示室10:45 ---- 10:50岩石園10:55 ---- 11:05大温室11:50 ---- 12:00水生植物園12:05 ---- 12:15ゆめのつり橋 ---- 12:25第二広場 ---- 12:40見晴台 ---- 13:00広場 ---- 13:10水車小屋跡 ---- 13:25植物園駐車場 = 13:50常陸太田(昼食)14:20 = 14:40自宅
(茨城県植物園・県民の森歩行ルート)

(茨城県植物園・県民の森歩行ルートの高低差)

d)同行者:和子
e)地形図:1/25000 「石塚」

3.山行記録
 暖かくなった9時半に我が家を出発し、10時半ごろ植物園に入った。70才以上は4年前と同じように無料、大温室の入館券まで頂き、「ご来場有難うございます」と丁寧な御挨拶まで受けて中に入った。
 入口ゲートすぐ先の沈床園を過ぎたところに福寿草の群生地がある。まだ花数は少ないが、天気がいいので、咲いている花は陽を受けて綺麗に輝いていた。
(フクジュソウ)

 福寿草園の先には梅の花が咲いていた。紅梅はまだだが、白い花はもうすぐ満開といった状態で綺麗だった。
(ハクバイ)

 展示室では「植物園の花々、写真展part3」が開かれていて、県植物園や県民の森で、いばらき県民の森撮影隊の人たちが四季折々に撮影した花の写真など50点が展示されていた。写真の出来は素晴らしく、花写真の色々な撮影方法に感じ入りながら見せていただいた。数人の撮影者のコメントが展示してあったが、各人のこだわりの深さに驚かされる。
(花の写真展)

 岩石園に下りると、黄色いロウバイや赤いマンサクの花がポチポチ咲いていた。
(ロウバイ)

(赤いマンサク)

 遊歩道を歩いて熱帯植物の大温室に入った。温室の中は暖かく、寒さに弱い和子は大喜び。色鮮やかな大輪のランの花の数々に圧倒される。
(熱帯植物大温室)
(館内回遊)

 一階、二階の畑地ゾーンや沼地ゾーン、ジャングルゾーンなど巡りながら、運よく咲いていた熱帯地方の珍しい花を愛でながらゆっくりと歩いた。
 屋上近くの展望室まで登って、コーヒを飲みながらゆっくりしていると、下の方から子供たちの賑やかな話し声が聞こえてきた。大温室から外に出た時、展望台の近くの芝生で20人ほどの園児たちが賑やかにお弁当休みだった。先生方ご苦労さまです。
(ウコンラッパバナ:メキシコ)
(マレーシアシャクナゲ)

(ツンベルギア:南アフリカ)
(ミッキーマウスノキ:熱帯アフリカ)

 県民の森に入る手前で、ザゼンソウ群生地がある水生植物園に下ってみた。まだ少し時期が早い感じだったが、数株のザゼンソウを見ることが出来た。
(水生植物園)
(ザゼンソウ)

 植物園と県民の森とをつなぐ夢のかけ橋を渡り、県民の森への出口ゲートを通過する。一方向回転ドアになっていて、無料の県民の森から有料の植物園には入ることが出来ないようになっている。
 県民の森ゾーンに入って、桜山から始まって第二広場、第一広場と園内の遊歩道をゆっくりと歩いて行った。いずれもウオーキング目的と思われる何組もの入園者に出会う。
(県民の森への出口)
(県民の森遊歩道)

 第二広場の近くには、植物園で見ることが出来なかった黄色いマンサクの花が咲いていた。真っ青な青空をバックにひらひらとした花弁が可愛いい。
(シナノマンサク)

 今日は暖かいから展望は駄目だろうと諦めていたが、見晴台に上がってみると、目の前に茨城西部の山々がうっすらと見えていた。
(見晴台からの展望)

 県民の森の西外周部の遊歩道を歩いてマツ見本林や展望広場を回ることも考えないではなかったが、弁当を持参しなかったので少々お腹が空いてきた。第一広場から中ほどの道を歩いて北端の広場に出て、外周沿いの遊歩道を歩いて白鳥など眺めながら駐車場へ戻った。
 途中水車小屋があったはずの場所に来たが、小屋の姿は無く、土台の石垣と水車の軸を支えていた石柱と水路が残っているのみだった。
(白鳥、カモ)
(水車小屋跡)

 そのまま駐車場に戻り、途中、常陸太田の行きつけのレストランに入って昼食を食べてから15時前に我家に帰ってきた。




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